あらためて宮ケ瀬ダムがすごいところだと知りました。（兄貴との神奈川各所巡り：その２）
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１．はじめに
先日兄貴が、次男の結婚相手の両親と顔合わせするために上京してきました。せっかくこちらに来たので、どこかに連れて行ってほしいということで、いろいろと案内することになりました。今回はその兄貴との神奈川各所巡りの２回目で、あらためて知った宮ケ瀬ダムのすごさをご紹介します。
２．プランを練る
久しぶりの上京なのでどこに行きたいか聞いたところ、横須賀の戦艦三笠と学生時代に過ごした街に行きたいようでした。
宿は先日ご紹介した厚木の山間の七沢温泉【福松】にしたので、２日で回るコースを次のように組み立ててみました。前期高齢者に差し掛かろうとしている私にとっては、少し過酷な工程でしたが、兄貴のために頑張って運転することにしました。
■１日目：厚木方面に向かい【ラーメン専門店小川】厚木小野店で昼食（こちらの濃厚豚骨ラーメンとバラ肉チャーシューは本当にやみつきになります） ⇒ 宮ヶ瀬ダム見学 ⇒ 相模湖までドライブ ⇒ 七沢温泉 【福松】泊
■２日目：横須賀方面に向かい三笠公園で戦艦三笠を見学 ⇒ 先日ご紹介した【かつ久無庵】の横浜髙島屋店で昼食 ⇒ 兄貴が昔住んでいた街を訪問 ⇒ 新横浜駅で兄貴とお別れ
このコースの中で、今回初めて訪れた宮ケ瀬ダムは想像以上の迫力だったので、このあと少し詳しくご紹介したいと思います。
３．宮ケ瀬ダムのご紹介
３-１）宮ケ瀬ダムとは
宮ヶ瀬ダムは、たまにドライブの途中でダム湖の畔（ほとり）を通ることはありますが、ダム本体にはまだ見たことがありませんでした。
いつも行けるということであまり気にしていませんでしたが、このダム湖の宮ヶ瀬湖は芦ノ湖とほぼ同じ大きさで、ダム湖百選に選ばれているそうです。今まであまり気にせずにすいませんでした。
宮ヶ瀬ダムは堤高（ダムの高さ）は156mで全国第６位なんだそうです。ちなみ第１位は黒部（黒四）ダムで186mです。さすが黒部ダムで、あらためて山でいうと富士山のような存在に感じました。
３-２）迷いながら宮ケ瀬ダムに向かう
宮ケ瀬ダムに向かって、厚木方面から県道64号線を30Km/h制限の区間のスピード違反取締に気を付けながら、宮ケ瀬湖に向かって北上しました。下記地図を見る限り宮ケ瀬ダムには宮ケ瀬湖の北側（下記地図の赤い矢印）から回った方がよさそうだったので、大量に走るバイクや自転車を避けながら慎重に進みました。
宮ケ瀬ダムとあいかわ公園方面の案内（下記地図の★1の地点）が出たので右折し、次に同じ案内（下記地図の★２の地点）が出たので左折したら国道412号線に出てしまいました。なにやらトラップにかかったのではと、国道を北上し宮ケ瀬ダム入口という交差点で左折し、もう一度★1の地点で左折しました。
そして★２の地点で案内をよく見ると矢印が見る角度によっては微妙に左を差しているように見えるだけで、実は直進だったようです。自分の名誉のために言うと、おそらく同じ間違いをする方が多くお見えになるのではと思いました。
３-３）宮ケ瀬ダム近くの公園に到着
少し下って無事あいかわ公園に到着しました。子供ずれのファミリーがたくさんお見えになり、ダム見学というよりは公園で弁当を食べたり寝転んだりして楽しんでいる方がほとんどのように思いました。
公園からダムまでは１kmほど炎天下を歩く必要があり、兄貴が公園内を周回するロードドレイン愛ちゃん号で行きたいと駄々をこね始めましたが、すぐに来る様子もないので、兄貴のけつを叩きながら頑張って歩きました。
３-４）ようやく宮ケ瀬ダムに
5分ほど歩くとダムの雄姿が見え始めましたが、歩けども歩けどもなかなかダムの下にたどり着くことができませんでした。老人2人がヘロヘロになって15分ほどでようやく到着しましたが、あらためて下からダムを見るとその迫力に驚かされました。
３-５）インクラインでダムの上に
工事の際に物資などを運んだインクライン（ケーブルカー）をそのまま観光用に転用されていたので、せっかくなのでそれに乗ってダムの上まで昇ることにしました。
片道300円、往復500円でしたが、ダムの上から駐車場までは森林の中をずっと下り坂で歩いて25分、インクラインで下まで戻って先ほど炎天下の中、下り坂にもかかわらずヘロヘロになって来た道を、逆に上り坂で歩いて15分かかるようでした。少し悩んだ末に、時間は多少かかっても楽そうな前者を選びました。
インクラインは今まで乗ったケーブルカーの中で一番急な坂を上がるようで、なかなか迫力がありました。途中で上りと下りの車両がすれ違いつつ数分でダムの上に到着しました。
３-６）腰が引けるほどの迫力
全国第６位の巨大ダムだけあって、ダムの上はとにかくだだっ広く、広大な道をダムの反対側まで歩きました。
途中ダムの下をのぞいてみましたが、以前も少し触れた工場とかによくある下の見える階段でも恐怖を抱く私にとって、それはとてもとても衝撃的で、あやうく自分の身が吸い込まれそうになりました。
その後はダムの反対側に着くまでは、少し腰を落としてアヒルのように歩く羽目になりました。
３-７）結局ヘロヘロになって無事帰還
帰り道はハイキングコースのような山道を下り、無事駐車場に到着しました。下りとはいえ結構距離があったのと、期待していた草木によるサンシェード効果もあまり無く、結局行と同様にヘロヘロになりました。
途中子供たちがプールで気持ち良さそうに水浴びしていたので、なりふり構わずその中に飛び込みたくなりました。
３-８）もっと楽なルートが
思っていた以上に宮ケ瀬ダムは見どころが多く結構長居をしてしまったので、あとは相模湖まで軽くドライブして宿に向かいました。
あとから分かったのですが、湖の北側から回るのでなく、南側（前記地図の青い矢印）から水とエネルギー館（前記地図の ★3の地点）に行けばダムの上に着くことができるようです。
駐車場もあるのでそこに車を置いて、インクラインで下に降りて下からダムを見て、またインクラインで上ってくるのが一番楽なのではないかと思いました。また訪れることがあったら、迷うことなくこちらのルートを選ぶと思います。
４．おわりに
以上が宮ケ瀬ダムのご紹介になりますが、本当に大きな立派なダムであることと、その周辺の景観が素晴らしいことをあらためて知ることができました。私と同じように、いつでも行けるのでまだ行ってない人方いたら、ぜひ一度訪れてみてください。
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