大腸のポリープ除去で禁酒を余儀なくされたので、ノンアルコールドリンクを飲み比べてみました。
Contents
１．はじめに
先日ご紹介した大腸の内視鏡検査の際に見つかったポリープ切除のために、禁酒と腹圧を発生する行為、具体的にはゴルフや筋トレの自粛を余儀なくされました。
強靭な肝臓（いつまでも元気でいてほしいです）を持つ私は、一日でもアルコールの接種を怠ると禁断症状に見舞われるプチアルコール中毒者です。今回はそれを紛らわすために、ノンアルコールドリンクのいくつかを飲み比べてみたので、その感想をご紹介したいと思います。
２．ノンアルコールドリンクの感想
２-１）期待するといつも裏切られる
ノンアルコールビールはゴルフの昼食時に飲むことが多いので、大手ビールメーカーの定番商品は一通り飲んでいます。ただ残念ながらどれもビールとはほど程遠く、いつも期待を裏切られます。
発泡酒やのノンアルコールビールのTVCMは、まるで本物のビールをも凌駕するような描写になっていますが、期待が高まりすぎて逆ににがっかりしてしまいます。
２-２）今回はいつもと違うドリンクを選ぶ
今回はそれら定番商品ではなくメーカーが一味加えたノンアルコールビールや、ノンアルコールのチューハイ、ハイボール、ワインなどを選んでみました。
私は商品比較を専門でやっているわけではないので、近くのスーパーマーケットに置いてある限られた商品に対する、大酒飲みの私見ということをご承知おきください。
２-３）ふとサッポロOライトを思い出す
飲み比べの前にノンアルコールビールで思い出しましたが、子供の頃にサッポロライトとかサッポロＯ（オー）ライトなどという商品がありました。
前者は1969年、後者は1970年の発売のようですが、私は小学校高学年の時にプールの帰りにいつも寄り道していたお店で飲んだという記憶なので、時制的には一致していると思います。
ただオーライトはアルコールはゼロでしたが、ライトの方は少し入っていたような気がします。小学生がそれを飲むなんて今なら許されませんが（多分当時でも）、昭和ど真ん中のおおらかな時代だったのかなと思います。
味については小学生がビールの味など分かるはずもなく、おいしいかどうかは別にしてこれがビールかと思って飲んでいました。
２-４）今回飲み比べたノンアルコールドリンクたち
今回飲み比べたドリンクは
（１）GREEN’S FRREE（ビールテイスト：キリン）
（２）ALL-FREE LIME SHOT（ビールテイスト：サントリー）
（３）のんある晩酌レモンサワー（レモンサワーテイスト：サントリー）
（４）香り華やぐハイボールテイスト（ハイボールテイスト：アサヒ）
（５）ワインの休日〈白〉（スパークリングワインテイスト：サントリー）
の５品目です。（３）（４）（５）については、別のメーカーから違う商品が出ていると思いますが、まずは代表例でどんな味の再現になっているのか確認してみました。
２-５）飲み比べた結果
飲み比べの結果を下表にまとめてみました。ビールテイストに関しては、２品目とも無理にビールの味を求めずに独自の味を打ち出していました。今までノンアルコールビールに裏切られてきましたが、これなら飲めると思いました。
ビールテイスト以外の３品目については、本物への味の近さという点ではビールテイストを少し上回っていると感じました。ただハイボールテイストに関しては、飲みすぎた時に残るウイスキーのちょっと辛い後味が感じられたので評価が下がりました。
３．飲み比べを終えて
３-１）やっぱり本物は旨い
以上が、ポリープ除去の手術後の禁酒期間に飲み比べたノンアルコールドリンクのご紹介です。禁酒期間が明けて最初に飲んだビールの味は、やはりノンアルコールビールとは別物でした。
ビールは私を決して裏切ることなく、必ずしあわせを運んできてくれます。あらためてノンアルコールビールでも、この味が再現できればいいのにと思いました。
３-２）ビールメーカーの皆さんへのお願い
ちなみにノンアルコールビールの値段は、ビールの６割、発泡酒の９割程度です。私は普段はビール、致し方ない時にだけノンアルコールビールを飲むので、もっと高くても（ビール並み）本当にビールと同じ味を再現してもらえた方がうれしいです。
発泡酒や第３のビールなどの値段は、ビールに対して安ければ安いほどよろこばれると思いますが、ノンアルコールビールの場合は、必ずしもそれは当てはまらないと思います。ビールメーカーの皆さん、ぜひご検討いただけたらと思います。