栃木の山あいに佇む隠れ家的な老舗旅館 柏倉温泉【太子館】にお伺いしました。[後編:お食事編]

1.はじめに

 前回[前編:お部屋・施設編]では、その広大な敷地の中にゆったりと配された離れのお部屋、よく手入れされた庭園、たくさんの錦鯉がおよぐ池、のんびりとくつろげる温泉、そして敷地内の歴史ある神社などなど、日常を忘れてゆったりとしたときを過ごすことができる【太子館】のお部屋や施設をご紹介させていただきました。

【太子館】[前編:お部屋・施設編]
【太子館】[前編:お部屋・施設編]

 今回[後編:お食事編]では、自家農園の「太子農園」で育てられた旬の素材を使い、料理自慢の若旦那が丹精を込めて作る豪華な夕食、地産地消の朝食をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【太子館】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.豪華な夕食

 前述の通り【太子館】のお食事は、自家農園の「太子農園」で育てられた旬の素材を使い、料理自慢の若旦那が丹精を込めて作られておりとても評判がよく、こちらをお目当てたくさんのリピーターが訪れているようです。

 私たちの宿泊プランは、【50歳以上限定 夫婦で体調リセット旅】という1泊2食付宿泊プランで、50歳以上の旅行好きの方を応援する特別プランとなっていました。

 となると、ひょっとするとシニア向けに食事の量が抑えられているのかなと宿の方にお聞きすると、料金がお得なだけで食事の内容は変わらないとのことでした。大食いシニアにとってはありがたいことです。

 そしてライトアップされたお庭をながめながら、いよいよ豪華な夕食のはじまりです。自家製果実酒の食前酒からはじまり全8品の充実の献立となっていました。

夕食のはじまり
夕食のはじまり
夕食の献立
夕食の献立

2‐1)まずは竹筒ビールから

 まずは宿のおすすめということで、冷やした竹筒に入れた生ビールをいただきました。竹筒は適度な断熱効果があり、外側が結露しにくいといった特性があるので、最後までキンキンに冷えた生ビールをおいしくいただくことができました。

 そういえば時代劇に、よく竹筒の水筒が登場するのを思い出しました。

 カミさんは宿の方一押しの、日本酒ベースのいちごのお酒を注文していました。相当気に入ったらしく、翌日に宿の方に取り扱いのある酒屋さんをご紹介していただきお伺いしたのですが、残念ながら今年の出荷分はすでに売り切れていました。

竹筒の生ビール(左)と いちごのお酒(右)
竹筒の生ビール(左)と いちごのお酒(右)

 竹筒の生ビールの次は、今月のおすすめの地元の【北関酒造】が製造する「北冠 大吟醸」のしぼりたて生原酒をいただきました。今年(2026年)の新酒ということで、ここでしか出会えないお酒を呑むことができました。

 とてもフレッシュなフルーティな味で、料理のお供にぴったりの銘酒でした。

今月のおすすめ 限定大吟醸
今月のおすすめ 限定大吟醸

2‐2)前菜

 前菜は全10品で、ひとつひとつ丁寧に仕込まれた品々でした。私にはとっておきの酒の肴ということで、少しづつもったいぶっていただきました。どれもとてもおいしかったのですが、その中でもとくに濃厚クリーム豆腐(写真中央)が、私の一番のお気に入りでした。

 ちなみにカミさんのお気に入りは、胡麻団子(写真左上)でした。たしかに和風にアレンジした逸品でした。

前菜
前菜

2‐3)強肴

 強肴は栃木県産の鮎の一夜干しでした。鮎王国岐阜出身の私ですが、鮎の一夜干しを食べるのは初めてでした。鮎の身はもちろんですが、皮にも味がしみ込んでおり、塩焼きとはまた違った味を楽しませてくれました。

 もちろん頭から尻尾まで、すべておいしくいただきました。

強肴
強肴

2‐4)台の物

 台の物は薬膳きのこ鍋で、6種類のきのこのエキスが詰まった奥深い味わいのスープに、長葱とニラが一味加え、それらの旨味を吸い上げた桜山豚が、前半戦の締めくくりを飾ってくれました。

