【ロピア】で一番グラム単価の安いパックご飯「庄内のおいしい水で炊いたごはん」を食べてみました。
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1.はじめに
お米の価格高騰が課題にあがってからずいぶんと時間が経ちますが、未だ改善されていません。農水省の大臣が代わってからは少し動きが見え始めていますが、まだまだ恒久的な対策とはほど遠いように思われます。
我が家は一般家庭にくらべるとお米の消費量は少ないほうなので、幸いにも家計に与える影響は少なくて済んでいますが、カミさんがいないお昼に、ひとりでカレーを食べるときなどに重宝しているパックご飯に、その影響が出てきました。
以前は5パックで500円以下というのがだいたいの目安でしたが、現在ではそれを大きく上回るようになってしまいました。
そんな中で頼りになるのが格安スーパー【ロピア】ということで、【ロピア】のパックご飯を調べてみると、なんともシンプルな包装で、中には180gのパックが6個入った「庄内のおいしい水で炊いたごはん 6個パック:以下庄内ごはん」が、グラム当たりおおよそ0.63円(消費税込み:2025年5月現在の販売価格から換算)で一番安いことが分かりました。
ということで今回は、【ロピア】で一番グラム単価の安いパックご飯「庄内ごはん」をご紹介したいと思います。

2.製造元は?
「庄内ごはん」の製造元は、パッケージには【有限会社ドリームズファーム:以下ドリームズファーム】と記載されており、所在地は、米どころである山形県の庄内平野にある鶴岡市となっていました。
少し調べてみると、同社は1981年に創業し、1991年に法人化された会社で、地元庄内の肥沃な土壌を生かしてお米や野菜をつくり、そのお米を使った、安全とおいしさにこだわったパックご飯の製造、販売をされていました。
育苗、稲作から製品加工まで一貫して自社で手掛けることで可能となる、トレーサビリティが確立された安心・安全な製品が提供できることを強みとされている、お米のプロフェッショナル会社のようです。
ちなみに販売元は、コスパ最高の格安ワインの輸入元として何度かご紹介している、【ロピア】のグループ会社である【株式会社ユーラス:以下ユーラス】となっていたので、「庄内ごはん」は【ユーラス】が【ドリームズファーム】に製造委託している【ロピア】のオリジナル商品のようです。
3.そのお味は?
「庄内ごはん」のパッケージは、よくスーパーで見かけるパックご飯のような平べったいものではなく、少しコンパクトで深さのある形状となっていました。これは製造元の【ドリームズファーム】が考案した「エコパック」とよばれるもので、包材の使用量とコストの削減が狙いのようです。

電子レンジでの温め時間は、他のパックご飯と同等の500W‐600Wで2分で、パッケージが深くなったことによる影響は特にありませんでした。
お味のほうも、以前よく食べていた日本で一番多い苗字がついた大手メーカーのものとまったく遜色はなく、米どころ庄内のお米でつくったふっくらとしたご飯を、おいしくいただくことができました。

なお【ドリームズファーム】が考案した「エコパック」ですが、よくある平べったいパッケージにくらべるとパッケージが深い分、お皿に移す際のごはん離れが悪いようで、少しだけご飯粒がパッケージに残りました。
ただスプーンでかき出せば簡単に取り出せるので、特に問題になるレベルではありませんでした。

4.パックご飯とお米の価格(参考)
農水省のホームページによると、ご飯(重量)=お米(重量)× 2.2~2.3 のようです。
この 2.3 という係数を使って、「庄内ごはん」の原料となっているお米の価格を5kgあたりに概算すると、もちろん調理代、パッケージ代などを含んでの価格となりますが、5kg×2.3×0.63円=7245円となり、お米からご飯をつくるよりは割高になります。
今話題になっている備蓄米は5kgで2000円ちょっとのようですが、あいかわらずブランド米は5kgで4000円をゆうに越えています。そうなると、たまに少しだけご飯を食べる方にとっては、その味と手軽さからバックご飯もありかなと思いました。
5.おわりに
以上が、【ロピア】で一番グラム単価の安いパックご飯「庄内ごはん」のご紹介となります。
さすが、米どころ庄内平野にあるお米のプロフェッショナル会社が製造するパックご飯だけあって、グラム単価は一番安くても十分満足のいくコスパのいいパックご飯でした。
参考までに、オンラインで購入可能な【ドリームズファーム】のパックご飯をご紹介しておきます。お米のプロフェッショナル会社なので、間違いないと思います。

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