「ペヤング」カップ麺シリーズ:その10(「ディアーヌードル カレー味」と「カタ極 細麺豚骨やきそば」)

1.はじめに

 前回(その9)では、「醤油豚骨やきそば」と「煮干し油そば」をご紹介し、「醤油豚骨やきそば」は、激ニンニクではありませんでしたが、普通においしい「醤油豚骨やきそば」で、「煮干し油そば」は、油そば感はあまりありませんでしたが、病みつきになる味の「煮干しつけ麺風やきそば」だったというお話をしました。

(その9):「醤油豚骨やきそば」と「煮干し油そば」
(その9):「醤油豚骨やきそば」と「煮干し油そば」

 それからしばらく「ペヤング」とはご無沙汰していましたが、先日南町田の「グランベリーパーク」にいったときに、いつもの「ペヤング」がおいてあるお店に寄ったところ、以前ほどの品数は揃っていないものの、新商品の「ディアーヌードル カレー味」と「カタ極 細麺豚骨やきそば」がおいてありました。

 ということで、今回はこの「ディアーヌードル カレー味」と「カタ極 細麺豚骨やきそば」をご紹介したいと思います。

今回ご紹介する新商品2品
今回ご紹介する新商品2品

2.「ディアーヌードル カレー味」

 「ディアーヌードル カレー味」は、ディアーヌードルシリーズの定番、ショウユ味・ミソ味・シオ味に、あらたたに加わったカレー味のディアーヌードルです。

 製造元の【まるか食品】によると、マイルドな味わいのカレースープに、彩りの良い具を組み合わせることで、子どもから大人まで幅広く楽しめる一品に仕上げてあるのだそうです。

「ディアーヌードル カレー味」のパッケージ
「ディアーヌードル カレー味」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具と粉末ソースが入っており、具の中身は、キャベツ、にんじん、鶏・豚味付ひき肉の4品でした。以前ご紹介したように、ディアーヌードルシリーズは、焼きそばのペングシリーズと同じで、オープン価格のお買い得な商品なので、具の種類と量は少なめです。

「ディアーヌードルみそ味」のご紹介
「ディアーヌードルミソ味」のご紹介
「ディアーヌードル しお味」のご紹介
「ディアーヌードルシオ味」のご紹介

 ただ、シオ味とミソ味の具はどちらも同じで、わかめ、にんじん、ねぎの3品だったのに対し、このカレー味は4品で、他との共用ではなくカレー味に合わせた具ということで、この大型新人への【まるか食品】の期待が大きいことがうかがえます。

 具と粉末スープを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。粉末スープを入れるときにはさすがカレー味ということで、ほどよいカレーの香りが漂よってました。

「ディアーヌードル カレー味」の具たち
「ディアーヌードル カレー味」の具たち

 3分後に上蓋をはがし、麺と具を混ぜ合わせて、早速食べてみました。

 まずスープだけを飲んでみると、カレー味のカップ麺にありがちなどろりとしたスープではなく、かなりあっさりとした、でもしっかりとカレー味の旨味は感じることができる、なかなか好感の持てる味でした。

 麺は他のディアーヌードルと同じ縮れた細麺で、あいかわらずとてもよくスープに絡みます。最初はカレー味ということで、もう少しカレーの後味が残るのかなと思いましたが、意外なほどあっさりとしており、スルスルとあっというまに平らげてしまいました。

 前述の通り私には、カレー味のカップ麺はどろりとしているイメージがあったので、このあっさりとした「ディアーヌードル カレー味」は、ちょっと新鮮でいつもと違うおいしさを提供してくれました。

完成した「ディアーヌードル カレー味」
完成した「ディアーヌードル カレー味」
黄色い文字の調理方法の記載
黄色い文字の調理方法の記載

 ただひとつだけ苦言をいわせていただくと、蓋に白地に黄色い文字で印刷された調理方法の説明書きですが、若い人ならまだしも、私たちシニアにはこのコントラストで文字を読むのは、ちょっと厳しいと思いました。

 以前お話した焼きそばの調理方法をQRコードから入って読むというのもシニアいじめでしたが、この白地に黄色い文字も相当なシニアいじめだと思いました。確かにシニアの方はカップ麺はあまり食べないので、致し方なしと思うしかないのかもしれません。

3.「カタ極 細麺豚骨やきそば」

 「カタ極 細麺豚骨やきそば」は、本格的な「バリカタ」の豚骨ラーメンを再現した商品で、【まるか食品】では、その再現のためにあらたに細麺が開発されたのだそうです。そしてその「バリカタ」の細麺と濃厚な豚骨ソースの組み合わせは、相性が抜群のようです。期待できそうです。

「カタ極 細麺豚骨やきそば」のパッケージ
「カタ極 細麺豚骨やきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具と液体ソースが入っており、具の中身は、豚肉、キクラゲ、ねぎ、の3品でした。前回ご紹介した「醤油豚骨やきそば」のときは、キクラゲの代わりになぜかナルトが入っいましたが、豚骨にはやはりキクラゲの方がしっくりきます。

 そして具を麺の上にのせて、熱湯を注いで、今回は「バリカタ」細麺ということで、いつもの3分ではなく1分間待ちました。

「カタ極 細麺豚骨やきそば」の具たち
「カタ極 細麺豚骨やきそば」の具たち

 1分は思った以上に早く経ち、急いでお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせました。ソースを少し舐めてみると、それはもちろん豚骨の味でした。

 いざ食べてみると、見た目以上に細麺で、わざわざあらたに開発しただけのことはありました。カップ麺なので、さすがにストレート麺というわけにはいきませんが、その雰囲気は感じとることはできました。

 ブログの写真撮影などでモタモタしているちに、せっかくの「バリカタ」が少し柔らかくなってしまいましたが、その面影も残っていました。

 具に関しては、せっかくのキクラゲはちょっと控えめでしたが、豚肉が結構頑張ってくれたので、豚骨焼きソバの面目は保っていました。

 味の濃さは、前回の「醤油豚骨やきそば」より少し抑えめでした。食べ終わってから思いつきましたが、冷蔵庫に常備しているチューブ入りのニンニクを加えれば、もっと豚骨の味が引き立てられたのではと、あとで少し後悔しました。

完成した「カタ極 細麺豚骨やきそば」
完成した「カタ極 細麺豚骨やきそば」
「カタ極 細麺豚骨やきそば」の細麺(左)と「醤油豚骨らーめん」の麺(右):なんとなく左の方が細く感じます。
「カタ極 細麺豚骨やきそば」の細麺(左)と「醤油豚骨らーめん」の麺(右):なんとなく左の方が細く感じます。

4.おわりに

 以上が、「ディアーヌードル カレー味」と「カタ極 細麺豚骨やきそば」のご紹介になります。

 「ディアーヌードル カレー味」は、かなりあっさりとした、でもしっかりとカレー味の旨味は感じることができる、なかなか好感の持てる味でした。

 「カタ極 細麺豚骨やきそば」は、【まるか食品】がわざわざあらたに細麺を開発した力作だけあって、九州博多の長浜の細麺豚骨ラーメンを彷彿させる焼きそばでした。残念ながら「バリカタ」までは体験できませんでしたが、次回はもっと待ち時間を短縮して、うたい文句になっている「カタ極 細麺」を堪能してみたいと思います。

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