日産創立90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」の中の名車たち(屋外シアターの映像もケンメリでした。)
1.はじめに
先日ネットサーフィン(もう死語になったようです)を楽しんでいると、日産創立90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」を見つけました。俳優の眞栄田 郷敦さんと見上 愛さんが、日産が創業してから現在に至るまでの様々な時代の中で、各々の時代を彩った日産の名車ともにプチ・ラブストーリーを演じています。
ご存じの通り、お二人ともNHKの大河ドラマをはじめ数々のドラマや映画に出演している旬の若手俳優で、とてもおしゃれでノスタルジックなムービーに仕上がっており、私がいままでにこのケンメリブログでご紹介したクルマたちもたくさん登場していました。
ということで今回は、日産創立90周年を私なりに記念して、ケンメリブログの「親父のクルマ遍歴」シリーズの中から、記念映画の中で登場するクルマたちが掲載されているブログをピックアップしたいと思います。
なお本ブログは、日産創立90周年記念オフィシャルサイトなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。
Contents
- 2.ムービーに登場するクルマたち
- 3.ピックアップしたブログたち
- 3‐1)番外23(懐かしの昭和の高級車編【後編】:「セドリック」と「グロリア」はまだライバルでした。)
- 3‐2)番外2(フェアレディ&トヨ2編:50年以上も勘違いしていました。)
- 3‐3)《未公開》(初代 サニーとカローラ編【前編】:まだダットサンでした。)
- 3‐4)その5(マークⅡ編【後編】:親父が北に東に西に爆走する。)
- 3‐5)番外21(エクサ編:走る逆さ出刃包丁、パイクカーと同じぐらい目立っていました。)
- 3‐6)番外10(フェアレディZ(Z32)編【後編】:Zの伝説はここから始まりました。)
- 3‐7)その6(2代目マークⅡ編:親父が迷い抜いて買った車です。)
- 3‐8)番外8(シルビア(S13)編【後編】:打倒「プレリュード」に燃える。)
- 3‐9‐1)番外19(パイクカー編【前編】:日産ブースの片隅からパイクカーは誕生しました。)
- 3‐9‐2)番外20(パイクカー編【後編】:バブルの時代はパイクカーの絶頂期でした。)
- 3‐10)番外6(シーマ(FPY31)セフィーロ(CA31)編:バブルの時代に誕生した日産車たち。)
- 4.おわりに
- <「親父のクルマ遍歴」シリーズのブログのメニュー入口>
- <我が愛車ケンメリ関連のブログのメニュー入口>
2.ムービーに登場するクルマたち
ムービーの中では、主人公たちが乗るクルマのほかにも、様々な日産の名車たちが登場しており、下記登場車種一覧の通り全部で37台にものぼるようです。それらのクルマたちがムービーの中で、まるでそのクルマたちが現役で最も輝いていた時代の中で実際に走っているようで、よく見てみるとなんとナンバープレートがそのクルマの販売された年になっています。
そしてさらに凝っている点は、いまではもうすっかり見なくなった字光式のナンバープレートをつけたクルマもその時代に合わせて登場している点です。
昭和生まれの私は、一瞬公道を閉鎖して疑似ナンバーをつけて走っていたのかと思いましたが、別の撮影シーンを紹介した映像には、違う普通のナンバーがついていたので、どうやらCGでうまく加工したようでした。時代は進んでいます。そしてよく見ると、ナンバープレートでは使われない “ん" が使ってありました。
ナンバープレート以外にも、
・映画館がセレナ座
・上演映画がインフィニティ
・主演がクルー・サルーン
・喫茶店がアベニール
・ディスコがプレジデント
・女の子のアパートがフィガロ
・助手席のキャンディがバサラ
・屋外シアターがレパード
・そこで映されている映像が、当時のケンメリのCM
といったように、すみずみまでこだわり抜いた日産ファン必見の作品となっています。
ちなみに屋外シアターには、我が愛車ケンメリと同じホワイトの4ドアが映し出されています。
下記登場車種一覧の中で、頭に★印がついているクルマが、私がいままでに「親父のクルマ遍歴」シリーズの中でご紹介したクルマとなり、参照先は次章でピックアップしたブログの項番となります。
中にはムービーに登場するクルマの一部しか紹介していないブログもありますが、そのクルマが輝いていた時代の背景などもご紹介していますので、ぜひお目を通していただけたらと思います。
(1)ダットサンセダン113型(1956年)
★(2)プリンススカイライン1500 デラックス ALSID-1型(1957年) ⇒(3‐1項)
(3)ダットサン1000トラック 220型(1958年)
(4)ダットサン1000セダン デラックス 210型(1958年)
(5)セドリックワゴン6 WP130型(1966年)
★(6)フェアレディ ダットサン2000スポーツ SR311型(1967年) ⇒(3‐2項)
