【らーめん専門店 小川】渾身のつけ麺「超濃厚煮干しつけ麺」を食べてみました。

2024年3月11日

1.はじめに

 前回の【らーめん専門店 小川:以下小川】のご紹介の中で、【小川】の系列の【小川流】で提供されているつけ麺が、いつもお伺いする大和桜ヶ丘店の新たなメニューに追加されていたというお話をしました。

前回の【小川】のご紹介
前回の【小川】
のご紹介

 ただ前回は【小川】の系列店を含めた全16店舗で毎年行われている「限定麺祭り」の期間中で、せっかくなので大和桜ヶ丘店の限定麺「漆黒の鶏そば」を食べました。この「漆黒の鶏そば」はあっさり系ラーメンで、いつもとは違う【小川】を楽しむことができました。

 それからずっとつけ麺のことが気になっていたのですが、今回いよいよ【小川】渾身のつけ麺「超濃厚煮干しつけ麺」を食べることができたので、その濃厚で虜になる味をご紹介したいと思います。

2.正月近し

 「超濃厚煮干しつけ麺」を注文しようと券売機のところにいくと、スタート画面に自家製チャーシューの年末販売予約の案内が表示されていました。また1年が、あっという間に過ぎ去ろうとしているようです。特に最近は、地獄の極暑をなんとか乗り越えるとすぐに年末になるような気がします。

 以前もお話ししましたが、この自家製チャーシューには、バラ肉と肩ロースの2種類がありどちらも絶品ですが、私はとろけるようにやわらかいバラ肉にはまっています。もしこんな歳でなかったら、この予約販売で一本丸ごと買って一人で食べきっていたかもしれません。

自家製チャーシューの年末販売予約画面
自家製チャーシューの年末販売予約画面

3.「超濃厚煮干しつけ麺」を食べる

3-1)最上級グレードを選ぶ

 「超濃厚煮干しつけ麺」には3つのグレードがありますが、今回は初めてということで最上級グレードの「味玉Wチャーシュー」を注文しました。いつものしっかりと味がしみ込んだ煮卵とチャーシューが2枚付いてきます。もちろん2枚ともバラ肉にしました。

 麺の量は並盛、大盛、特盛、超特盛の4種類あり、並盛と大盛は値段が同じということで、自分の歳を考えないで迷わず大盛を選びました。

「超濃厚煮干しつけ麺」の注文画面
「超濃厚煮干しつけ麺」の注文画面

 通常のラーメンと同じくお好みの設定ができましたが、選択肢は先ほどのチャーシューの種類とあつもりにするか否かでした。ちなみにあつもりとは、一度水で締めた麺をもう一度温めてから出してもらえるようです。今回はまだ勝手がわからないので、あつもりは見送ることにしました。

「超濃厚煮干しつけ麺」のお好み設定画面
「超濃厚煮干しつけ麺」のお好み設定画面

3-2)絶対に裏切らない【小川】

 お昼のピーク時間は過ぎていたので、すんなりとカウンター席に座ることができました。そして「超濃厚煮干しつけ麺」を静かに待っていると、あとから注文した隣の方のラーメンの方が先に出てきました。どうやらつけ麺の方が手間がかかるようでした。

 そしていよいよ「超濃厚煮干しつけ麺」が登場しました。先ほどは値段につられて大盛を選んだといいましたが、実のところ大盛は並盛の1.5倍ということで、それほどでもないと高をくくっていました。

 ただ目の前に現れたのは、器に過積載された麺と具たちでした。ちなみに具たちは先ほどの煮卵とチャーシューに加え、おなじみの海苔と細切りのメンマが並んでいました。

「超濃厚煮干しつけ麺」の全景
「超濃厚煮干しつけ麺」の全景

 スープは器と共に熱々で店員さんからは、器にさわると熱いので気をつけてください、といわれました。そしてまずスープだけ味見すると、その名の通り超濃厚な豚・鶏スープと、煮干しからしっかりとだしをとった醤油だれが、みごとなまでに掛け合わされた絶品スープでした。

 もっちもちな極太の縮れ麺を、その重さで少し箸をしならせながら(少しオーバーにいっています)スープにつけて、いよいよ【小川】のつけ麺の世界が始まりました。濃厚なスープはみごとなまでに麺に絡み、たとえようのないほどの豊潤な味わいでした。

 バラ肉のチャーシューは少しスープに浸してから食べた方が、よりおいしいということも分かりました。そして最初は私の前に立ちはだかった大盛の麺も、あっという間に姿を消しました。

 ひとつだけ次回への教訓は、さすがの熱々のスープも終盤戦に差し掛かると勢いが衰えて少し冷めてしまいました。どうやら今回は見送ったあつもりにすれば、最後まで熱々のままでフィニッシュできそうな気がします。

「超濃厚煮干しつけ麺」の超濃厚スープ(左)と 大盛の麺と具たち(右)
「超濃厚煮干しつけ麺」の超濃厚スープ(左)と 大盛の麺と具たち(右)

3-3)〆は割スープで

 お店の方が、つけ麺用の割スープがあるので使ってみてください、といわれたので、最後にこの割スープを足してみました。するとちょうどいい味加減いなり、そのまま「超濃厚煮干しつけ麺」の余韻にひたりながら呑むことができました。

 そのとき空になった器をみて、ふと妙案が浮かびました。このスープにラーメンの替え玉を入れれば、またもうひとつの【小川】が味わえるのではないかと思いました。ただたとえペロリと食べることができた大盛でも、お腹の中に入ればしっかりとその存在感を誇示しているので、さすがにやめておきました。

割スープ(左)と 割スープで割ったスープ(中央)と 空になった器の底のうさぎたち(右)
割スープ(左)と 割スープで割ったスープ(中央)と 空になった器の底のうさぎたち(右)

4.オガマニアが!

 今まで、【小川】のポイントなどを貯めるのは、LINEを使っていました。今回ふとカウンターの上を見ると、オガマニア公式アプリ誕生、という案内がありました。そしてちょっと嫌な予感がしました。

 とりあえずダウンロードしてみると、予感は的中、私の石器時代のスマホのOSには対応していないようで、アプリはうまく動いてくれませんでした。最近いろいろなアプリが、より利便性を高めるために新しいバージョンに切り替えてきており、軒並み私のスマホでは動かなくなっています。

 大事に使ってきたのでバッテリーもまだまだ元気で、ハードウエアとしては何の問題もないのですが、さすがに潮どきのような気がしてきました。

オガマニアの公式アプリの案内
オガマニアの公式アプリの案内

5.おわりに

 以上が、【小川】で初めて食べた「超濃厚煮干しつけ麺」のご紹介になります。さすが【小川】、まったく私の期待を裏切ることなく、今までと違った夢の世界に連れていってくれました。

 そしてこれからは、定番のラーメン「味玉Wちゃーしゅー麺」と「超濃厚煮干しつけ麺」を、交互に食べていくことになりそうです。

らーめん専門店小川 大和桜ヶ丘店
【らーめん専門店 小川】公式ホームページ

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