東名ひとり旅(上り編):【さわやか】のげんこつハンバーグを求めて高速道路を途中下車しました。

2023年12月13日

1.はじめに

 今回は「東名ひとり旅の(上り編)」になります。(下り編)の時のように晩飯をどこかで買うというタスクは無いので、のんびりと寄りたいところに寄っていくといった気ままな旅を楽しみました。

東名ひとり旅(下り編)

 ということで今回の旅のメインイベントは、静岡県内のみでチェーン展開しているファミリーレストラン【さわやか】で、めちゃくちゃおいしいと評判のハンバーグを食べることになります。

2.【さわやか】を侮るなかれ

2-1)昔は何気に聞き流す

 随分前に静岡県にゴルフに行った時に、クラブバスの運転手さんがあまり見かけないファミリーレストランを指さして、こちらが静岡県で有名なハンバーグがおいしいお店ですと教えてくれました。

 それが今回行く【炭焼きレストランさわやか:以下さわやか】だったのですが、その時はその日のゴルフのことで頭が一杯で、運転手さんの話を何気に聞き流していたと記憶しています。

2-2)昨年の秋に挑戦

2-2-1)買い物がてらに向かう

 その【さわやか】が少し前に御殿場プレミアムアウトレットに出店し、もともと静岡県内では有名なお店だったのですが、若者中心に関東方面に一気にブレークしたようです。私もカミさんが食べたいという言うので、昨年の秋に買物がてら御殿場プレミアムアウトレットに行ってみました。

2-2-2)驚愕の待ち人の数

 朝10時から整理券が配られるというので、その時間を目指して向かいました。ネットで待ち状況を確認すると、駐車場に到着した10時少し過ぎにはまだ数組の待ちでした。

 これならなんとかなるとお店に向かったのですが、整理券の発券所には既に長蛇の列が出来ており、30分程度待ってようやく整理券にありつけました。

 そして整理券を見ると、なんと100組以上の待ちで、入店は4時間以上後になるようでした。もっと事前に調べておけばよかったと後悔しましたが、整理券が配られる10時には既に多くの方が並んで待っており、発券と同時に一気に待ち数が増えるといった構図のようでした。

 下図は【さわやか】の公式ホームページの2022年6月5日(日)の11時過ぎの待ち状況ですが、日曜日ということもあり既に御殿場プレミアムアウトレット店の整理券の発券は終了しています。

【炭焼きレストランさわやか】の待ち時間
さわやか】の待ち時間(引用:【さわやか】公式ホームページ) 

2-2-3)キャンセルを期待したが

 よく待ち時間が長すぎるとキャンセルが出て待ち時間が短くなることがあるので、私たちもそれに期待しつつまずは買い物をすることにしました。何度も何度も祈るようにネットで待ち状況を確認しましたが、一向に早まる気配はありませんでした。

2-2-4)近くの御殿場インター店に向かったが

 このままだとその日に宿泊するホテルのチェックインが遅くなり、昼食も中途半端な時間になってしまいそうだったので、仕方なく【さわやか】は断念し、他のお店で昼食を食べることにしようと思いました。

 ただどうしてもカミさんが諦めきれないようだったので、一番近くの【さわやか】御殿場インター店に向かうことになりました。結果は。。。同じことを考える方が多いようで、こちらは本日の整理券の発券は終了とのことでした。

2-3)聞き流した罰

 そして私たちはホテルに着くまで何も口にできない昼食難民になりました。ずいぶん長く語ってしまいましたが、結局この日は【さわやか】のハンバーグは食べることができませんでした。ゴルフ場のクラブバスの運転手さんの話を聞き流した罰が当たったのかもしれません。

3.一路【さわやか】に

3-1)新東名のIC近くの【さわやか】浜北店に向かう

 今回はなんとしても【さわやか】のハンバーグを食べたいので、東名、新東名のインターチェンジ(以下IC)付近にある【さわやか】のお店を調べました。

 東名のほうがIC付近のお店の数は多いのですが、少し道が込み入っていたり距離があったりしたので、一番シンプルに行けそうな新東名の浜松浜北IC付近の浜北店を目指すことにしました。