 もちろん身体にとてもよさそうな薬膳スープは、最後の一滴まで飲み干しました。

台の物
台の物

2‐5)凌ぎ

 後半戦に入る前の凌ぎは、「太子農園」のそば粉を使ったそばがきとそばの実でした。お腹をととのえるのにちょうどいい、そば本来の味が楽しめる一品でした。

凌ぎ
凌ぎ

2‐6)焼物

 そしていよいよ後半戦のはじまりです。なんとも立派な溶岩石の上に盛られた湯波と牧草牛の焼物を、宿の方がとても重そうに運んできました。

 湯波と牧草牛はなかなかボリューミーで、最初は圧倒されましたが、塩とオリジナルステーキソースの両方の味を交互に楽しみながら、気が付いたらペロリといただいてしまっていました。

焼物
焼物

2‐7)食事

 食事は、【太子館】名物の、若旦那自ら手打ちしている二八蕎麦です。こちらも「太子農園」のそば粉を、宿の近くの山から湧き出る自然水を使って打っておられます。

 さすが名物だけあって、これだけでお店が出せるほどの本物の味でした。

食事
食事

2‐8)水菓子

 締めくくりは自家製プリンとパイナップルとメロンです。自家製プリンは、昔実家の近所の洋菓子店で売っていた、ちょっと固めの昭和のなつかしい味でした。

水菓子
水菓子

2‐9)心遣い

 豪華な夕食が終焉し、心もお腹も満たされ余韻に浸りながら少しくつろいでいると、宿の方がもしよろしければこちらをお夜食にどうぞと、お稲荷さんをふたつもってきてくれました。

 それはとても品いいおいしそうな仕上がりだったので、満たされたお腹のことは忘れ、カミさんはもう無理ということでふたつともいただきました。

 そしてふと冷蔵庫の中をみてみると、上段は有料でしたが、下段はお酒も含めてすべてサービスでした。

 なんともありがたい心遣いでした。

夜食のお稲荷さん(左)と 冷蔵庫の中の飲み物(右)
夜食のお稲荷さん(左)と 冷蔵庫の中の飲み物(右)

3.地産地消の朝食

 朝食は、フロントの近くの錦鯉がおよぐ池がながめられる朝食会場でいただきました。すべてのテーブルが池に向かって配されており、とても落ち着いた空間となっていました。

朝食会場(左)と テーブルから眺める池(右)
朝食会場(左)と テーブルから眺める池(右)

 献立は夕食と同様にとても充実しており、「太子農園」の新鮮な生野菜、自家製味噌の味噌汁、若旦那の父がつくるお米、若女将の特製ぬか漬け、女将手作りのヨーグルトなど、地産地消の料理がずらりと並んでいました。

 普段はハムチーズトーストとトマトジュースといった質素な朝食ですが、どれもとてもおいしく、ついご飯をおかわりしてしまいました。お米は「とちぎの星」というブランド米のようでした。おいしかったです。

 朝食会場の近くには、「とちぎの星」や栃木の地酒などの地元の名産品が並んだ、お土産コーナーも設けてありました。

地産地消の朝食
地産地消の朝食
お土産コーナー(左)と 入口にあった宿の提灯(右)
お土産コーナー(左)と 入口にあった宿の提灯(右)

4.おわりに

 以上が[前編:お部屋・施設編][後編:お食事編】の2回に渡る、栃木の山あいに佇む隠れ家的な老舗旅館 柏倉温泉【太子館】【太子館】のご紹介になります。

 広大な敷地の中にゆったりと配された離れのお部屋、よく手入れされた庭園、たくさんの錦鯉がおよぐ池、のんびりとくつろげる温泉、豪華な夕食、地産地消の朝食、そして敷地内の歴史ある神社などなど、神社の階段は少し疲れましたが、どれも本当に素晴らしく、リピーターの方が多いのも納得の温泉宿でした。

 もちろん私たちもリピーターになると思います。

【太子館】公式ホームページ入口
【太子館】公式ホームページ入口

<ケンメリブログのグルメのメニューの入口>

 たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。

ケンメリブログのグルメのメニューの入口
ケンメリブログのグルメのメニューの入口

 

■■■ 提携先旅行サイト ■■■

■ケンメリブログ名車アーカイブ(懐かしいクルマたちに必ず出会えます。)