旭川ラーメンの老舗【ラーメンの蜂屋】の本店にお伺いしました。[26年夏北海道の旅:その6]
1.はじめに
今年の夏休みは、昨年に続きカミさんとふたりで北海道の旭川方面にいってきました。回ったコースもほぼ同じで、1泊目と2泊目の順番が入れ替わった程度でした。
いままでに北海道のいろいろなところを訪れて、素晴らしい思い出をいっぱいつくることができましたが、その中でもこのコースが、私たちのいちばんのお気に入りに落ち着いたようです。
旅の2日目の夜は、[26年夏北海道の旅:その5]でご紹介した、旭川の居酒屋の老舗中の老舗である【独酌三四郎】で、おいしい料理と、日本酒のプロフェッショナルでもある女将さんが厳選した旭川の地酒を堪能して、心地よい眠りにつくことができました。
そして翌朝、昨年と同様にホテルで朝食はとらずに、せっかく旭川に来たということで朝ラーにすることにしました。
昨年は旭川ラーメンの老舗【旭川らぅめん青葉:以下青葉】の本店にお伺いし、とてもフレンドリーな店主がつくる旭川ラーメンをいただきました。【青葉】のラーメンは今までに何度か食べたことがありますが、本店は初めてでその味は格別でした。
今年は、少し前にバナナマンのTV番組「せっかくグルメ」でも紹介されていたこともあり、こちらも旭川ラーメンの老舗である【ラーメンの蜂屋:以下蜂屋】の本店にお伺いすることにしました。
ということで今回は、旭川ラーメンの老舗【蜂屋】をご紹介したいと思います。
【蜂屋】の創業は【青葉】と同じ昭和22年(1947年)ですが、じつは前年の昭和21年(1946年)にアイスクリーム屋として開業し、その後店主が独学で特徴的なこだわりのラーメンを造り上げたのが始まりとなります。
なおプログ内の画像に映っている価格情報は2026年8月現在のものとなります。
2.クルマでOK
【蜂屋】は、旭川市内に本店と五条創業店の2店舗あります。今回はその日の予定もあるので、少しでも早く開店する本店にお伺いしました。
ホテルからは少し離れていたので、駐車場もあるということでクルマでお伺いしました。到着したのは開店の10分前の9時50分ごろでしたが、すでに長蛇の列ができており、そこそこ大きな駐車場もすでに満車になっていました。

満車ということでちょっと焦り、あやうくシニアにありがちが一方通行を逆走しそうになりましたが、そこは百戦錬磨(?)ということで気持ちを落ち着けて、近くの駐車場をさがしました。
するとお店の裏手の徒歩2分ぐらいのところの、新成瀬通沿いに比較的大きな駐車場あり、料金も手ごろだったのでそこにクルマを止めました。私が止めた後に地元の方らしき方も駐車してお店に入られたので、けっこう皆さん愛用されているようでした。

クルマを止めてお店に戻るとちょうど開店した時間で、私たちは幸運にも一巡目でお店に入ることができました。
お客さんは、昨年の【青葉】本店は半分以上がインバウンドでしたが、こちらはほどんどが地元の方のようで、地元のラーメン屋の雰囲気を醸し出していました。


3.クセになる味
店内に入ると、まずメニュー表を兼ねた券売機がありました。スープはしょうゆ、みそ、しおの3種類がありましたが、まずは旭川ラーメンの定番ということでしょうゆを選ぶことにしました。めずらしくみそ好きのカミさんもしょうゆを選んでいました。
あとは好みでチャーシュー、味しみたまご、メンマ、ネギなどがトッピングできるようでしたが、朝ラーということで我慢しておきました。

そしていよいよ【蜂屋】のしょうゆラーメンの登場です。いままでに前述の【青葉】や、同じく旭川ラーメンの老舗【梅光軒】などでしょうゆラーメンをいただきましたが、それらとはまったく異なる風貌のしょうゆラーメンでした。
一見するとマー油と見間違えそうな麺を覆う真っ黒な液体は焦がしラードで、ラードを手間ひまかけて極限まで焦がすことで完成する、お焦げの香ばしさが漂う【蜂屋】のラーメンの一番の特徴のようでした。
スープも鯵の丸干しでとった魚介スープと、とんこつスープを別々にとって、最後にブレンドするという、いわゆるダブルスープとなっていました。

そして焦がしラードとダブルスープが織り成す香りと旨みが、自家製の中太縮れ麺と絶妙に絡み合い、【蜂屋】でしか味わうことができない、一度ハマったら二度と抜け出すことができないクセになる味に引き込まれてしまいました。
もも肉のチャーシューも少し薄めですが、味がよくしみこんだ食べ応えのある食感で、特徴的なのスープと麺に負けない力強い味でした。

4.ありがとう
身体のことを考えて、惜しみながらスープを少し残そうとすると、カミさんが全部飲んだほうがいいと言い出しました。私は見落としていましたが、前述の「せっかくグルメ」の中で紹介されていたようで、どんぶりの底に何かがあるようでした。
カミさんがそういうのであればと、なんの後ろめたさもなくスープをすべて飲み干すと、なんとそこには ”ありがとう” とかいてありました。なんとも憎い演出でした。

5.おわりに
以上が旭川ラーメンの老舗【蜂屋】のご紹介になります。
いままでに食べた旭川ラーメンとは一線を画す風貌と味で、焦がしラードとダブルスープが織り成す香りと旨みが、自家製の中太縮れ麺と絶妙に絡み合い、【蜂屋】でしか味わうことができない、一度ハマったら二度と抜け出すことができないクセになる味に引き込まれてしまいました。
初代店主が独学で造り上げたとても特徴的なラーメンでしたが、食べ終わった後は旭川ラーメンらしく、濃口の後味がしっかりとのど元に残りました。
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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。























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