「ペヤング」カップ麺シリーズ:その11(「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」と 石垣島の思い出)

1.はじめに

 先日、少し用事があって南町田の「グランベリーパーク」にいったときに、めずらしい「ペヤング」の商品がおいてあるいつものお店をのぞいてみました。

 以前にくらべるとずいぶん品数が減りましたが、その中に ”当店イチオシ” の札がついた新商品「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」が並べられていました。

 石垣島には何回かいったことがあり、お気に入りの離島のひとつです。その石垣島では、「ユーグレナ」という名前が付いたところをよく見かけます。

石垣島の「ユーグレナモール(左)」と「ユーグレナ石垣港離島ターミナル(右)

 今まではあまり気にせず、夕暮れがきれいなので付けられているぐらいにしか思っていませんでしたが、「ペヤング」の焼きそばの名前に付けられているとなると、もう少し詳しく知りたいと思いました。

 ということで、今回は「ペヤング」の新商品「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」と、そこに付けられた「ユーグレナ」の意味と、せっかくなので少しだけ石垣島の思い出をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.「ユーグレナ」と石垣島

2-1)「ユーグレナ」とは

 「ユーグレナ」とは、正式には微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)で、ワカメや昆布と同じ藻の仲間となります。「ユーグレナ」を造っている【株式会社 ユーグレナ】は、2005年に設立され、同年世界で初めて「ユーグレナ」の食用屋外大量培養に成功しました。

 自然豊かな石垣島で造られる「ユーグレナ」には、人間が必要とする豊富な59種の栄養素(ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、オレイン酸など)を持ち、細胞壁を持たないため、栄養の消化吸収率とても高い食品といわれています。

2-2)「ユーグレナ」と石垣島の関係

 【株式会社 ユーグレナ】は、せっかく地元で造っている「ユーグレナ」を、地元の方々にもっと知ってほしいという想いから、2010年3月に日本最南端のアーケード街である「あやばにモール」の命名権を取得し、「ユーグレナモール」に改めました。

 そして2018年2月には、沖縄県の八重山地方の中心である石垣島と、竹富島、小浜島、西表島などの離島を結ぶ旅客船が発着する「石垣港離島ターミナル」の命名権を取得し、同年4月から「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」と改めました。

 どうやら石垣島で「ユーグレナ」をよく見かけるのは、単に夕焼けがきれいだということではなく、ちゃんとした理由があったようです。

3.「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」

 「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」は、【まるか食品】と、前述の【株式会社 ユーグレナ】のコラボ商品となります。塩ベースのソースと、栄養豊富な石垣島の「ユーグレナ」のふりかけとの相性が抜群で、おいしさと栄養の両立にこだわった商品となっています。

 その石垣島の「ユーグレナ」のふりかけは、野菜やカツオなどの出汁を使い、ごまの食感と香ばしさが特徴となっており、なんと一食で、「ユーグレナ」の1日推奨摂取量の半分にあたる5億個を摂取することができるようです。なんだかすごい数字です。

「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」のパッケージ
「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具と、ソースと、この商品の目玉となる石垣島の「ユーグレナ」のふりかけが入っていました。

 具の中身は、キャベツ、味付け鶏ミンチが中心ですが、それ以外に、乳糖、ユーグレナグラシリス粉末、白ごま、砂糖、食塩、デンプン、コーンフラワー、卵黄粉、かぼちゃフレーク、トマトフレーク、のり、ほうれん草フレーク、にんじんフレーク、削節(さば、かつお)、モロヘイヤ粉末、しょうゆ、小麦胚芽、酵母エキス、昆布エキス、たん白加水分解物、発酵調味料、青のり、香辛料という、様々な具材や調味料が入っていると記載されていました。

 今までの「ペヤング」の商品の具は数種類に留まっていましたが、これは記載方針が変わったのか、本当にこれだけ入っているのかは定かではありません。

 そして具を麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」の具たち
「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」の具たち

 3分間待っている間に、せっかくなので石垣島の「ユーグレナ」のふりかけの中身を、お皿に出して確認してみると、おなじみの「のりたま」のふりかけの具材に、「ユーグレナ」らしき薄緑色の具材が加わったようなビジュアルになっていました。そしてふりかけを少し舐めてみると、味も「のりたま」そのものでした。

