「ペヤング」カップ麺シリーズ:その15(「塩やきそば」と「スパイシーヤキソバ」)

1.はじめに

 「ペヤング」カップ麺シリーズ(その12)の中で、私のブログでよくご紹介している格安スーパー【ロピア】でも、ときどき「ペヤング」の新作が店頭に並ぶことがあるというお話をしました。

「ペヤング」カップ麺シリーズ(その12)
「ペヤング」カップ麺シリーズ(その12)

 それからは、【ロピア】に行くとお酒のコーナーだけではなく、カップ麺のコーナーにも立ち寄って、「ペヤング」の新商品がおいていないかを確かめるようにしていました。

 そして先日、どちらかといえばカラフルなパッケージが多い「ペヤング」ですが、なんともクールなパッケージに包まれた新商品、「塩やきそば」と「スパイシーヤキソバ」を見つけました。

 ということで今回は、「ペヤング」の新商品「塩やきそば」と「スパイシーヤキソバ」をご紹介したいと思います。

今回購入した新商品2品
今回購入した新商品2品

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.「塩やきそば」

宮古島で食べた雪塩アイス(参考)
宮古島で食べた雪塩アイス(参考)

 「塩やきそば」のパッケージは、沖縄の宮古島の名産品である雪塩を思い出させてくれるような、シンプルでありながらなんともインパクトのあるデザインでした。

 ガラスープ・ホタテエキスなどを調合したオリジナルの塩ソースを使うことで、絶妙な塩味を生みだしているようです。

 どうやらただの塩焼きそばではなく、「ペヤング」ならではの味に仕上げられているようです。

「塩やきそば」のパッケージ
「塩やきそば」のパッケージ

  パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースに加えて、ふりかけとスパイスが入っており、具の中身は、キャベツ、味付け鶏ミンチで、よくある「ペヤング」の定番の具たちでした。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「塩やきそば」の具たち
「塩やきそば」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせ、その上からふりかけとスパイスをかけて完成です。ソースを少し舐めてみると、塩ソースというよりは、いろいろなエキスが調合された秘伝のソース的な味でした。

 ふりかけの中身は、ごま、アオサ、紅生姜で、スパイスはちょっと香りを嗅いだだけで、くしゃみを誘発しました。

 味はソースを舐めたときの印象と同じで、あっさりとした塩味というよりは、少しコクを感じる塩焼きそばでした。具のキャベツと味付け鶏ミンチの仕事ぶりはほどほどでしたが、ふりかけの中のアオサがなかなかいい仕事をしており、麺によく絡んで、とてもいい味のアクセントになっていました。

 「塩やきそば」は、そのパッケージのクールなイメージとは違い、塩とエキスが絶妙に調合された、とてもまろやかで味わい深い塩焼きそばに仕上がっていました。

完成した「塩やきそば」
完成した「塩やきそば」
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3.「スパイシーヤキソバ」

 「スパイシーヤキソバ」は、ガーリックソースとスパイスを組み合わせることでパンチを効かせた商品のようです。今までの経験だと【まるか食品】が ”パンチ” とか ”激辛” とか謳うときは、”ほどよい” という言葉があてはまらないので要注意です。

 特にスパイスは、ブラックペッパーとガーリックチップを配合した特製スパイスのようで、最後まで飽きさせることなく、パンチを維持し続けてくれるようです。

 なんだかガーリック好きの私としては、期待半分、恐怖半分といったところです。

「スパイシーヤキソバ」のパッケージ
「スパイシーヤキソバ」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースと特製スパイスが入っており、具の中身は、キャベツと豚肉の2品のみでした。具の量は普通で、この商品は具で勝負するのではなく、どうやら特製スパイスで攻め込んでくるようです。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「スパイシーヤキソバ」の具たち
「スパイシーヤキソバ」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせました。ソースを少し舐めてみると、濃厚なガーリックソースの味でした。

 そして最後に特製スパイスを麺の上にかけて完成です。一応特製スパイスも舐めてみましたが、この時点では、そのポテンシャルはまだ影を潜めていました。

 そしていざ食べてみると、濃厚なガーリックソースが、ガーリック好きの私好みの味に仕上げてくれていました。

 そのまま食べ続けると、あれだけ濃厚だったガーリックソースの味を、徐々に特製スパイスが上回り始めました。最初はそれほど気にならなかったスパイスの辛みと塩味もその強さを増し、最後はこの特製スパイスが、味のけん引役になっていました。

 確かに最後までパンチが維持された、飽きのこないおいしい塩焼きそばでしたが、正直なところ高血圧の私としては、少し不安も覚えました。

 念のためあとで調べてみたのですが、100gあたりの塩分量は、ブラックペッパーが0.2g(引用:日本食品標準成分表)、ガーリックチップは0.06g(引用:オタフク商品データ)で、両者ともほとんど塩分が含まれていないことが分かりました。ちょっと安心しました。

完成した「スパイシーヤキソバ」
完成した「スパイシーヤキソバ」

4.おわりに

 以上が、「塩やきそば」と「スパイシーヤキソバ」のご紹介になります。

 「塩やきそば」は、そのパッケージのクールなイメージとは違い、塩とエキスが絶妙に調合された、とてもまろやかで味わい深い焼きそばでした。

 その流れで「スパイシーヤキソバ」もスパイシーといいながら、ガーリックとスパイスを絶妙に調合したまろやかな味かと思いきや、こちらはパッケージ通りのブラックペッパーを主役にした、しっかりとパンチの効いた「スパイシーヤキソバ」でした。

 【まるか食品】は、あいかわらず好調なペースで新商品を発売しているので、引き続き老骨に鞭打ってそれらをご紹介していきたいと思います。

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