「ペヤング」カップ麺シリーズ:その4(「からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」と「豚バラ入り油そば」)

2024年3月11日

1.はじめに

 いままで(その1)~(その3)の3回に渡り、スーパーではなかなかお目にかからない「ペヤング」の品々をご紹介してきました。

(その3):「ペヤング ヌードル」と「ペヨング」の「カレーやきそば」のご紹介
(その3):
「ペヤング ヌードル」と「ペング」の「カレーやきそば」のご紹介
(その2):「オムそば」「トムヤンクン」のご紹介
(その2):
「オムそば」「トムヤンクン」のご紹介

前回(その1):「イカトパス」のご紹介
(その1):
「イカトパス」のご紹介


 そして今回(その4)では、その後追加で購入した2品「からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」と「豚バラ入り油そば」をご紹介したいと思います。

 

2.「からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」

 まずは、からしマヨネーズと黒胡椒でパンチを効かせた、その名の通り「からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王:以下魔王」をご紹介します。

 「ペヤング」の商品の中には、「獄激辛」「激辛」といった辛さを売りにしている商品が多くみられますが、私は辛いのが苦手というわけではないのですが、あえて積極的には選びませんでした。ただこの「魔王」は、唐辛子でとにかく発汗するほどの辛さをもたらすのではなく、からしマヨネーズと黒胡椒というタッグを組んだらおいしくないわけがないコンビに惹かれて選びました。

 パッケージは、「ペヤング」の辛い系の装いで、悪魔や鬼をあしらったデザインでした。

「魔王」の外観
「魔王」の外観

 パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースに加えて、黒胡椒とからしマヨネーズが入っていました。具の中身は、キャベツ、香辛料、味付け鶏ミンチの3品で、いままで食べた「ペヤング」と違い、特に際立ったものはありませんでした。

 おそらく今回の主役はからしマヨネーズと黒胡椒だと思いつつ、具を麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「魔王」の具たち
「魔王」の具たち

 3分後にお湯を捨ててから上蓋をはがしソースを混ぜると、この段階では普通の「ペヤングソースやきそば」のビジュアルでした。

完成直前の「魔王」
完成直前の「魔王」

 そしていよいよからしマヨネーズを、レーザービームのごとく麺の上に放射し、さらに黒胡椒をふりかけて完成です。ほんのりと黒胡椒の香りが漂い、この時点でその味はすでに約束されたものとなっていました。

 麺に黒胡椒がまぶされた、からしマヨネーズをからませて口の中に運ぶと、期待通りのからしと黒胡椒のダブルピリッと辛さを、マヨネーズがまろやかに包みこんだ、なんとも深みのある味わいでした。

 具のキャベツと味付け鶏ミンチも、主役の邪魔をすることなくほどよく麺に絡むことで、焼きそばらしい食感をもたらしてくれました。

 そして、まるで青春時代に戻ったかのように、息つく間もなくあっという間に平らげてしまいました。まもなく前期高齢者(ブログの公開時点では、無事(?)前期高齢者になっています)になる私には、カップ麺は普通盛で十分なのですが、この「魔王」だけは、大盛があればと思いました。

 そして少し調べてみると、なんとほぼ倍の量の「超大盛からしマヨネーズ黒胡椒魔王」があるようで、こちらのほうが先に発売されていました。

からしマヨネーズと黒胡椒でドレスアップした「魔王」
からしマヨネーズと黒胡椒でドレスアップした「魔王」

3.「豚バラ入り油そば」

 つぎは豚バラと油そばという、私の大好きなフレーズが合体した「豚バラ入り油そば:以下油そば」です。パッケージには「辛みが旨いので食べたら止まりません。押し寄せる旨さには十分ご注意ください。」という、いかにもその旨さを期待させるフレーズが書いてありました。

「油そば」の外観
「油そば」の外観

 パッケージの上蓋を開けると、なかにはソースと具に加えて、調味油が入っていました。この調味油が、普通のソースやきそばを、油そばに変身させるのかなと思いました。具の中身は豚バラ、キャベツ、味付け鶏ミンチで、豚バラを冠としているだけあって、豚バラの量が多めでした。

 それらの具を麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「油そば」の具たち
「油そば」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースと調味油を入れて麺と具と混ぜ合わせて完成です。

 残念ながら豚バラは小ぶりなので、ソースの色に同化して姿をくらましてしまいましたが、まずは一口味わってみました。ソースだけだとけっこうピリッときますが(ソースの袋をちょっとだけなめてみました)、麺と一緒に食べるとそれほどでもなく、パッケージに書いてあった通り辛みが旨味になってくれました。

 豚バラもその姿はくらましたものの、麺に絡んで食感の中で懸命にその存在感をアピールしていました。

 調理油で油そばに変身するのかという予想でしたが、どちらかというと旨いピリ辛ソースやきそばといった感じでした。食べている最中は旨味が勝っていたのですが、食べ終ってからはさすがに唇がヒリヒリしてきました。

完成した「油そば」
完成した「油そば」

4.再び老人からのお願い

 ペヤングシリーズ(その1)の中で、【日清】の「UFO」のように上蓋にも調理方法を記載して欲しいという嘆願をしましたが、なんと「油そば」の上蓋に調理方法が記載してありました。

「油そば」の調理方法が記載された上蓋
「油そば」の調理方法が記載された上蓋

 一瞬私の声が【まるか食品】に届いたのかと思いましたが、「油そば」は少しまえに発売されたもので、いままでご紹介した商品の方があとに発売されています。

 ということは、以前は「ペヤング」の上蓋にも調理方法が記載されており、最近QRコードに変更したことになります。何でもかんでもQRコードにするのではなく、その用途用途に適した記載をしてほしいとあらためて思いました。

5.おわりに

 以上が、「魔王」と「油そば」のご紹介になります。特に「魔王」は私の大好きな味で、今度は超大盛を購入して思う存分食べてみたいと思います。

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 「ペヤング」のめずらしいカップ麺をご紹介していますので、ぜひご覧になってください。

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