【らーめん専門店 小川】今年の大和桜ヶ丘店限定麺はあっさり系の「漆黒の鶏そば」でした。
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1.はじめに
前回【らーめん専門店 小川:以下小川】にお伺いしてから、いつのまにやら半年以上たってしまいました。春先は別のお店に浮気したり、そろそろ行きたいなと思い始めた矢先に殺人的な猛暑に見舞われ、そもそもラーメン屋さんから足が遠のいてしまいました。
最近になり、ようやく秋めいてきたので、いよいよ【小川】に行くことにしました。ということで、今回は久しぶりの【小川】をご紹介したいと思います。
2.お店に到着
2-1)看板が変わる?
今回お伺いしたのは、土曜日の13時過ぎでした。まず最初に、お店の看板が新しくなったことに気付きました。今までの看板は、モノトーンのなかなかシックなデザインで悪くはなかったのですが、クルマを運転しながらだと、ちょっと目立ちにくいという難点がありました。
以前のブログでもご紹介しましたが、この自宅からほど近い【小川】の大和桜ヶ丘店は、開店してからしばらくは看板を知っている私ですら見落としていたほどです。新しい看板は、【小川】を知らない方でも一目でラーメン屋であるには気付きそうな、インパクトのあるデザインでした。
2-2)お昼どきなのにガラガラ
看板が新しくなったことに気付きつつ広大な駐車場に入ると、なんと今までで一番ガラガラで、止まっているクルマはほんの2~3台、お店の中も閑古鳥が鳴いていました。
この大和桜ヶ丘店は、横浜とその近郊エリアでの【小川】初出店となり、開店当初は知名度はあまり高くなかったと思います。ただ一度食べてしまえば必ず【小川】ファンになり、お客さんはどんどん増えてくると思っていましたが、アウェイのままで終わってしまうのかと愕然としました。
せっかく自宅の近くに【小川】ができたのにこのままではと、頭の中が真っ白になりそうになっていると、1組のファミリーが入店されました。そしてその直後にまた1組、駐輪場でだべっていた高校生らしいグループも入店と、私が動揺しているあいだに、あっという間に券売機の前には列ができてしまいました。
急いで列に並ぶと、その後からもぞくぞくとファミリーの方々がお見えになりました。どうやら12時台だとお店が混みそうなので、それを避けて13時過ぎに来店する方が殺到したようです。皆考えることは同じようです。これなら【小川】大和桜ヶ丘店は安泰だと、ホッとしました。
2-3)じんわりと値上げ
発券機の前の長蛇の列に並んでいるときに、見慣れたメニューを見てみると、全体的に4%ほど値上げされていました。替え玉とスープ替え玉は、価格据え置きでしたが、私の定番「味玉Wちゃーしゅー麺」は40円値上がりして、ついに大台に乗ってしまいました。
ただ200円以下だった私の万能調味料のであるマヨネーズが、一瞬にして300円越えしたことを考えると、とても良心的な値上げなのかもしれません。
もう一つの変化は、【小川】の系列の【小川流】で出されている煮干しつけ麺が、新たなメニューとして追加されていました。この【小川流】の煮干しつけ麺は、ずっと気なりつつもまだ食べたことがなかったので、今度食べてみようと思います。
2-4)限定麺祭り
【小川】は、毎年この時期(今年は9月15日から11月15日)になると系列店を含めて全16店舗を上げて、「限定麺祭り(昨年までは限定らーめん祭りだったような。。。)」を開催しています。このブログでご紹介済みですが、昨年の大和桜ヶ丘店の限定麺は、こってり系の「がっつり海老の豚骨らーめん」でした。そして今年は昨年とは全く違う路線のあっさり系の「漆黒の鶏そば」のようでした。
限定麺祭りの期間中に全店舗制覇すると、オリジナルの景品が貰えるようです。たださすがに16店舗をまわるのは無理があるので(私の友人は、晩飯代わりに通い続け、全店舗制覇したようですが。。。)、あまり景品には興味が無かったのですが、今年はお店の中の目立つところに、その景品がしっかりと飾ってありました。
そして16店舗制覇した暁には、下記画像の左側の「ロックなチャーシューTシャツ」や、「味玉ちゃんぬいぐるみ」が貰えるようです。ちなみに「ロックなチャーシューTシャツ」にプリントされてる画像は、最初はトウモロコシかと思いましたが、カットする前のチャーシューのかたまりでした。
3.「漆黒の鶏そば」を食べる
3-1)結局「漆黒の鶏そば」を注文
今回は久しぶりということで、お店にお伺いするまでは定番の「味玉Wちゃーしゅー麺」を食べるのだと心に決めてきました。ただあいかわらず意志の弱い私は、お店の前で私に立ちはだかる「漆黒の鶏そば」のタックルを、かわすことはできませんでした。
特に漆黒というサブタイトルが私の心に刺さり、一体何を表現しているのかとても興味深く感じました。
そしてずいぶん並ばされましたが、券売機では何の迷いもなく、30円お得な「漆黒の鶏そば」と「ぶっかけ飯」のセットを注文していました。
3-2)「漆黒の鶏そば」のみごとな味変化
テーブル席は、怒涛の如く押し寄せてきたファミリーたちで満杯でしたが、私はひとりだったのですんなりとカウンター席に座り、「漆黒の鶏そば」を待ちました。が、あまりにも急に混んできたので、厨房もてんやわんやのようで、結局「漆黒の鶏そば」にお会いするまでに10分以上かかりました。
そして、いよいよ「漆黒の鶏そば」と「ぶっかけ飯」と「トッピング」が出てきました。お店の人は「トッピング」といっただけですぐさま立ち去ってしまったので、その正体はよく分かりませんでした。
まずはスープからいただきました。それは【小川】のらーめんからは想像できない、なんともあっさししたスープでした。麺はおなじみのストレートの細麺ではなく、少しやわかめのやさしい味のたまご麺(間違っていたらすいません)のようでした。
気になっていた漆黒というのは、麺のうえにふんだんに盛られた焼ばら海苔のことのようでした。そしてこの焼ばら海苔をスープと混ぜ合わせると、さきほどまでおとなしくしていたスープが俄然元気になり、変な表現で申し訳ありませんが、とてもおいしいお茶漬けのような味に変わりました。
次に「トッピング」の正体を探ってみると、どうやら、あられと、ゆずと、わさびのようでした。ひとつづつ順番に試してみましたが、おのおの芸風は異なりますが、どれもみごとな味と食感の引き立て役を演じてくれました。そしてあまりにもエキサイティング過ぎて画像はお見せできませんが、最後に残ったスープは、まるで舞台のカーテンコールのようで、これが最初はおとなしかったスープが演じたかった本来の姿だったのかと思いました。
3-3)しめは「ぶっかけ飯」
そして最後は、【小川】のしきたりに従い、さきほどの「漆黒の鶏そば」のフィナーレで最高の味に仕上がったスープを「ぶっかけ飯」にぶっかけて、本日の私の【小川】も最高のフィナーレを飾りました。
4.おわりに
以上が、久しぶりにお伺いした【小川】で食べた限定麺「漆黒の鶏そば」のご紹介になります。あっさり系のらーめんでしたが、漆黒(焼ばら海苔)とトッピングたちが、味を絶妙に変化させてくれて、いろいろな味を楽しまさせてくれました。
そして、いつも通り大満足で帰路についたのですが、なんと今までなりを潜めていた「小川中毒」が、急に顔を出してきました。すぐにでも【小川】に行って、「味玉Wちゃーしゅー麺」を食べたくて仕方がありません。多分すぐにまた【小川】に行くと思います。
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