ふとん乾燥機を新調しました。悩んだ末に日立の(HFK-VS3000)を選びました。

2024年3月1日

1.はじめに

 長年使い込んできたマットありのふとん乾燥機がそろそろ寿命を迎えてきたので、新しいふとん乾燥機を買うことにしました。今回はその購入過程と、購入した商品(日立 HFK-VS3000)のご紹介をします。

2.ふとん乾燥機を選ぶ

2-1)マットなしを選ぶ

 長年使い込んできたマットありのふとん乾燥機は、マットを掛けぶとんと敷ぶとんの間に挟んで、その中に温風を送り込む仕組みです。ふとん全体を短い時間で温めてくれますが、マットをセットするのが結構面倒なので、今回はマットなしの機種を選ぶことにしました。

2-2)メーカーを選ぶ

 マットなしふとん乾燥機はI社の製品が有名なので、最初は同社の製品を購入するつもりでした。ネットで価格を調べて一番安いのを買おうと考えていましたが、マットなしのふとん乾燥機が思っていたよりいろいろなメーカーから販売されていることが分かりました。

 その中で、今までまったく考えてもいなかった日立の製品が、結構高評価なことが分かりました。消費電力は抑えながら、ふとんを暖めたり乾かしたりする性能は高く、難点は少し本体のサイズが大きくて重いという点でした。

 サイズは(幅)28.3cm、(奥行)21.7cm、(高さ)33.8cm、重さは4.3Kgということなので、近いサイズの段ボールを探して、それを本体を設置する場所に置いてみたり、日々トレーニングで使っている鉄アレイの同じぐらいの重さの物を持ち上げてみたりしました。その結果、レビューに書いてあるほどではないと判断し、日立の製品を選ぶことにしました。

 ちなみに日立は1910年に創業し、5馬力誘導電動機を完成させたモーターの老舗です。そんなこともあり私は日立はモーターが強いというイメージを抱いており、わが家のモーターを主に使う家電である、エアコン、冷蔵庫は日立製です。

 洗濯機も最初は日立製でしたが、ドラム式に切り替えた時にカミさんの押しに負けて浮気をしてしまいました。ふとん乾燥機も一応モーターを使うので、日立製なら安心かなと思いました。

2-3)前型(HFK-VS2500)か、新型(HFK-VS3000)か悩む

 日立のふとん乾燥機は、前型(HFK-VS2500)と新型(HFK-VS3000)が併売されていました。両者の機能、仕様を下表で比較してみましたが、その差は3項目(本体色、ダニ対策時間、抗菌加工)のみでした。

 価格はもちろん前型の方が安いのですが、購入検討時点では新型との価格差は4,000円以上あったので、仕様差3つ項目には目をつぶり、前型の購入をほぼ決めかけていました。ちょうどそのタイミングで オンラインセールがスタートしたので一応のぞいてみると、なんと新型が大幅に値下がりし、両者の価格差がほぼ2,000円にまで縮みました。

 そうなると、時節柄抗菌加工が施されているのと、わが家の木目の多いインテリアに合いそうなシャンパンゴールドが選べる新型(HFK-VS3000)を購入することにしました。

 ちなみに前型の価格は、売れ行きと在庫との関係で1,000円ほど値が変動(上がる方向)しているようです。もし価格重視で選ばれる場合は、ネットで価格をよく確認したうえで購入されることをお勧めします。

HFK-VS2500と3000の比較
日立ふとん乾燥機機種比較(パワポで作成)

3.商品が届く

3-1)それほど大きくなく重くなく

 商品は金曜日の午前中にに注文して、日曜日の朝に届きました。早速は開封したところ、事前にシミュレーションしておいたこともあり、思ったより大きくありませんでした。とても分かりにくいですが、下記左の写真の私の骨董品に近くなったiPhone(Plus)との比較をご覧ください。

 前面のパネルを外すと、下記中央の写真に写っているように、中には青いアレルキャッチャーフィルターがあり、これは花粉などのアレル物質の吸収分解や、抗菌・防カビ・消臭効果を持っているそうです。最初は空気の吸入口がどこにあるのかと探しましたが、このフィルターの場所を見て、前面パネルの周囲の隙間から空気を取り入れていることが分かりました。

 下記右の写真の通り、裏面には意外と邪魔になる電源コードの巻き付け部が設置してあり、電源コードをすっきり収めることができます。

日立ふとん乾燥機の外観
本体の外観
左:前面、中央:前面パネルを外した状態、右:裏面

3-2)付属品は本体にすっきり収納

 下記右の写真の通り、ふとん乾燥アタッチメントやホースは、本体の中にすっきり収納することができます。くつ・ブーツ乾燥アタッチメントは収納できませんが、いつも使うものではないので問題ないと思います。下記左の写真の通り、本体には格納できる取っ手が付いており、4.3㎏の本体は苦も無く運ぶことができました。

日立ふとん乾燥機の取っ手と内部
本体の取っ手(左) と 付属品の収納状態(右)

3-3)ふとん乾燥のセッティング

 ふとんを乾燥する時は、本体からふとん乾燥アタッチメントを取り出し、本体からホースを伸ばします。ホースの長さは約90cmで、丁度ベットの下からの1/4ぐらいのところまで伸びます。そのホースの先に、ふとん乾燥アタッチメントを装着してセッティング完了です。

 下記左と中央の写真が、ベットにセッティングした時の写真です。右の写真は衣類乾燥の時のセッティングで、本体の上面に付属のアタッチメントホルダーでホース先端を固定し、先ほどと同様にふとん乾燥アタッチメントを装着します。

日立ふとん乾燥機のセッティング状態
セッティングした状態
左・中央:ふとんの乾燥、右:衣類の乾燥

3-4)なかなか高性能

 まずは標準的なおまかせモードで性能を試してみました。すると運転開始後わずか5分で、マットレス側が暖かくなってきました。足元側にふとん乾燥アタッチメントをセッティングしましたが、すでに首元まで少し暖かくなっていました。

 その後、15分もすると掛け布団も暖かくなってきました。多方向に送風口を持つふとん乾燥アタッチメントが、ふとんの中にくまなく温風を送っているようでした。ちなみにわが家のベットサイズはクィーンサイズ(ダブルより大きくキングより小さい)です。

 作動音は少し大きい(50dB程度)ようで、ドライヤーの中ぐらい音がします。静音モード(30dB程度)にしてもドライヤーの小ぐらいの音はするので、乾燥中に同じ部屋で何か作業する時はちょっと気なるかもしれません。

3-5)インテリアにもマッチ

 前述の通り、色はシャンパンゴールドを選びましたが、目論見通り木目の多いわが家のインテリアにしっかりマッチしてくれました。下記右の表に本体色の一覧を示していますが、あらためてシャンパンゴールドを選んだのは正解だと思いました。付属品も本体の中に収納できるので、部屋の隅に片づけた状態では、これがふとん乾燥機であるとは気付かれないかもしれません。

日立ふとん乾燥機の本体色
部屋に隅に片づけた状態(左)と本体色一覧(右:パワポで作成)

4.おわりに

 以上が、ふとん乾燥機(日立 HFK-VS3000)の購入過程と商品紹介になります。性能もなかなかで、セッティングも楽ということで、これから迎える寒い冬には、わが家の安眠の強い味方になってくれると思います。

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