★(7)ダットサンサニー1000 スポーツデラックス B10型(1968年) ⇒(3‐3項)
★(8)ローレル1800デラックスB C30型(1968年) ⇒(3‐4項)
★(9)ダットサンサニー1000クーペ KB10型(1968年) ⇒(3‐3項)
(10)ダットサンサニートラック1000 B20型(1969年)
★(11)チェリーX-1 PE10型(1970年) ⇒(3‐5項)
(12)ダットサンサニー1200GL B110型(1970年)
★(13)チェリーデラックス E10RT型(1970年) ⇒(3‐5項)
(14)ダットサンサニーバン 1200DX VB110型(1970年)
★(15)フェアレディZ-L S30型(1970年) ⇒(3‐6項)
(16)ダットサンサニー1200 デラックス B110T型(1970年)
(17)スカイライン1500 ハードトップ KC10型(1971年)
★(18)ローレル ハードトップ 2000GL-6 KHC130型(1972年) ⇒(3‐7項)
(19)ブルーバード1400デラックス N510型(1972年)
(20)スカイライン ハードトップ 2000GT-X KGC10型(1972年)
(21)セドリック2000GL レザートップ 230HA-B型(1972年)
★(22)フェアレディ240ZG HS30型(1972年) ⇒(3‐6項)
(23)バイオレット ハードトップ1600SSS KP710型(1973年)
★(24)スカイライン ハードトップ2000GT KGC110型(1974年) ⇒(3‐7項)
(25)ダットサンブルーバードU 2000GTX G610型(1975年)
(26)ダットサンサニーエクセレント 1400GL PB210型(1975年)
(27)チェリーF-II 1400GL PF10型(1975年)
★(28)ニュー・シルビア LSタイプS S10型(1975年) ⇒(3‐8項)
★(29)ニッサン Be-1 BK10RHA型(1987年) ⇒(3‐9‐1項)
★(30)シルビアQ’S S13型(1988年) ⇒(3‐8項)
★(31)セフィーロ スポーツツーリング CA31型(1988年) ⇒(3‐10項)
★(32)ニッサン・エスカルゴ G20ATW型(1989年) ⇒(3‐9‐1項)
★(33)ラシーン タイプII RFNB14型(1995年) ⇒(3‐9‐2項)
(34)フェアレディZ バージョンST Z33型(2002年)
(35)ブルバードシルフィ QG10型(2003年)
(36)ジューク 16GT F15型(2014年)
(37)日産アリア B9 e-4ORCE FE0型(2023年)
3.ピックアップしたブログたち
3‐1)番外23(懐かしの昭和の高級車編【後編】:「セドリック」と「グロリア」はまだライバルでした。)
まだライバル関係にあり、のちに兄弟となる「初代セドリック(30系)」と「2代目グロリア(S40系)」のご紹介ブログです。その中で「初代グロリア(BLSI)」と兄弟車だった「初代スカイライン(ALSI)」が登場しています。
★(2)プリンススカイライン1500 デラックス ALSID-1型(1957年)
3‐2)番外2(フェアレディ&トヨ2編:50年以上も勘違いしていました。)
当時輝きを放っていた「日産 フェアレディ1500/1600/2000」と「トヨタ2000GT:俗称トヨ2」のご紹介ブログです。「フェアレディ」は生粋のオープンカー、「トヨタ2000GT」は流麗なクーペと形こそ違いますが、日産、トヨタの誇る日本を代表するスポーツカーでした。
★(6)フェアレディ ダットサン2000スポーツ SR311型(1967年)
3‐3)《未公開》(初代 サニーとカローラ編【前編】:まだダットサンでした。)
昭和の高度成長期の真っただ中に鎬を削っていた「初代サニー」と「初代カローラ」のご紹介ブログです。両車は発売すると同時にものすごい勢いで繁殖し、あっというまに街を埋め尽くしました。本ブログはまだ未公開で、新しいシリーズの「我が青春を彩ったクルマたち」の中で、秋ごろにアップする予定です。
★(7)ダットサンサニー1000 スポーツデラックス B10型(1968年)
★(9)ダットサンサニー1000クーペ KB10型(1968年)
3‐4)その5(マークⅡ編【後編】:親父が北に東に西に爆走する。)
当時私の親父が乗っていた「初代コロナマークⅡ」と、そのライバル車だった「初代ローレル」のご紹介ブログです。「初代コロナマークⅡ」と「初代ローレル」の比較などに加え、日本中が熱く盛り上がった大阪万博に、「初代コロナマークⅡ」で連れて行ってもらったときのエピソードなどもご紹介しています。
★(8)ローレル1800デラックスB C30型(1968年)
3‐5)番外21(エクサ編:走る逆さ出刃包丁、パイクカーと同じぐらい目立っていました。)
「エクサ」のご紹介ブログです。その中で、その「エクサ」のご先祖様にあたる「初代チェリー」のご紹介をしています。日産初のFF(Front engine Front drive)車で、特にクーペモデルはなかなかじゃじゃ馬ぶりを発揮していました。
