我がゴルフ人生(ゴルフは正しく学ばないと上手くなれないようです。:その2)
Contents
1.はじめに
前回(その1)ではゴルフの練習を本格的に始め、最初だけレッスンプロに教えてもらったものの、その後はケチって自分の解釈で練習したり、アマチュアの方に教えてもらったりして、なかなか上達できなかった時のお話をしました。
その現状を打破するために、再びプライベートレッスンを今度はケチらず本腰を入れて受けることにしました。今回はそのプライベートレッスン再開により、一気に開花した時のお話をしたいと思います。
2.プライベートレッスン再開
2-1)Tプロとの出会い
レッスンを受けたのは横須賀方面の練習場で、前回ご紹介した杉田ゴルフ場より料金が安いので、だんだんこちらに行くことが多くなっていました。たまたま練習している時に、レッスンプロらしき方が数名集まって飛ばしっこをしているのを見かけました。
その中で銀色に光輝くドライバーで、異次元の球を飛ばしまくっている体格のいい方がお見えになりました。フロントのレッスンプロの顔写真の中にその方のお顔があったので、プライベートレッスンはその方にお願いすることにしました。
ご本人の了解を得ていないので、ここではTプロとさせていただきますが、レッスンだけではなくプロの試合にも出られている方でした。
2-2)まずはアドレス、次にトップ
Tプロからは、まずはアドレスをしっかり教えていただきました。もともと猫背の私は相当背筋が丸まっており、そもそも軸を作りにくい姿勢になっていたようでした。
そして次にトップの位置と形でした。当時TVに映るトッププロたちは、高いトップから力強くダウンスイングし、かっこよく逆Cのフィニッシュをきめていました。それに対しTプロは、右の耳の近くにグリップを置き、グラブを身体に巻き付けるようにトップを作るように、と言われました。
2-3)100切り達成
最初は半信半疑でしたが、繰り返し練習するうちにだんだんショットが安定してきました。Tプロはいろいろと細かくアドバイスされるのはなく、基本となるアドレスとトップのことを繰り返しおっしゃられました。
しばらくの間、月に一回程度教えていただきましたが、スコアが徐々によくなってきて半年後には100を切れるところまで上達することができました。
2-4)個人の特性に合った指導
力(りき)んで直線的にテークバックする癖のあった私に、Tプロはまずトップの収まりどころを教え、そこに向かってテークバックすることで、身体の軸を中心にスイングできるようにしてくれていたのだと、悲しいかな最近になってようやく分かりました。
このことが当時正しく理解できていれば、その後長いトンネルに入ることもなかったのかなと思いました。
私の場合、残念ながら目で見たこと、耳で聞いたこと、身体を動かすこと、が上手くリンクできないようです。例えばトップが浅いと言われて、頭の中で必死にトップを深くしようとしても、身体の動きは手を棒のようにして、グリップを高く上げようとするだけになります。
これをTプロはこのような私の身体の特性を踏まえて、どのように身体を動かせばトップを深くできるのかを教えてくれました。これはアマチュアではできない技だと思いました。
2-5)GBBと共に一気に開花
その後、Tプロにダウンスイングのコツを教えてもらったタイミングで、別のブログでご紹介する予定ですがキャロウエイから初代グレートビッグバーサ(GBB)が発売されました。
以前お話ししましたが、私は昔 陸上競技をやっており体格もそれなりです。それまでも飛ばない方ではなかったのですが、そのスポーツ歴と体格の割には飛距離がいまいちと考えていましたが、ここで一気に開花しました。
おおげさではなく50ヤードぐらい飛距離が伸び、周りのみんなからも驚きの声が上がりました。飛距離が伸びたおかげでセカンドショットも2~3番手短いアイアンで打つことで出来たのでパーオン率も上がり、まもなく80台を出すことができました。
アプローチなどの小技はさておき、ショットは私のゴルフ人生の中でこの頃が一番よかったのではないかと思います。
3.おわりに
しばらくして自宅を引っ越し、Tプロの練習場から遠くなってしまったので、レッスンを受けることも無くなってしまいました。
ネットで調べたところ、Tプロは今でも同じ練習場でレッスンをされており、シニアツアーにも参戦されているようでした。今も変わらず個人の身体の特性に合ったブレない指導をされていると思うと、とても懐かしくなりました。
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