【かつ久無庵】久しぶりに前橋本店でその絶品とんかつをいただきました。
1.はじめに
すでにご紹介済みですが昨年(2025年)の夏に、低温でじっくり時間をかけて揚げた、ふわっふわでサクッサクのとんかつの名店【かつ久無庵】の横浜高島屋店が惜しまれながら閉店になりました。
それ以来久しく、その絶品とんかつとはご無沙汰となっていましたが、先日カミさんと軽井沢にいった帰りに、少し遠まわりてその【かつ久無庵】の前橋本店にお伺いしました。
こちらは本店ということで、もちろん横浜高島屋と同じクオリティのとんかつと、横浜高島屋にはなかったようなめずらしいメニューも取り揃えられていました。
ということで今回は、【かつ久無庵】の前橋本店での至福のひとときをご紹介したいと思います。前橋本店は以前一度お伺いし、本ブログでもご紹介させていただいたので、二度目のご紹介となります。
なお文中の写真に写っている価格は、2026年5月現在のものとなります。
2.幹線道路沿い
【かつ久無庵】の前橋本店は、前橋市の郊外の北関東3県を結ぶ幹線道路、国道50号線沿いにあります。前橋市内から栃木方面に向かうと左側に大きな看板がみえてくるので、はじめてお伺いする方でもすぐにみつけられると思います。
私たちは今回は二度目ということで、余裕でお店にたどり着くことができました。

3.古民家を移築
お店の前の駐車場は広く、20台以上止められますが、もしこちらが満車でも隣に別の駐車場もあるようです。
ただ郊外店ということでクルマでおみえになる方がほとんどのようで、この日は日曜日ということもありお店の前の駐車場はほとんど埋まっており、かろうじてクルマを止めることができました。

お店は築120年以上の古民家を移築されたもので、まるで料亭のような佇まいの門が出迎えてくれます。その門をくぐり、よく手入れされたお庭を進むと重厚なお店の玄関にたどりつきます。

一瞬入るのをためらいそうなほど重厚な玄関の扉を開けて中に入ると、そこにはノスタルジックな空間が広がっていました。私たちがお伺いしたのは、すでに14時近かったので2組待ちでテーブルにつくことができました。

店内は高い天井に太い梁、歴史が刻まれた柱など、まさに古民家の世界が広がっており、ほとんどのテーブルが仕切られているので、落ち着いて食事をとることができました。

4.豊富なメニュー
さすが本店ということで、横浜高島屋にはなかったようなめずらしいメニューがおいてありました。前回のブログでご紹介しましたが、こちらの店主は新しいことにどんどんチャレンジされているようです。
今回とくに気になったのは「G系カツ」で、チャーシューのように煮込んだお肉に衣をつけて揚げたとんかつで、ガツンとくるやわらかうまいとんかつに仕上がっているようです。

この日はクルマなのでもちろん呑むことはできませんが、店主おすすめの銘酒やおつまみのメニューも取り揃えられていました。気になりました。

5.定番をいただく
いよいよ注文です。前述の「G系カツ」がめちゃくちゃ気になったのですが、久しぶりの【かつ久無庵】ということで、私は「ロースかつ定食」の130g、カミさんは「ヒレかつ定食」の130g、それに「海老フライ」を1本づつ単品でつけるという、いつもの定番の組み合わせをお願いしました。
お値段は、前回もお話ししましたが横浜高島屋店より15%ほど安くなっており、横浜高島屋店では2000円越えだった「ロースかつ定食」が1700円ほどでいただくことができました。
注文がおわると、いつも通りすぐに新鮮なキャベツの千切りが出てきました。横浜高島屋店ではこのキャベツ、ごはん、おしんこが食べ放題でしたが、こちらではみそ汁までおかわりができました。
ごはんは330円プラスすると旬の筍ごはんに変更できたので、せっかくなのでこちらを注文しました。

20分ほど待つと(調理時間はだいたいこのぐらいです)、久しぶりに【かつ久無庵】のふわっふわでサクッサクのとんかつと海老フライに再会することができました。今度いつ食べられるかわからないので、私もカミさんも無言でその味をかみしめながら食べました。いつもながらおいしかったです。
でも至福でありながら、なんだか物寂しいひとときでした。



6.サンドをお持ち帰り
以前【かつ久無庵】の「ひれかつサンド」をご紹介しましたが、この前橋本店には人気のサンドトリオということで、「ひれかつサンド」に加えて「海老かつアボガドサンド」「合い挽きメンチかつドッグ」というメニューがありました。
この日はおそらく我が家に到着するのは20時ぐらいになりそうだったので、晩飯代わりにどれか買って帰ることにしました。
その味を知っているだけに「ひれかつサンド」もとても気になったのですが、さすがに昼も夜もとんかつではと考え、「海老かつアボガドサンド」と「合い挽きメンチかつドッグ」を選ぶことにしました。

そして無事帰宅して、さっそく「海老かつアボガドサンド」と「合い挽きメンチかつドッグ」を食べてみました。
両者とも身がこれでもかと詰まったかつサンドでとても食べ応えがあり、サンドにするのではなくメインディッシュとして食べてみたいと思えるほどの逸品でした。


7.おわりに
以上が【かつ久無庵】の前橋本店のご紹介になります。
その味はけっして期待を裏切ることのない、いつも通りのふわっふわでサックサクのとんかつをいただくことができました。ただ今度いつ食べられるのかと思うと、至福でありながら、なんだか物寂しいひとときでした。
また頑張って前橋までお伺いしたいと思います。
最後になりますが、お店の玄関にかかげられていた「治大国若烹小鮮」という文字がとても気になったので少し調べてみると中国の「老子」の一説で、「大国を治むるは小鮮を烹るが若し」という意味のようでした。

こちらをとんかつの世界にあてはめると、”とんかつを揚げるときは無闇にひっくり返すことなくじっと見守るのが一番美味しく仕上がる” という意味になるようです。
この「治大国若烹小鮮」は、東京の老舗とんかつ専門店である【かつ吉】の創業者である吉田吉之助氏が大変好んだようです。ではなぜそれがここにあるかは、【かつ久無庵】の初代店主が、【かつ吉】で修業を積まれていたからのようでした。
少しだけ【かつ久無庵】のルーツに触れることができました。
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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
























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