我がゴルフ人生(初めてゴルフの道具を一式揃えました。:その2)

2023年12月13日

1.はじめに

 前回は私が初めてキャディバック、ゴルフクラブを買った時のお話しをしましたが、今回は最後に残ったゴルフシューズを買った時のお話をします。

前回(その1)

2.オニツカタイガー

2-1)陸上競技用スパイクシューズの定番

 ゴルフシューズの話に行く前に、ちょっと脱線して同じシューズつながりで、前回少し触れたオニツカタイガーの、陸上競技用スパイクシューズの話をさせてください。

 当時の陸上競技場はまだアンツーカという赤い土のグランドが主流で、16mmほどの長さの鋭い鉄のスパイクを靴底に付けたスパイクシューズで走っていました。

 今でこそオニツカタイガーはスニーカーのファッションブランドとして扱われていますが、当時は競技用シューズのど真ん中にいる日本を代表するブランドでした。

2-2)今では一番人気

 私は、その中のエントリーモデル(下記イメージの左上)を使っていました。どちらかというと、同じエントリーモデルの青いタイプ(下記イメージの左下)の方が人気があったのですが、私の足が大きすぎてショップ(当時はスポーツ運動具店と言いました)に在庫が無く、しぶしぶ地味なタイプ(下記イメージ左上)を買いました。

 今になって思えば、こちらのデザインの方がオニツカタイガーらしく、最近若い方がこのデザインのスニーカーを履いているのをよく目にします。

2-3)憧れのアディダス

 そして右側のアディダスですが、当時は西ドイツ(まだベルリンの壁がありました)のスポーツメーカーで、陸上競技、サッカーなどの有名選手が使う憧れのブランドでした。

 日本では輸入品となるのでとても手が出る値段ではなく、たまにアディダスのシューズを履いている選手を見ると、強い強くないに関係なく本当にうらやましく思いました。

 現在の私のゴルフシューズはアディダスで、もう何足も愛用しています。ゴルフウェアもアディダスを選ぶことが多いのですが、これらは昔のアディダスへの憧れからきているのだと思います。

陸上競技のスパイクシューズ
当時の陸上競技のスパイクシューズのイメージ(パワポで作成)
左:オニツカタイガーエントリーモデル      
右:憧れのアディダス(ロゴは似たフォントです)

3.ゴルフシューズはディスカウントストアーで

 話を戻して最後にゴルフシューズですが、まだアディダスとかナイキ、そして先ほどのアシックスとかいったスポーツブランドは出ておらず、ゴルフショップに並んでいるのはビジネス用の紳士靴に鉄の鋲を付けたような物ばかりで値段も高価でした。

 私は仕方なく当時勢いがあったDの付くディスカウントストアーに向かい、ゴルフショップの半額以下の値段で、白黒のパンダのようなサドルタイプを買いました。

 靴ひもの上にすだれのようなカバーが付いていましたが、これはバンカーで砂が靴の中に入らないようにするためのようでした。ただ最近のシューズで、これが付いているタイプは見たことは無いので、多分ファッション的要素の方が強かったのかなと思います。

サドルタイプのゴルフシューズ
最初に買ったゴルフシューズのイメージ(パワポで作成)

4.おわりに

4-1)ちぐはぐな組み合わせ

 以上(その1)、(その2)でお話ししたように、結局何も分からず自分に馴染みのあるブランドやとにかく安い物で一通り道具を揃え、いよいよ本格的に練習場に通うようになりました。

 自分としては、一丁前に道具を揃えていると思っていましたが、分かる人が見たらとてもちぐはぐな組み合わせだったのかなと思います。

4-2)初心者にはクラブセットがお勧め

 当時から、ウッド、アイアン、パターが入った初心者向けのお得なクラブセットが売っていましたが、私はド!初心者のくせに、なぜか初心者向けという言葉が引っ掛かって目を向けませんでした。

 ただよくよく考えれば、初心者向けにシャフトのスペックなどを考慮してセッティングしてあるので、勝手に自分で選ぶより、こちらを選ぶべきだったと、後になって気付きました。

4-3)専門スタッフのアドバイスを貰うべき

 最近のゴルフショップは、敷居も低く若い方でも入りやすくなっています。これからゴルフを始める方は、ぜひ豊富な品揃えのゴルフショップで、専門知識を持ったスタッフの方のアドバイスを貰いながら自分に合ったクラブ、ウェア、シューズを買い揃えることをお勧めします。

 もし自分もそうしていれば、もう少し上達が早かったのかもしれません。

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