 ちなみに前述の具の種類が多かったのは、このふりかけの中身が含まれているのかもしれません。

石垣島の「ユーグレナ」のふりかけの中身
石垣島の「ユーグレナ」のふりかけの中身

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせました。ソースを少し舐めてみると、塩をベースとし、いろいろなエキスや香辛料が加えられた、なかなか風味豊かな味がしました。

 そして最後に目玉の石垣島の「ユーグレナ」のふりかけをかけて完成です。味は塩焼きそばに「のりたま」をふりかけたような味で、特に「ユーグレナ」の味は感じられませんが(そもそも味がするか分かりません)、ふりかけの中のフレークがいい食感を出しており、普通の塩焼きそばの数倍おいしい塩焼きそばでした。

 この味を楽しみながら、59種の栄養素が摂取できるとは、一石二鳥のいうことなしの塩焼きそばだと思いました。

「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」の具たち
完成した「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」
ペヤング
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4.石垣島の思い出

4-1)石垣島の絶景

 石垣島の観光名所といえば、白砂とエメラルドグリーンとコバルトブルーの海が織りなす絶景で有名な「川平湾」が最初にあげられますが、今回は360°大パノラマを見ることができる3つの絶景ポイントをご紹介したいと思います。

 まず最初は、石垣島の北東部にある「玉取崎展望台」です。遊歩道も整備されており、ゆっくりと散策しながら360°の大パノラマを楽しむことができます。

玉取崎展望台(スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)
玉取崎展望台(スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)

 次は、石垣島の最北端にある平久保崎 (平久保埼灯台)です。少しだけ足腰に頑張ってもらうことになりますが、灯台横の高台からの景色は絶景です。私が訪れた日は、八重山の強風が容赦なく吹きつけてきたので、立っているのがやっとでした。

平久保崎 (スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)
平久保崎 (スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)

 最後は、石垣島の南部にある「バンナ岳」です。駐車場からすぐのところにある「エメラルドの海を見る展望台」からは石垣市の市街地と、さらにその向こうには竹富島なども離島を見ることができます。私は昼間に行きましたが、おそらく八重山の離島の向こうに沈む夕日や、石垣市の夜景も素晴らしいのではないかと思います。

バンナ岳 (スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)
バンナ岳 (スライドパノラマ撮影:2018年4月撮影)

4-2)石垣島の絶品

 石垣島のグルメといえば、豊富な魚介類はもちろんですが、なんといっても石垣牛が有名です。今回は絶品の石垣牛がリーズナブルにいただける、常にグルメランキング上位の2つのお店をご紹介します。

 1つ目のお店は、居酒屋「ひとし」です。「ひとし」は石垣市内に2店舗あり、この日は2店舗とも満席で、その中でも待ち時間が短い方の石敢當店にお伺いしました。メニューはとても豊富で、新鮮な魚介類や、石垣牛がとてもおいしく且つリーズナブルにいただくことができました。本当にどれを食べても絶品でした。

ひとし石敢當店の 入口(左)と 石垣牛とマグロの握り寿司(右)
ひとし石敢當店の 入口(左)と 石垣牛とマグロの握り寿司(右)

 2つ目のお店は、焼肉の名店「やまもと」です。1週間前に予約を取ろうとしましたが満杯で途方に暮れていると、なんとキャンセルが出て(わざわざご連絡いただきました)なんとかお伺いすることができました。名物料理は焼きシャブで、上ロースのお肉に玉ねぎを巻き、軽くあぶってポン酢で食べると、あっという間に口の中でとろけました。

 あまりにもおいしいので、つい調子にのって次から次へと特撰ステーキや上カルビも食べましたが、どれも絶品でした。そして最後の会計のときに、あまりのコスパの良さに驚いてしまいました。

炭火焼肉やまもとの 入口(左)と 名物料理の焼きシャブ(右)
炭火焼肉やまもとの 入口(左)と 名物料理の焼きシャブ(右)

5.おわりに

 以上が、「ペヤング」の新商品「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」と、そこに付けられた「ユーグレナ」の意味と、石垣島の絶景と絶品のご紹介となります。

 「沖縄・石垣島ユーグレナ塩やきそば」は、とてもおいしい塩焼きそばで、且つとても健康に良いということで、いうことなしの逸品でした。

 そして石垣島ですが、最後に訪れたのは新型コロナが蔓延する前なので、もう6年も前になります。そろそろまた訪れて、八重山の風に吹かれてみたいと思います。

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