【かつ久無庵】季節限定メニュー「三種盛り定食」で、海老、アジ、ヒレを堪能しました。
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1.はじめに
先日カミさんと久しぶりに、とんかつの名店【かつ久無庵】の横浜髙島屋店に行ってきました。【かつ久無庵】は、いままでに前橋の本店も含め何度かお伺いしており、このブログでのご紹介も今回で5回目となります。
今回は、ちょうどこの季節にぴったりの、季節限定メニュー「三種盛り定食」を堪能したので、そのご紹介を中心にしたいと思います。
2.絶妙のコンビネーション「三種盛り定食」を注文
2-1)車海老フライだけが値上げ
前回はあまりの高騰ぶりで、お店の方からもお勧めできないといわれた車海老フライに、あいかわらず高額な値段がつけられていました。
右表に、1年前と現在とのメニューの比較表を示します。他のメニューは、この値上げのご時勢に【かつ久無庵】のご努力でなんとかキープされていますが、車海老フライだけは300円以上値上がりしていることが分かります。ただ今回は前回と違い、お店の方がお勧めできないということはなく、値は張るけれど胸を張って提供できるレベルのようでした。
2-2)季節限定メニュー「三種盛り定食」とは
そうなると車海老フライが頭から離れなくなり、もちろん主役のとんかつは食べたいし、旬のアジフライか穴子フライも食べたい、という葛藤にかられました。
いっそ全部注文しようかと思いましたが、さすがにバブリー過ぎる(今でも通じるかな?)と思い悩んでいるときに、右記の季節限定メニューの「三種盛り定食」なるものが、目に入りました。
その中には、私が食べたいと思うものすべて(車海老フライ、アジフライ、とんかつ)が入った「三種盛り定食(椿定食)」がラインナップされていました。とんかつはいつものロースかつではありませんが、以前もご紹介したように【かつ久無庵】のヒレかつは、とてもふっくらとしていてやわらかく、私の好みです。
この「三種盛り定食(椿定食)」の値段は1年前と同じで、車海老フライの値段が上がっているのに、なんだか三遊間をうまくすり抜けたようなお得な気分になりました。
2-3)カミさんはいつものヒレかつ定食
カミさんは最近ストレスがたまっており、肉をガツンと食べたい気分ということで、いつものヒレかつ定食を注文しました。いつもなら私もロースかつ定食にして、あと一品をふたりでシェアするのが定番でしたが、私が裏切ってしまったので、カミさんは途方にくれました。
そんなときにお店の方から、アジフライは半身でも提供できますよ、と神の声をいただき、カミさんは即決でそれを注文しました。
3.あいかわらず高い満足度
3-1)主役が出てくるまでに
以前もお話ししましたが、【かつ久無庵】ではとんかつを低温で15分~20分ほどかけてじっくり揚げるので、料理が出てくるまで、それなりに時間を要します。
席に着くと、いつも通りすぐにキャベツと漬け物2種がでてきました。あいからず細切りでシャキシャキでみずみずしいキャベツだったので、あっという間に平らげ、おかわりまでしてしまいました。
漬け物の片側は、なんと好き嫌いのない私が唯一敬遠するらっきょうでした。以前も【かつ久無庵】のらっきょうであればひょっとしてと思って1回挑戦し、かろいじて1粒だけ食べたことがあります。ただ今回は、沖縄で島らっきょうを食べたときほどではないものの、なんの抵抗もなく食べることができ、なんと5粒も食べてしまいました。どうやら【かつ久無庵】のらっきょうであれば、普通に食べられるようになったようです。
3-2)期待通りの「三種盛り定食(椿定食)」
そしていよいよ「三種盛り定食(椿定食)」が運ばれてきました。車海老フライは、これが車海老かと思えるほどの大きさで、お店の方が胸を張るのも分かりました。味はそんじょそこらのブラックタイガーとは別物で、車海老の繊細な味と、大海老ならではのプリプリ感を一緒に味わうことができました。
今日は車海老フライはいらない、といっていたカミさんの目線があまりにも気になったので、少しおすそ分けしてやれるほど、海老は大ぶりでした。
アジフライもヒレかつも、いつも通りふっくらと仕上げられており、本当にこの「三種盛り定食(椿定食)」の満足度は高いと思いました。
カミさんのヒレかつ定食も、130gという一番小さいランクにもかかわらずなかなかのボリュームで、車海老フライのお礼も兼ねて一切れいただくことができました。
そして久しぶりということもありとても胃が元気で、さきほどのキャベツに続き、ご飯までおかわりしてしまいました。
4.おわりに
以上が、【かつ久無庵】の5回目のご紹介になります。今回私が選んだ「三種盛り定食(椿定食)」は、本当に当たりだと思いました。そして値は張りますが、車海老フライが本来の姿を取り戻したのもうれしい限りです。
次回は、昨シーズンに食べそこなったカキフライを絶対に食べたいと思います。そしてぜひこのブログでご紹介したいと思います。
【追記】
【かつ久無庵】のソースは特撰と甘口の2種類があり、おごそかに陶の器に入っていました。それが、右の写真のように、ドレッシングはそのままでしたが、ソースは瓶の容器に変わっていました。
さすがの【かつ久無庵】も、人手不足で扱いが大変な陶の器をあきらめざるおえなかったのかと、少し残念な気持ちになりました。
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