我がゴルフ人生(会員になってから初めてラウンドしたら、ずいぶんイメージと違うコースでした。)
Contents
1.はじめに
前回は「太陽カントリークラブ(以下太陽CC)」の会員権を、厳格な手続きを経て購入した時のお話をしましたが、今回は晴れて会員なり、初めてラウンドをした時のお話をします。
2.初ラウンドに向かう
2-1)ゴルフ仲間の車に同乗
初ラウンドの当日の朝は、会員の証(あかし)であるネームプレートをキャディバックにつるして、さっそうとゴルフ場に向かいました。一緒に会員権を買ったゴルフ仲間が近くに住んでいるので、わが家でピックアップしてもらいました。
御殿場となるとガソリン代に加え高速道路代もかかり交通費が馬鹿にならないので、ゴルフ場に行くときは交代で車を出すことにしました。
2-2)キャディさんの出迎え
朝が早いので道は空いており、1時間強でゴルフ場に到着できました。ゴルフ場のエントランスには太陽カラーのオレンジ色のコスチュームを身にまとったキャディさんたちが出迎えてくれており、派手目のネームプレートが功を奏してすぐに会員だと分かってもらえて、少しだけ優越感に浸ることができました。
2-3)立派なクラブハウス
クラブハウスはリニューアルしたばかりで、なかなか立派な造りでした。フロントは広々としており、ゴルフショップやお土産コーナーも併設されており、会員制のゴルフ場感を醸(かも)し出していました。ロッカールームも絨毯敷きでロッカーは木造(きづくり)の10キーロックの最新型でした。
3.いよいよラウンド
3-1)フェアウェイが半分しかない
あらためて立派なゴルフ場の会員になったものだなと、引き締まった思いでスタートホールに向かいました。そしていよいよティーグラウンドに立ってみると、あれっと思うほど狭苦しいフェアウェイが目の前にありました。
ゴルフコンペ(以下コンペ)で、ベストスコアを出して優勝した時のスタートホールには、広大なフェアウェイが広がっていましたが、この日に見たフェアウェイはその半分程度の幅しかありませんでした。
3-2)こんなはずではと必死にラウンド
こんなはずではと打ったティーショットは、もちろんスライスして隣のホールに飛んでいきました。どうやらコンペの時は絶好調で、何も考えずにクラブを振ればボールはまっすぐ飛んでいたので、フェアウェイが広いといった誤ったイメージが残っていたようです。
そのままラウンドを続けましたが、どのホールも印象は同じでまるで箱庭の中でラウンドしているようでした。ほとんどのホールから富士山を見ることができますが、そんな余裕はなく汗をかきながらボールを追っかけることで精一杯でした。
3-3)レストランの居心地は上々
レストランからは、富士山とそのすそ野に広がる大平原の絶景を見ることができました。ここからの眺望は、この近辺のゴルフ場の中でもトップクラスで、胸を張って自慢できるものでした。
レストランのメニューも充実しており味もまあまあで、私はソースカツ丼がお気に入りでした。レストランの雰囲気はどちらかといえばカジュアルで、私の苦手な会員制のゴルフ場にありがちな重々しさはありませんでした。
3-4)しばらくボロボロが続く
そして会員としての初ラウンドは、狭いフェアウェイに対応することができず、惨憺(さんたん)たる結果でした。もう一回ぐらい視察プレーをしてから会員権を購入すればよかったと、少し後悔しつつももう後戻りすることはできず、その後しばらく惨憺たる結果を繰り返しました。
4.オフィシャルHCの取得
4-1)初HCは37
会員の特権としてはオフィシャルHC(ハンディキャップ)の取得がありますが、まずはとにかく取得したかったので、どんな酷(ひど)いスコアでもスコアカードを提出し続けました。
そして半年ほどして、HCの通知がはがきで届きました。足切りがあるのでいくら悪くても「36」以内だと思っていましたが、なんとそれを上回る「37」が、私の生まれて初めてのオフィシャルHCになりました。
4-2)HC18まではこぎつけました
その後箱庭のようなコースにも徐々に慣れ、HCも少しずつ縮めることができました。「21」までは順調に進みましたが、そこから「18」までは5年もかかってしまいました。
HCは半年の間に6回スコアを提出し、その平均スコアからコースレート「確か69から70の間」を引いて算出するようなので、「18」になるためには平均スコアを「87」にする必要がありました。
5.おわりに
初ラウンドでは少し焦りましたが、景色も良く、狭いコースも慣れればなんとかなるということで、しばらくはゴルフライフをエンジョイさせてもらいました。ただあるとき突然、27ホールが18ホールに減ってしまいました。次回はそのあたりのお話をしたいと思います。
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