【人形町今半】新宿髙島屋店に行ってきました。いつも通りのおいしいお肉でしたが、少しだけ勝手が違いました。(前編)

2023年12月13日

1.はじめに

 先日甥っ子がお嫁さんを紹介したいというので、新宿高島屋(以下髙島屋)の中にある【人形町今半】(以下【今半】)に行ってきました。横浜髙島屋の中の【今半】には何度かお伺いしていますが、こちらのお店は初めてです。甥っ子が東京に住んでいるので、お互いの便がいいこちらを選びました。

2.車で新宿へ

2-1)電車から車に変更

 私の住んでいるところから新宿へは直通電車も出ているので、前日までは電車で行くことが前提になっていましたが、突然カミさんが車で行きたいと言い出しました。

 車=お酒は飲めないことになりますが、数日前からおなかの調子がいまいちだったのと、新型コロナの感染のことを考えるとやはり車の方がベターということで、潔(いさぎよ)く車で行くことにしました。

2-2)道順はシンプル、駐車場は混雑

 新宿には車で行ったことがほとんど無いのと、そもそも駐車場の勝手がよく分かりません。高島屋のホームページをみると、一応駐車場はあるようでした。それだけでは心配なのでグーグルマップでも調べてみると、周辺に駐車場は何ケ所かあるようでした。

 道順は意外とシンプルで首都高を降りて246号線を左折してからはほぼまっすぐでいけるようなので少し安心しました。ただ駐車場の混雑状況を調べてみると、土日祝日はとても込み合うのと、連休に至っては待たないで入るには朝の9時までの到着がマストのようでした。

2-3)ほぼ予定通りに到着

 当日は日曜日なので連休ほどではないかと、高島屋の開店時間の10時半を目指すことにしました。カーナビでもグーグルマップでもだいたい1時間の所要時間だったので、いつも足を引っっぱるカミさんのケツを叩きながらほぼ9時半に自宅を出発しました。

 日曜日の朝ということもあり途中まではとても順調でした。時間が経つにつれ首都高に少しづつ赤い渋滞表示が出始めましたが、平日とは違いだらだらと流れていました。

 池尻料金所で下りて246号線を渋谷まで走り、山手線のガードをくぐったところで左折し、あとは学生時代に胸ときめかせてわざわざ2時間もかけてやってきた表参道を横切って、ほぼ10時半に駐車場入口付近に到着しました。

2-4)無事駐車完了

 最初の左側の高島屋の駐車場はすでに満車、交通整理の方に高島屋に行きたいと伝えると、この先右側の駐車場はまだ入れるそうでした。さっそくそちらに向い交通整理の方の誘導で進むと、となりの車線には長い車の待ち列ができているのに、私の車線はとてもスムーズに進み高島屋を越えその先の駐車場に吸い込まれていきました。

 やられたと思い駐車場の入口の方に聞くと、こちらはNEWoManという隣の施設の駐車場で、高島屋と提携しているので高島屋の駐車場と同じ割引が受けられるということでホッとしました。

2-5)機械式と平置きの違い

 駐車場の入口の方が丁寧に、この中には機械式と平置きの駐車場があり、機械式は上限額(1,500円)が設定されているけど、平置きはされていないと説明されていました。

 一瞬目の前にある機械式に入れようと思いましたが、混んでくると出し入れに時間がかかるのと、どちらも30分300円なので高島屋の割引の2時間半、それを超える時間が2時間半までの計5時間までであればどちらも同額なので、平置きの方に止めることにしました。

 帰るときに機械式から出庫する方が何組かお待ちになっていたのを見てこの判断は正しかったと思いました。

NEWoManの駐車場
NEWoMan平置き駐車場(左)と ロゴ(右)

2-6)NEWoManで正解

 NEWoManはルミネと同様にJRが展開する複合施設のようで最近横浜にもできたそうです。新型コロナで自宅での引きこもり生活を続けているうちに、街はどんどん進化していたようです。

 駐車場から上がるとすぐにエントランスがあり、そこから久しぶりの新宿の空気を吸いながら高島屋に向かいました。とはいえもの1分程度の移動です。もしあの高島屋の駐車場の列に並んでいたら約束の時間の12時に間に合わなかったかもしれないので、この程度の迂回は問題なしです。

3.新宿高島屋を探索

3-1)エスカレーターで14階に上がることに

 駐車場への入庫が思ったよりスムーズで少し時間ができたので、高島屋の中の食料品売り場を散策してみました。新しいだけあって横浜髙島屋に比べるとお店の間隔などに余裕があり、買い物がしやすそうな印象を受けました。

 そろそろ時間ということで甥っ子への手土産を買って【今半】のある14階にエレベーターで向かうことにしました。ただこのエレベーターは先ほどの駐車場に直結しており、上がってくるエレベータはずっと満員で乗れませんでした。

 先ほど高島屋の駐車場の待ち列に並んでいた人たちが一斉に上がってきているようでした。こんなところで仕返しをされるとは思いつつ、仕方なくエスカレーターで14階まで上がりました。

3-2)【おたる政寿司】を発見

 途中で寄り道をしつつも各駅停車で14階に到着しました。レストランフロアは12階から14階になっていましたが、14階は比較的高級なお店が並んでおり、静かで落ち着いた雰囲気でした。14階のフロアマップを見ているとなんとあの懐かしの【おたる政寿司】がありました。

新宿髙島屋14階のフロアマップ
新宿高島屋14階フロアマップ

3-3)リーズナブルな小樽本店

 【おたる政寿司】は小樽の寿司屋通りにお店を構える名店で、小樽に行ったときに何度かお伺いしています。店構えは立派でちょっと入りづらいのですが、3,000円前後で北海道産の旬の食材を使ったお寿司のセットがカウンター席で食べられるとてもコスパのいいお店です。

 私はウニと一緒に食べる「いかそうめん」がお気に入りで、必ず注文しています。幻の鮭「鮭児」や高級魚の「きんき」などのめったに食べられないお寿司などもリーズナブルに頂くことができます。

おたる政寿司のいかそうめん
【おたる政寿司】の「いかそうめん」のイメージ
(パワポで作成)

3-4)小樽本店以外は少し敷居が高い

 小樽に行かないと食べられないと思っていましたが、他にも出店していることを初めて知りました。ネットで調べてみると、この新宿以外にも銀座や名古屋の栄や、なんとタイのバンコクにも出店されているようでした。

 ただ小樽の本店のようなリーズナブルなセットは昼のランチにしかなく、夜は8,000円以上のコースや「おまかせ」しか扱っていないので、気軽に行くのはちょっと敷居が高いのかなと思いました。

4.甥っ子に再会

 あまりの懐かしさに【おたる政寿司】の話で脱線してしまいましたが、話を【今半】戻すと11時55分にお店の前に行くと甥っ子とそのお嫁さんが待っていました。顔合わせを簡単に済ませ、お店の中に入りました。

 席は予約する時に横浜髙島屋店と違いパーティションがないと聞いていたので、落ち着いて話ができるようになるべく奥の席をご用意いただきました。

人形町今半新宿店入口
【今半】新宿髙島屋店入口(店構えは横浜髙島屋店とほぼ同じでした)
公式ホームページ:https://restaurant.imahan.com/shinjyuku-takashimaya/

5.次回に向けて

 今回のお話はここまでになります。次回(後編)では、いよいよ旬の食材を使った季節メニューの「旬彩すき焼きコース」を頂きます。いつも通りの期待を裏切らないおいしいお肉を頂くことができましたが、横浜髙島屋店とはちょっと勝手が違うところもありました。