ケンメリには4つ色のエンブレムがありました。そして私のケンメリのエンブレムは青で普通のグレードです。
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1.はじめに
私のケンメリはマイナーチェンジ後の型式:GC111で、グレードはGT-E(Lタイプ エキストラ仕様)です。後で詳しくお話ししますがエンブレムの色は青で、豪華でもなく、スポーティでもなく、かといって廉価でもない普通のグレードです。今回はこのケンメリのエンブレムの色について少しお話ししたいと思います。
2.親父がケンメリを買う
2-1)スカイラインへの憧れ
当時ケンメリの正式な車名であるスカイラインは、同クラスの他車に比べて割高でスポーティなイメージが強いため、皆憧れはあったが買うとなると少しハードルが高く、親父としても少し躊躇して結局無難なマークⅡを選んだようです。ただマークⅡ購入後も、スカイラインに対する憧れはずっと残っていたようです。
2-2)モデル末期で在庫車のみ
そして親父がたまたま(ひょっとすると引き込まれるように)日産の販売会社に立ち寄ったところ、ケンメリがモデル末期ということもあり相当な値引きが提示されたようで、親父はそれに釣られてつい衝動買いしてしまったようです。
だたモデル末期なので在庫販売のみでグレードを選ぶことが出来ず、在庫の中で一番上のグレードを選びGT-E(Lタイプ エキストラ仕様)に落ち着いたようです。
2-3)装備がデグレ
本当は上級グレードのGTX-Eが欲しかったようで、マークⅡには付いていたパワーウインドウがレギュレーターハンドル式の手動ウインドウにデグレし、少し微妙な心境も残っていたようです。別のブログでご紹介しますが、そのあたりの心境がケンメリが私の手に渡った経緯にもつながります。
3.ケンメリのエンブレムの色
3-1)4つの色のエンブレム
冒頭に私のケンメリは青いエンブレムとご紹介しましたが、ケンメリには最終的に4つの色のエンブレムがありました。このエンブレムの色分けは2代目スカイラインのS54A(標準グレード)、S54B(スポーティグレード)が青バッチ、赤バッチと呼ばれていた時から踏襲されています。
ケンメリの4つの色のエンブレムはグレードの高い順から 赤:GT-R、緑:GTX-E(Sタイプ)、ゴールド:GTX-E、青:GT- E(Lタイプ エキストラ仕様)から下のグレード という色分けになっています。
3-2)歴代スカイライン唯一の緑のエンブレム
3-2-1)ちょっと気になったGTX-E(Sタイプ)
この中で私が一番気になっていたグレードはGT-Rと言いたいところですが、そもそも197台しか生産されず、当時でもとっくの昔に生産中止になっていましたので視野の外でした。この中で私が一番気になっていたグレードはGTX-E(Sタイプ)でした。
3-2-2)エンジン以外はGT-R並みのスペック
エンジンはGT-E、GTX-Eと同じL20Eのままでしたが、4輪ディスクブレーキ、リアスタビライザー、強化サスペンションといった、GT-R並みの足回りに加えリアワイパーが追加されており、特にセダンはリビューのアクセントになり、なかなかかっこよかったと記憶しています。
インストパネルもGT-Rのシルバーではありませんが、他のグレードの木目調とは異なりシャンパンゴールドでした。
3-2-3)緑色のエンブレムは1代で消滅
このGTX-E(Sタイプ)の緑のエンブレムは、ケンメリ1代のみで、ジャパン(GC210)からはノーマルエンジンのGT‐E・Sに赤いエンブレムが与えられています。
あくまで憶測ですが、ケンメリの時は直列6気筒DOHCエンジンのGT-Rでなければ赤いエンブレムを与えてはならないといった熱い論議が、日産社内であったのかもしれません。
4.おわりに
あまりGTX-E(Sタイプ)のことを書くと、私が自分のケンメリのグレードにあまり満足していなかったのではと思われるかもしれませんが、GTX-E(Sタイプ)についてはあくまで興味の範疇で書いています。
私が愛するケンメリはグレードうんぬんではなく、40年以上共に歩んできた唯一無二の存在である青いエンブレムのケンメリのみです。
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