【ロピア】の超格安スペイン赤ワイン「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」の味に驚きました。

2024年4月15日

1.はじめに

 今まで2回に渡り格安スーパー【ロピア】で、300円~400円ほどで購入した超格安チリワイン、「アミーゴス」というワインシリーズを3種類ご紹介し、そのコスパが最高だったというお話をしました。

「アミーゴス」のご紹介(その2)
「アミーゴス」のご紹介
(その2)
「アミーゴス」のご紹介(その1)
「アミーゴス」のご紹介
(その1)

 今回は同じく【ロピア】で、チリではなくスペインの超格安ワインの「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」を見つけたので、ご紹介したいと思います。「アミーゴス」は、いつのまにやら300円ほどから400円ほどに値上がりしてしまいましたが(それでもコスパは最高)、今回ご紹介する「ロペス メルシェ」は、まだ300円ほどで買うことができました。

2.「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」とは

 「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」を呑む前に、ラベルの情報などから少しその正体を調べてみました。

2-1)ワイナリーは【ボデガス イシドロ ミラグロ】

 「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」は、【ボデガス イシドロ ミラグロ(Bodegas Isidro Milagro)】というワイナリーで造られています。このワイナリーは、設立が2002年で、比較的若いワイナリーですが、スペインのワイナリーのトップ10に入るほどで、世界中の国々に数多くのワインを送り出しているようです。

2-2)ブドウはラ・マンチャ地方が産地

 【ボデガス イシドロ ミラグロ】は、スペイン国内のラ・リオハ地方とラ・マンチャ地方にブドウ園を有しており、「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」は、ラ・マンチャ地方のブドウで造られていました。

 ラ・マンチャ地方でブドウ栽培が始まったのは、12世紀からといわれています。その後、そのブドウ栽培に適した乾燥した気候と日照時間の長さを活かして農地が拡大され、19世紀の終わりにはスペイン最大のブドウの産地となったようです。

 そして、ラ・マンチャ地方は、1932年にDO(Denominacion de Origen)に認定されています。このDOとは、スペインの食品に与えられる原産地呼称制度で、スペインで栽培されたブドウの品種を原料として、厳しい基準で造られたワインのことを指すようです。

 今回購入した「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」にも、このラマンチャ地方のDOがしっかりと貼られていました。

ラ・マンチャ地方のDO
ラ・マンチャ地方のDO

2-3)ブドウの品種は<テンプラニーリョ>

 <テンプラニーリョ>は白ブドウの品種で、なんと栽培面積が世界4位なんだそうです。この<テンプラニーリョ>は、スペイン固有品種であり、大半がスペインとポルトガルで栽培されています。

 味は基本的にタンニンはしっかりめで、ほどよい酸味があるのが特徴で、複雑でありながら芳醇な赤ワインに仕上がるようです。

 以上のように「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」の正体がだんだん明らかになってくると、以前ご紹介し「アミーゴス」を越えるではないかと、呑む前から期待が高まりました。

3.「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」を味わう

3-1)肉料理と合う

 赤ワインなので室温でということで、まず冷やさず呑んでみました。ただこの日は熱中症警戒アラート出るほどの猛暑日で、いくらエアコンをつけているとはいえ、ちょっと温度が高かったかなと思いつつ、まずは開栓しました。

 香りは特に特徴のあるものではなく、強くも弱くもありませんでした。そしていざ呑んでみると、安っぽい甘さとは無縁で、軽く渋みのある落ち着いた味でした。重すぎず、軽すぎず、ちょうど中間的な重さで、ラベルの表示通りでした。

「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のスペック
「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のスペック

 事前調査をして得た情報通りの、「アミーゴス」と同様で、とても300円ほどのワインのクオリティではありませんでした。「アミーゴス」の中でも私の評価が一番高い「ピノノアール」は、ピザなどのチーズ料理をあてにして呑むのが一番合うと感じていました。そしてこの「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」は、肉料理の味をよく引き立ててくれそうなので、肉料理と共においしく呑むのが合っていると思いました。

「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のボトルとグラス
「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のボトルとグラス

3-2)マルちゃん焼きそばと共に

 肉料理と合うと感じた以上は、即刻試したくなりました。これから食材を買いに行くのはさすがに面倒と、冷蔵庫の中をあさると、いざというときの豚バラ肉とマルちゃん焼きそばを見つけました。

 学生時代は自炊派で料理の腕を振るった(?)私も、長年の会社勤めでお湯を沸かす以外の料理はまったくしなくなっていました。そして昨年リタイアし、しばらくは在宅勤務が中心だったカミさんも、新型コロナの5類移行後は出社することが多くなり、再び錆びついた料理の腕を振ることを余儀なくされました。

 とはいえ、一旦錆びついた腕はなかなか戻らず、焼きそば、焼うどん、野菜炒めなどのフライパン系の料理から徐々に戻しているところでした。

 そんな最中での焼きそば作りだったので結構手際よく完成させ、いざ「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」と一緒にいただきました。すると自作のたいしておいしくもない焼きそば(謙遜です、意外とうまいです)が、「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」の力を借りて、B級グルメのレベルまで格上げされ、とてもおいしくいただくことができました。

「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」と 自作の焼きそば
「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」と 自作の焼きそば

4.おわりに

 以上が、【ロピア】で見つけた超格安スペインワイン「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のご紹介になります。「アミーゴス」に続き、またまたコスパ最高のワインを見つけてしまいました。

 【ロピア】には、これら以外にも超格安ワインが並んでいます。ただお店はいつも賑わっているので、あまりワイン売場の前で長居するのは、ちょっと気が引けます。カミさん情報では【ロピア】は、閉店時間(20時)に近づくと空いてくるようなので、その時間を狙って、超格安でコスパ最高のワインを物色してこようと思います。

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