日本最古の印度料理専門店【ナイルレストラン】が監修する「スパイスチキンカレー」を食べてみました。

1.はじめに

 以前【新宿中村屋】レトルト食品シリーズ:その1(2つのチキンカリー)のご紹介の中で、【新宿中村屋】は昭和2年(1927年)に、日本で初めて本場インドの純印度式カリーを発売したというお話をしました。

【新宿中村屋】レトルト食品シリーズ:その1
【新宿中村屋】レトルト食品シリーズ:その1

 そして今回は、日本最古の印度料理専門店【ナイルレストラン】が監修する「スパイスチキンカレー」をご紹介したいと思います。

 もう20年も前の話になりますが、現役時代に職場が銀座にあったころに、この【ナイルレストラン】が近くにあったので、なんどかお伺いしたことがあります。

 お店のたたずまいからして、いかにも印度料理専門店といった雰囲気を醸し出しており、本場の本格的なカレーを堪能させていただきました。

 「ムルギーランチ」という同店定番のカレー注文するすると、”コレガウチノヤリカタ” といいながらインド人の方(多分当時の店主)が、カレーの中央に鎮座する大きな骨付きの鶏もも肉をさばいてくれたことを覚えています。

 その【ナイルレストラン】が監修した「スパイスチキンカレー」ということで、どんな味なのか食べる前から本当に楽しみです。ちなみに販売元は、あのおつまみで有名な【株式会社なとり:以下なとり】となっていました。手広くやっているようです。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【ナイルレストラン】【なとり】のホームページなどを参考に書いていることを、ご承知おきください。

2.【ナイルレストラン】とは

 【ナイルレストラン】は、現在もお店をかまえる銀座の昭和通り沿いに、昭和24年(1949年)で開業しました。初代店主はインド出身のA.M.ナイル氏で、昭和3年(1928年)に京都帝国大学(現在の京都大学)に留学しました。秀才のようです。

 このころにA.M.ナイル氏は、前述の【新宿中村屋】で、日本で初めて本場インドの純印度式カリーを発売したラス・ビハリ・ボース氏との出会いがあったようです。

 A.M.ナイル氏はインドの独立運動への参加や、日本陸軍との接触、満州国での活動など、第二次世界大戦の戦前・戦後の激動の時期に様々な活動をされており、その中の日本とインドとの平和条約締結に奔走していたころに【ナイルレストラン】を開業したようです。

 そして昭和59年(1984年)には、インド独立運動の功績が認められ、天皇陛下から勲三等瑞宝章を授与されています。偉人です。

3.「スパイスチキンカレー」の商品紹介

3‐1)パッケージとレトルトパック

 下表に、「スパイスチキンカレー」のパッケージとレトルトパックを示します。

 パッケージには “銀座ナイルレストラン監修" と記されており、正式な店名は【ナイルレストラン】ですが、なぜか “銀座" が頭についていました。おそらく【ナイルレストラン】に馴染みのない方にも、分かりやすくしたものと思われます。

 レトルトパックは電子レンジ対応ではなく、昔ながらのお湯で温めるタイプで、小さく識別記号と賞味期限が記載された、とてもシンプルなデザイン(?)でした。

「スパイスチキンカレー」のパッケージとレトルトパック
「スパイスチキンカレー」のパッケージとレトルトパック
パッケージ裏面の【ナイルレストラン】の紹介
パッケージ裏面の【ナイルレストラン】の紹介

3‐2)商品概要

 下表に、「スパイスチキンカレー」の商品概要を示します。

 10種類以上の【ナイルレストラン】と同じスパイスを贅沢に使って煮込んである、本格インドカレーのようですが、さすがに前述のお店で出てくるような大きな骨付きの鶏もも肉は入っていないようです。

 ただその本格的な味は、あの仕事はつらかったけど、アフターファイブ(もう少し遅かったと思います)はめちゃくちゃ楽しかった銀座勤務だったころを思い出させてくれそうです。

「スパイスチキンカレー」の商品概要

3‐3)ビジュアル

 下表に、「スパイスチキンカレー」の出来上がりの画像を示します。

 ルーの色は、少し赤みかかった濃い目の茶色で、小ぶりながらたくさんの鶏肉たちが顔を出していました。

「スパイスチキンカレー」の出来上がりの画像
「スパイスチキンカレー」の出来上がりの画像

3‐4)評価と感想

 下表に、「スパイスチキンカレー」を食べた評価と感想を示します。

 ルーはまさしく【ナイルレストラン】の味で、厳選されたスパイスたちが絶妙に調合され、繊細で芳醇な味に仕上げられていました。

 食べ終わったあともずいぶんと長い間のど元に、酸味の効いた独特のスパイシーな余韻が残り、この余韻を感じながら昭和通りの信号を渡っていた20年前にみごとにタイムスリップさせてくれました。

 さすがに骨付きの鶏もも肉は入っていませんでしたが、小ぶりながらそれなりの量の鶏肉もよく煮込まれており、食感をのこしつつも鶏肉の旨味がぎっしりと詰まっていました。

 総合得点は26点と高得点で、今までの最高得点の27点には一歩及びませんでしたが、【ナイルレストラン】の味をみごとに再現した本格インドカレーに仕上げられていました。

「スパイスチキンカレー」を食べた評価と感想
「スパイスチキンカレー」を食べた評価と感想

4.おわりに

 以上が、「スパイスチキンカレー」のご紹介になります。その味は、20年前に【ナイルレストラン】で食べた本格インドカレーの味が、みごとに再現されていました。

 いまでは本格的なスパイシーカレーは数多く存在しますが、この「スパイスチキンカレー」は【ナイルレストラン】でしか食べられない繊細で芳醇な独特な味に仕上げられています。

 ぜひ皆さんも、この【ナイルレストラン】の味を堪能してみてください。

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