ケンメリの入院:その2(異音がますます大きくなったので、結局入院することになりました。)
Contents
1.はじめに
前回(その1)では、ケンメリのガソリンの給油方法についてお話ししました。その給油方法の写真撮影を進める中で、エンジンルームから少し異音が聞こえてきました。
その後、その異音はますます大きくなり、結局ディーラーに入院することになりました。今回(その2)では、そのディーラーへの入院についてお話ししたいと思います。
2.エンジンルームから異音が
2-1)異音はだんだん大きくなる
前回(その1)でお話ししたように、ガソリンの給油方法の写真撮影に夢中になっていると、かすかながら「ウ~」という異音が、エンジンルームから聞こえました。
そのうち収まるだろうと軽く考え、車に乗り込み発進させようとすると、先ほどの異音が少し大きくなり、車室内に音がこもるようになりました。このままではちょっとまずいのではと、原因を探ってみました。
2-2)オルタネーターが怪しい
ボンネットを開けると、異音はオルタネーター付近から出ていました。もしオルタネーターが怪しいとなると、電装系に影響が出るはずなので、試しにヘッドランプやハザードランプをON/OFFしたところ、異音が変化しました。
こうなると、犯人はオルタネーターにだんだん絞られてきました。と、この時は思い込んでいました。
3.ディーラーに入院
3-1)命からがらディーラーへ
このまま放っていくわけにいかないので、先日車検に出したディーラーに連絡を入れ、すぐにお伺いすることにしました。
ディーラーまでは15分ほどの道のりですが、走っていると徐々に異音が大きくなり、けっこうヤバそうな音が出るようになりました。そして命からがら、ディーラーに到着しました。
3-2)急に異音がおさまる
ディーラーに到着してからも異音は続きましたが、担当の方が別のお客さんと接客中ということで、一旦エンジンを切りました。そして担当の方がお見えになりエンジンを再始動すると、パタッと異音が止まってしまいました。
しばらくそのまま様子を見ましたが、異音は発生しませんでした。ただ先ほどの異音があまりにも大きな音だったので、そのままケンメリを入院させることにしました。
4.R34との戦い
4-1)R34が優先
車検の時もそうでしたが、ケンメリは雨にめっぽう弱いので、可能な範囲で屋根の下に保管してもらうようにお願いしています。
ただこちらのディーラーはあまり広くなく、特に今は入庫している車が多いのと、ちょうどR34(R34型スカイライン)が入庫しているので、そちらも屋根の下に入れる必要があるとおっしゃっていました。
4-2)R34に後塵を拝する
R34といえば、ケンメリより6代もあとに発売されている若造です。ただ映画「ワイルドスピード」の影響で、現在アメリカでは日本で販売された中古の日本車が大ブームで、特にR34は劇中にも登場したので大人気なんだそうです。
その影響でR34の中古車価格が異常に跳ね上がっており、GT-Rになると億の声も聞くそうです。これはトヨタ2000GTやケンメリGT-Rのような絶版希少車並み価格で、程度さえよければ1千万円を越えるケンメリのことを、喜んでいるどころの話ではありません。
こつこつと努力してようやく築いた地位を、すい星のごとく現れた若造に奪われたような気分です。
4-3)R34価格高騰の理由
ではなぜ今、急に値が上がっているのかというと、ご存じの方も多いと思いますが、アメリカにはIVSCA(The Imported Vehicle Safety Compliance Act)という法規にあって、これに定められた安全性や排ガス規制を満たす車でないと輸入できません。
ただその縛りは、製造から25年経てば対象外になります。いわゆる25年ルールというやつです。R34は1998年発売なので、そろそろアメリカの輸入の縛りが解け始めるということで、中古車価格が急騰してるようです。
4-4)ディーラーを後に
ケンメリは入院の間、このR34と限られた屋根の下の陣取り合戦をすることになるようです。悔しいかな中古車価格は大きく水をあけられているようですが、できることならば、より古くて雨に弱いケンメリを、優先していただけることを願ってディーラーを後にしました。
5.次回に向けて
以上が、ケンメリのディーラーへ入院した時のお話になります。入院後、事態はますます悪い方向に向かうことになりました。次回はそのあたりのお話する予定です。
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