大手ドラッグストア【クリエイト】でも、コスパ最高の超格安スペインワイン「ラ・ガイア ティント」を見つけました。

1.はじめに

 今まで4回に渡り格安スーパー【ロピア】で、300円~400円ほどで購入した超格安チリワイン、超格安スペイン、超格安イタリアワインをご紹介し、そのコスパが最高だったというお話をしました。

 そして大手スーパーの【マックスバリュー】で見つけた、超格安スペインワイン「マルケス デ テナ ティント」も、コスパが最高だったというお話をしました。

 こうなってくると、今までの私の超格安ワインに対する、安いけど甘くて軽い、という見識は完全に覆ってしまいました。

 そして先日、現在大繁殖中(わが家からの徒歩圏内に3軒あります)の大手ドラッグストアー【クリエイト】に日用品を買いに行ったときに、興味本位でお酒の売り場をのぞいてみると、それほど豊富ではない(お店によると思いますが)品数の中に、なんと400円ほどの超格安スペインワイン「ラ・ガイア ティント」が目に留まりました。

「マルケス デ テナ ティント」のご紹介
「マルケス デ テナ ティント」のご紹介
「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のご紹介
「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」のご紹介

 はっきりいってあまりおいしそうな見た目ではありませんでしたが(すいません)、今まで2回ご紹介した超格安スペインワインにはなかなかいい印象を持っていたので、何ごともチャレンジということで(失敗しても400円です)、この「ラ・ガイア ティント」を購入しました。

 ということで、今回は超格安スペインワイン「ラ・ガイア ティント」をご紹介します。

2.「ラ・ガイア ティント」とは

 「ラ・ガイア ティント」を呑む前に、いつものようにボトルのラベル情報などから、少しその正体を調べてみました。

2-1)ワイナリーは【カペル・ヴィノス】

 「ラ・ガイア ティント」は、【カペル・ヴィノス( Capel Vinos)】で造られていました。

 【カペル・ヴィノス】は、1956年にムルシア地方の小さなワイナリーとして誕生しました。創業者たちは、スペイン南東部を巡り歩き、小さな農家が集まって共同で生産するワインを見つけてはそのワインをボトリングし、周辺の街に供給したのが始まりのようです。

 このような創業以来続く、誰よりもブドウを熟知した農家が造る上質なブドウを、その農家が共同で伝統的かつ職人的な技法でワインに造り上げ、そのワインを【カペル・ヴィノス】でボトリングして世に送り出すというシステムが、独自で個性的なワインを生み出す特徴にもなっているようです。

 そして、この土地ならでの独自で個性的なワインは、その後スペイン全土に広がり、さらにはヨーロッパを中心に全世界に広がっていきました。

2-2)ムルシア地方 

 【カペル・ヴィノス】が誕生したムルシア地方はスペインの南東部に位置し、アンダルシア、ラ・マンチャ、バレンシアといった有名なワインの生産地と接しています。

 地中海に面した見渡す限りのビーチや、ヨーロッパで最大規模の果物、野菜、花などの産地があり、ムルシア地方の中心であるムルシア市内には、歴史的な見どころも多くあるようです。ただ、あまり観光地化されていないので、とても落ち着いた街として通の観光客に人気があるそうです。

2-3)ブドウの品種は<モナストレル>と<ボバル>

 「ラ・ガイア ティント」は、<モナストレル>と<ボバル>というブドウの品種がブレンドされて造られていました。

 <モナストレル>は、スペインを原産とするブドウの品種で、ムルシア地方やバレンシア地方などの地中海地方で多く栽培されています。今では世界中で栽培されているブドウの品種となり、フランスでは<ムールヴェードル>、アメリカでは<マタロ>とも呼ばれています。

 <モナストレル>から造られるワインは、熟成が浅い状態だとフレッシュな黒系果実の香りで比較的軽やかなボディ、熟成するにつれ熟した黒系果実の香り、ラベンダー、タイム、ローズマリーなどのハーブの香りが生まれ、フルボディかつ高いアルコール度数、高いタンニンレベル、中程度の酸味が特徴のようです。

 もうひとつの品種である<ボバル>もスペインを原産とするブドウの品種で、以前ご紹介した「マルケス デ テナ ティント」でも使われており、バレンシア地方などで多く栽培されているようです。

 <ボバル>で造ったワインの味は、熟成が浅い状態だとラズベリーやレッドチェリーなどの赤系果実の香りを感じ、熟成するにつれブルーベリーやカシスなどの黒系果実の香りが生まれ、重さはミディアムからフルボディなのだそうです。

 この<モナストレル>と<ボバル>の特徴から察するところ、「ラ・ガイア ティント」はなんとも奥深い香りがする少し重めのワインではないかと、であって欲しいと、思いました。

3.「ラ・ガイア ティント」を味わう

3-1)しっかりとした香りとほどよい辛みと酸味

 そして、いよいよ開栓してみました。香りはなかなかしっかりしており、<モナストレル>と<ボバル>がミックスされた赤ワインの香りでした。そしていざ呑んでみると、いつも通りのコメントになってしまいますが、最低合格ラインの、格安ワインにありがちな安っぽい甘さはありませんでした。

「ラ・ガイア ティント」のスペック
「ラ・ガイア ティント」のスペック

 辛みと酸味がほどよく混じり合った味で、少し重めのミディアムボディでした。小さな農家の方々が丹精込めて造った2種類のブドウが、みごとなハーモニーを奏でているようでした。

 味の奥深さとなるとそこそこになってしまいますが、薬と一緒に売っている(もちろん棚は違います)超格安ワインとはとても思えないクオリティのワインでした。

 辛みと酸味と、重さもほどよいということで、どんな料理にも合うような気がしました。 

「ラ・ガイア ティント」のボトルとグラス
「ラ・ガイア ティント」のボトルとグラス

3-2)手造りピザ(?)と共に

 「ラ・ガイア ティント」はどんな料理にも合いそうということで、今回は無難なところで手造りピザと一緒に食べることにしました。手造りといっても以前もお話ししたように、市販のピザ(具無しチーズのみ)に好きな具をトッピングするだけです。

 今回はちょうどツナコーン缶があったので、それをトッピングすることにしました。その上にマヨネーズをほどよくかけてスライスチーズをのせ、ガスレンジでじっくり焼きます。我が家には壺釜がないので、焼くのに少し時間がかかります。

 そして総額300円ほどの、超格安手造りピザの完成です。チーズたっぷり具だくさんのピザが、おいしく焼き上がりました。

手造りピザの材料(左)と こんがりと焼き上がった手造りピザ(右)
手造りピザの材料(左)と こんがりと焼き上がった手造りピザ(右)

 さっそく手造りピザと一緒に「ラ・ガイア ティント」をいただきました。予想通り「ラ・ガイア ティント」のほどよい辛みと酸味と、たっぷりのチーズに包まれたツナとコーンのピザとの相性は抜群で、大満足のディナータイムとなりました。

「ラ・ガイア ティント」と 手造りピザ
「ラ・ガイア ティント」と 手造りピザ

4.おわりに

 以上が、【クリエイト】で見つけた超格安スペインワイン「ラ・ガイア ティント」のご紹介になります。

 あまり期待をせずに購入した「ラ・ガイア ティント」でしたが、ほどよい辛みと酸味の効いたその外観からは想像できないほどのちゃんとした(?)赤ワインでした。文章の中のところどころに【クリエイト】さんに対して、少し失礼にあたる表現があったかもしれませんが、本当にお詫び申し上げます、と共に、このようなコスパ最高のワインをご提供いただきありがとうございました。

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