イオングループ【マックスバリュ】でも、コスパ最高の超格安スペイン赤ワイン「マルケス デ テナ ティント」を見つけました。
Contents
1.はじめに
今まで4回に渡り格安スーパー【ロピア】で、300円~400円ほどで購入した超格安チリワイン、超格安スペイン、超格安イタリアワインをご紹介し、そのコスパが最高だったというお話をしました。
先日、新鮮な魚介類が格安(最近少し値上がりしました)で買うことができる【角上魚類】にいったときに、同じフロアにあるイオン系のスーパー【マックスバリュ】で、あの【ロピア】でさえ1000円を越えてしまったわが家のハウスウイスキー「ホワイトホース ファインオールド」が、なんと900円ほどで売っているのを見つけました。
大手スーパーなので、たまたま在庫がたくさん残っていて、その在庫が無くなり次第値上がりするのだろうと思いつつ、後日もう一度足を運んでみると、なんとまだ値上がりせずに売っていました。
【マックスバリュ】のお酒は、以前北海道の有名観光地の名前が付いた自社ブランドの格安ビール(発泡酒ではありません)を買い、その味が発泡酒に毛が生えた程度で、値段も味も発泡酒だったという苦い経験をしており、あまりいい印象を持っていませんでした。
ただ「ホワイトホース ファインオールド」の件で、よく吟味すればいい出物が見つかるのではと、【ロピア】並みの超格安ワインを探してみると、スペインの「マルケス デ テナ ティント」という赤ワインが、400円ほどで売っているのを見つけました。
ということで、少し前置きが長くなってしまいましたが、今回は【マックスバリュ】で見つけた超格安スペイン赤ワイン「マルケス デ テナ ティント」をご紹介したいと思います。
2.「マルケス デ テナ ティント」とは
「マルケス デ テナ ティント」を呑む前に、いつものようにボトルのラベル情報などから、少しその正体を調べてみました。
2-1)ワイナリーは【ビセンテ・ガンディア】
「マルケス デ テナ ティント」は、1885年に設立された歴史あるワイナリー【ビセンテ・ガンディア(Vicente Gandia)】で造られていました。【ビセンテ・ガンディア】は、地中海に面したバレンシア地方にあり、このバレンシア地方では一番の規模を誇っているようです。
2014年にはAWCウィーンコンペティションで、NO.1スペインワイナリーに選ばれるなど、数々の賞を受賞している著名なワイナリーでありながら、「高品質のワインをリーズナブルな価格で」というポリシーに則りワイン造りに勤しんでおられるようです。ありがたいことです。どうやら「マルケス デ テナ ティント」は期待できそうです。
2-2)ブドウの品種は<ボバル>など
「マルケス デ テナ ティント」は、ボトルには特にぶどうの品種は記載されていませんでしたが、いろいろ調べてみると、どうやらスペインの固有品種である黒ブドウ<ボバル>と、かの有名な<カベルネ・ソーヴィニヨン>のブレンドワインのようでした。
<ボバル>の原産地は、【ビセンテ・ガンディア】のあるバレンシア地方などで、以前ご紹介した同じくスペインワインの「ロペス メルシェ テンプラニーリョ」で使われているブドウ品種<テンプラニーリョ>などに続き、スペインでは4番目の栽培面積のブドウ品種のようです。
<ボバル>で造った赤ワインの味は、熟成が浅い状態だとラズベリーやレッドチェリーなどの赤系果実の香りを感じ、熟成するにつれブルーベリーやカシスなどの黒系果実の香りが生まれ、重さはミディアムからフルボディなのだそうです。
ここまで調べたところでは、この<ボバル>と、あの<カベルネ・ソーヴィニヨン>のブレンドで造られた「マルケス デ テナ ティント」は、私好みの重めでしっかりした味の赤ワインであるのではと、期待が膨らみました。
3.「マルケス デ テナ ティント」を味わう
3-1)おとなしい味の赤ワイン
そして、いよいよ開栓してみました。香りは特に特徴はありませんでした。そしていざ呑んでみると、最低合格ラインの、格安ワインにありがちな安っぽい甘さはありませんでした。ただ期待したほど辛さも渋さもなく、なんともおとなしい味でした。
ここまで書くと、とても評価が低いと思われそうですが、呑み進めていくとこの自己主張のないおとなしさこそが、「マルケス デ テナ ティント」の持ち味なのではないかと、思い始めました。スペック通りミディアムボディの重さはしっかりと保ちつつ、でも辛さや酸味はあまり顔を出してこないので、これはひょっとしたら和食系の料理に合うのでは、と感じました。
3-2)明太子スパゲッティと共に?
和食系の料理に合うのでは、と感じたのはいいのですが、さすがにご飯と味噌汁とお新香はないと思い、何がいいか考えてみました。
そして思い浮かんだのが、和風スパゲッティの代名詞ともいえる明太子スパゲッティでした。早速明太子スパゲッティを、一番手間暇が掛からない方法(?)で準備し、「マルケス デ テナ ティント」と共にいただきました。
明太子スパゲッティといってもバターがのせてあり、かなりマイルドな味でしたが、あいかわらず「マルケス デ テナ ティント」は表に出てこないので、明太子スパゲッティの味をしっかりと感じることができました。
ここでふと気づくと、明太子スパゲッティを食べるペースに合わせて「マルケス デ テナ ティント」を何杯も、しかもその余韻を感じつつおいしく呑んでいました。どうやら「マルケス デ テナ ティント」は、気付かないうちに料理の引き立て役として、おとなしくもしっかりといい仕事をされていたようです。
4.おわりに
以上が、【マックスバリュ】で見つけた超格安スペイン赤ワイン「マルケス デ テナ ティント」のご紹介になります。今までにご紹介した【ロピア】のワインたちと同様に、「マルケス デ テナ ティント」のコスパは最高でした。
こうなってくると引き続き500円以下の超格安ワインを求め、いろいろなお店を徘徊していきたいと思います。まだまだ宝の山が、いっぱいありそうな気がしてきました。
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