★(11)チェリーX-1 PE10型(1970年) ⇒(3‐5項)
★(13)チェリーデラックス E10RT型(1970年) ⇒(3‐5項)
3‐6)番外10(フェアレディZ(Z32)編【後編】:Zの伝説はここから始まりました。)
バブルの時代に輝いていた日産車たちの中で、完璧なスーパースポーツカー「4代目フェアレディZ(Z32)」のご紹介ブログです。その中で、その「4代目フェアレディZ(Z32)」のルーツとなる「初代フェアレディZ(S30)」と、「4代目フェアレディZ(Z32)」での正常進化ぶりをご紹介しています。
★(15)フェアレディZ-L S30型(1970年)
★(22)フェアレディ240ZG HS30型(1972年)
3‐7)その6(2代目マークⅡ編:親父が迷い抜いて買った車です。)
私の親父が迷い抜いて買った「2代目マークⅡ」のご紹介ブログです。この「2代目マークⅡ」が発売された1972年は、ハイオーナーカークラスの新車ラッシュで、日産からは「2代目ローレル(C130)」と「4代目スカイライン(GC110)」いわゆる「ケンメリ」が立て続けに発売されました。
ブログの中では、当時なかなかマーケティングに長けていた日産の、「2代目ローレル(C130)」と「4代目スカイライン(GC110)」のプロモーションなどをご紹介しています。
★(18)ローレル ハードトップ 2000GL-6 KHC130型(1972年)
★(24)スカイライン ハードトップ2000GT KGC110型(1974年)
3‐8)番外8(シルビア(S13)編【後編】:打倒「プレリュード」に燃える。)
バブル全盛の時代に、当時の若者の心を鷲づかみにした「5代目シルビア(S13) 」のご紹介ブログです。当時ライバル関係にあったホンダの「プレリュード」とは激しく鎬を削り、この「5代目シルビア(S13) 」で、悲願の打倒「プレリュード」を達成しました。
ブログの中では「歴代シルビア」と、「5代目シルビア(S13) 」と「3代目プレリュード」とのバトルについてご紹介しています。
★(28)ニュー・シルビア LSタイプS S10型(1975年)
★(30)シルビアQ’S S13型(1988年)
3‐9‐1)番外19(パイクカー編【前編】:日産ブースの片隅からパイクカーは誕生しました。)
みなが浮かれに浮かれたバブルの時代に、当時元気のよかった日産がお家芸にしていたパイクカー(尖った車)のご紹介ブログの前編です。これらのクルマは従来とは違うテイストで、人々をわくわくさせてくれるクルマたちでした。
この前編では、元祖パイクカーの「Be-1」、「パオ(PAO)」、「エスカルゴ(S-cargo)」の3台をご紹介しています。
★(29)ニッサン Be-1 BK10RHA型(1987年)
★(32)ニッサン・エスカルゴ G20ATW型(1989年)
3‐9‐2)番外20(パイクカー編【後編】:バブルの時代はパイクカーの絶頂期でした。)
パイクカー編の後編の紹介ブログです。後編ではでは、宝石のような「フィガロ」や、元祖SUVとなる「ラシーン」などをご紹介しています。
★(33)ラシーン タイプII RFNB14型(1995年)
3‐10)番外6(シーマ(FPY31)セフィーロ(CA31)編:バブルの時代に誕生した日産車たち。)
バブルの時代に輝いていた日産車たちの中で、その時代に新たに投入された2車種、「初代シーマ(FPY31)」と「初代セフィーロ(CA31)」のご紹介ブログです。
「初代シーマ(FPY31)」は爆発的な人気を博し ”シーマ現象” 現象なるものを巻き起こし、「初代セフィーロ(CA31)」は ”くうねるあそぶ” という新しい生き方を提案してくれました。
★(31)セフィーロ スポーツツーリング CA31型(1988年)
4.おわりに
以上が、日産創立90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」に登場するクルマたちのご紹介となります。日産のホームページはトップページ以外はリンクNGなのでムービーへのリンクは張りませんが、本当によく出来たムービーなので、ぜひ一度ご覧になっていただけたらと思います。
昭和の時代を歩んでこられた方々にはもちろん、昭和がブームになっている若い人たちにも楽しんでいただけるムービーになっています。そしてその余韻を残したまま、今回ピックアップしたブログを読んでいただけたら幸いです。
<「親父のクルマ遍歴」シリーズのブログのメニュー入口>
今回ピックアップした日産の名車以外にも、たくさんの懐かしい名車をご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
<我が愛車ケンメリ関連のブログのメニュー入口>
「親父のクルマ遍歴」シリーズだけではなく、我が愛車ケンメリとの様々なエピソードや、私の記憶の中にしっかりと刻まれている数々の往年の名車たちをご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません