バレンタインデーにカミさんから六種類の原酒をブレンドした本格焼酎「綾夢(あやゆめ)」をもらいました。
Contents
1.はじめに
先日のバレンタインデーにカミさんから、Amazon限定商品の「綾夢」という六種類の原酒をブレンドして造っためずらしい焼酎をもらいました。今回はこの「綾夢」と、芋焼酎の原料となるサツマイモについてお話しします。
2.「綾夢」とは
2-1)【ニッカウヰスキー】が製造
「綾夢」の製造元を見ると、【ニッカウヰスキー】となっていました。ちょっと意外な気がしたので調べてみると、よくお店で見かける「さつま司」を造っている酒蔵が、アサヒビールの傘下に入り、その後、アサヒビールのグループ会社である【ニッカウヰスキー】の子会社になり、【ニッカウヰスキーさつま司蒸留藏】として「綾夢」を造っていました。
ちなみに【ニッカウヰスキー】は、1954年から【アサヒビール】の資本参加を受け、2001年に完全子会社となっています。
2-2)「綾夢」シリーズ
「綾夢」はAmanzon限定商品となっているので、ちょっとAmazonをのぞいてみました。すると「綾夢」には下表に示す3種類があり、カミさんからもらった①の「六種の原酒ブレンド」のほかに、「樽貯蔵原酒のほの甘ブレンド」、「芋香る深い余韻」がランナップされていました。
各々いろいろな原酒をブレンドして造られており、「老舗の酒蔵」と「ブレンデッドウイスキーの本家」の見事なコラボレーションが繰り広げられていました。
「六種の原酒ブレンド」は、「暁柴(あけむらさき)」という希少な紅芋の原酒が主体、「大地の夢」の樽貯蔵原酒 ワイン酵母使用原酒 など六種類の原酒をブレンド 「暁柴」由来のヨーグルトを感じさせる香り ワイン酵母使用による華やかで重厚な味わい、とうたわれており、それを聞いているだけで、口の中に「早く吞みたいぞ集団」があふれかえってきました。
2-3)「六種の原酒ブレンド」を味わう
重厚なコルクの栓をを開け、まずは香りを楽しみました。華やかさが先にくると思いきや意外や意外、ずっしりとした「THE芋焼酎」の香りがしました。となると味も「THE芋焼酎」かと一口吞んでみると、なんともいろいろな主役たちが「フィルハーモニーオーケストラ」のようにそれぞれの味を奏ではじめました。
六種の原酒が絶妙にブレンドしてあり、これは何の味とは表現できないほどの巧妙に仕上げられた味でした。芋み(?)もあり、甘みもあり、コクもあり、彦摩呂さん風にいうと、これはまさに芋焼酎の玉手箱でした。そして呑んだあとには、口の中にはやはり「THE芋焼酎」の余韻が残りました。
以前「冬の月」のブログで、昔は日本酒が苦手だったというお話をしましたが、実はその延長戦で焼酎も含む「透明なお酒」は敬遠していました。
「綾夢」の香りを味わっているうちに、たまたま九州に出張したときに入ったお店の方から、九州に来たなら「焼酎」を呑みんしゃいといわれ、どうせなら一番焼酎らしいのを出してほしいといったら、出てきた「THE焼酎(銘柄不明)」を思い出しました。そしてその香りと味にドハマリして、それからは大の「芋焼酎」好きになってしまいました。
3.芋焼酎の芋
2-2項でお話しした3種類の「綾夢」には、いろいろなサツマイモの原酒がブレンドされていました。サツマイモは日本全国で40品種ほどあるそうで、その中から厳選されて芋焼酎の原料となっていきます。少し興味がわいたので、下表に「綾夢」で使われているサツマイモの種類と特徴をまとめてみました。
「黄金千貫」はよく耳にするので知っていましたが、それ以外ははじめて知りました。もちろんこれら以外にも「ジョナホワイト」「安納芋」「紅さつま」などのいろいろなサツマイモが「芋焼酎」では使われており、あらためて「芋焼酎」の奥深さを感じました。
4.おわりに
以上が「綾夢」の「六種の原酒ブレンド」のご紹介になります。たまたまカミさんがAmazonのバレンタインデーギフトの中から見つけてくれたおかげで、またひとつ新しい味と出会うことが出来ました。
お値段は、ハウス焼酎の「黒伊佐錦」の3倍近いので、いつもというわけにはいきませんが、バレンタインデーやクリスマスなどのイベントのときにカミさんから贈ってもらえるように、これからも精一杯カミさん孝行をしていきたいと思います。
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