3-2)浜松SAに寄る

3-2-1)浜松SAで事前調査

 岐阜の実家を11時頃出発。平日なのでこの日も東名は順調。豊田ジャンクションから新東名に入り、13時過ぎに浜松SAに立ち寄って、ネットで浜北店の待ち状況を確認したところ、数組の待ちで普通(?)のファミリーレストラン並みの混み具合でした。

浜松SAの入口看板
浜松SAの入口看板(パワポで作成)

3-2-2)何気に景色が良かった浜松SA

 【さわやか】の事前確認のために立ち寄った浜松SAですが、山間の広大な景色が広がる場所にあり、ちょうど新緑の季節とも重なり地味ながらとても景色のいいところでした。展望台もあり長旅の疲れを癒すにはとてもいいところだと思いました。

浜松SA(上り)からの景色
浜松SA(上り)からの景色

3-3)いよいよ【さわやか】に

3-3-1)浜松浜北ICから数分で到着

 浜松SAの景色に少し癒され、いよいよ【さわやか】浜北店に向かいます。浜松SAから数分で浜松浜北ICに、そこからは片側2車線の走りやすい一般道を走り数分で【さわやか】浜北店に到着しました。駐車場はかなり広く、スムーズに車を止めることができました。

3-3-2)げんこつハンバーグランチを注文

 そして店内へ入ると待ちは1組のみで、数分でテーブルに案内してもらいました。とても愛想のいい店員さんが注文を聞いてくれたので、迷わず看板メニューの250gのげんこつハンバーグランチを頼みました。

 お昼時のピークを過ぎ徐々にお客さんが引いてきている割には、ハンバーグが出てくるまで少し待たされました。そしていよいよハンバーグを満面の笑みを浮かべた店員さんが運んできました。

げんこつハンバーグの断面と全体
げんこつハンバーグの断面と全体
さわやか公式ホームページ https://www.genkotsu-hb.com/

3-3-3)なんとも新鮮なナイフの入り方

 期待に胸を膨らませてハンバーグにナイフを入れると、最初は少し硬いのですが、そのあとなんともなめらかにナイフが進みました。このナイフの入り方は今まで感じたことのない新鮮な感覚でした。

 断面を見ると表面はしっかりと焼いてあり炭火の香ばしさが残されています。そしてその先は一気に肉々しいレアになり、牛肉本来の旨味がじゅわっと染み出してきます。

3-3-4)【さわやか】のハンバーグを図解

 この様子を下図でご説明すると、左側の【さわやか】のハンバーグはしっかり焼かれた表面の中はすぐに肉々しいレアになっていますが、右側の今まで食べたハンバーグは、表面から少し火が通った部分を経て徐々にレアの部分に移っていきます。

 この差が【さわやか】のハンバーグのおいしさの秘密で、少し焼くのに時間が掛かっていたのもこれが理由ではないかと思いました。

げんこつハンバーグの断面と全体

3-3-5)高速代は割り増しになるものの

 お陰様で今まで味わったことのない独特の食感を味わいながら、至福の時を過ごすことができました。そして次はいつ食べられるのか?なぜ静岡県内にしか展開されていないのか?と自問自答しながら、再び浜松浜北ICから新東名に乗りました。

 途中下車したため高速代が1,000円強高くなりましたが、それに代わるすばらしい体験ができたと思います。

3-4)御殿場SAに寄る

 その後も新東名は順調で、途中静岡市付近で富士山があまりに綺麗だったので、富士山が見える御殿場SAまで一気に走りましたが、残念ながら雲が出てきてしまい富士山を見ることができませんでした。

 新東名にも東名の富士川SAのように、富士山の絶景が拝めるSAがあるといいなと思いました。

足柄SAの入口看板
足柄SAの入口看板(パワポで作成)

4.おわりに

 「東名ひとり旅(上り編)」は以上となります。ほとんどが【さわやか】訪問記になってしまいすいません。でも本当においしかったです!

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