【旭川らーめん いっぱち】旭川濃厚豚骨の名店を、初詣の帰りに見つけました。
Contents
1.はじめに
初詣の帰りに、カミさんがググった【旭川らーめん いっぱち:以下いっぱち】にお伺いしました。そこは旭川濃厚豚骨のなかなかこだわりのある名店でした。今回は、その【いっぱち】をご紹介をします。
2.いつも迷う初詣帰りの昼飯
新型コロナが蔓延してからは、年末年始は故郷の岐阜には帰省せず、自宅で正月を迎えているので、初詣は寒川神社に参拝しています。その帰りに昼飯を食べることになりますが、いつもなかなかお店が決まりません。
今回も、カミさんは寒川町と秦野市は近くだと勝手に思い込み、あの黒マー油で有名な「なんつッ亭」に行きたいと言い出したり、なかなか収集がつきませんでした。
私は寒川神社の売店の2階にあるレストランの本日のカレー「高座豚のカツカレー」や、近くにあった行列のできている蕎麦屋が気になっていましたが、カミさんは完全にラーメン脳になってしまっているようで、必死にググっていました。
そして【旭川らーめん いっぱち】に行きたいと言い出しましたが、昼の営業は14:00までとなっており、既に30分を切っていました。とりあえずカーナビで経路探索すると、8分ほどで行けるようなので、まずはお店に向かいました。
3.お店に訪店
3-1)場所は県道沿い
寒川神社から県道46号を門沢橋方面に北上すると、お店は左側にありました。やけに「駐車場」というのぼり旗が目立つので、すぐに見つかりました。
駐車場は右折と案内があったので、それに従い右折して細街路に入ると、本当に駐車場があるのかと少し不安になりましたが、勇気を出して進むと右側に駐車場を見つけることが出来ました。一般の駐車場の一番奥の5台分が「いっぱち」の専用駐車場になっており、昼の閉店間際ということで5台分すべて空いていました。
駐車場からお店までは、歩くと2~3分掛かりそうなので、先にカミさんを向かわせてから車を駐車しました。そして私もお店に向かいましたが、県道46号はそれなりの交通量なので、お行儀よく、なぜか歩行者用の信号が無い信号(門沢橋六丁目)を使って道路を渡りました。
3-2)滑り込みセーフ
急いでお店に入ると、カミさんに以外誰もいませんでした。一瞬間に合わなかったかと思いましたが、店主の方に、こころよく大丈夫といっていただきました。
店内はカウンターのみ6席(感染対策で席を間引いているようでした)で、こじんまりとしたお店でした。外観も内装も綺麗だったので、最近できたお店かと思いましたが、店主にお聞きすると1999年に開店し、その後少しだけ手直しする程度で、大きな改装はしていないようでした。
3-3)旭川ラーメンからはずれている(?)
旭川ラーメンは、以前旭川のラーメン村で、有名店の「青葉」と「梅光軒」にお伺いしたことがあります。「青葉」は魚介系スープのさっぱり味の醤油ラーメン、「梅光軒」は豚骨、鶏ガラ、魚介系のWスープのこってり味の醤油ラーメンでした。
両店ともスープは違えども塩気は強めで、麺は食感が硬めで歯切れがよかったと記憶しています。おそらくこの塩気の強さと硬めの麺が、旭川ラーメンの特徴ではないかと自分なりに理解していました。
店主に、こちらは旭川ラーメンなんですね、とお聞きすると、そうですけどずいぶんはずれています、と照れくさそうに答えられました。
メニューはシンプルで、基本しょうゆとみその2種類で、あとはチャーシューの量の違いでした。せっかくなので、私はしょうゆのチャーシュー麺、カミさんはみそのチャーシュー麺と餃子を頼みました。
限定の豚丼も気になりましたが、チャーシュー麺のボリュームが結構ありそうだったので、今回は見送りました。このお店は店主ひとりで切り盛りしているようで、ごはんとお水はセルフサービスのようでした。
3-4)はずれている=こだわっている
少し待つと、いよいよラーメンが登場しました。まずはスープから頂くと、店主の言っていたはずれているの意味が分かりました。はずれている=こだわっている、という意味で、あとでお店のtwiterを見てみると
旭川ラーメンをベースに、濃く・硬く・こってりと硬派なラーメンを求めるニーズの「これだよ!」の一言をひたすら追及し、精一杯頑張って行きます!
とご紹介されていました。
スープは旭川ラーメンの塩気の強さはそのままに、暖簾にもなっている豚骨の味をとことん引き出したこってり味で、麺は旭川ラーメンの特徴である硬めの麺でした。
しょうゆラーメンは、かなりがっつり系で、確かに硬派の旨いラーメンでした。みそラーメンは、みそがまろやかさを添えているようで、少しだけ角が取れた硬派の旨いラーメンでした。
最初は、正直少し塩気が強すぎるのではと思いましたが、食べ始めるとスープと麺と具たちが絶妙に絡みながら口の中を通り過ぎていき、気が付いたら食べ終えていました。
チャーシューは1杯に5枚のっていました。このチャーシューがこれまた絶品で、ブログで何回かご紹介している【小川】のバラちゃーしゅーに一歩も引けを取らない味でした。
餃子は一皿に5個のっていました。少し小ぶりですが、かなり丁寧にパリッと焼き上げられており、皮は皮の役目、餡は餡の役目をしながら、両者で味を引き立て合っていました。
いつもならこの半端な数量の時は、私がひとつ多く頂くのが夫婦の暗黙の了解なのですが、今回ばかりは気付かないうちに食べられていました。
3-5)お持ち帰りも可能
さきほどの絶品チャーシューは持ち帰りも可能でしたが、賞味期限は冷蔵で3日程度ということなので、さすがに食べきれないと思い、今回は諦めました。お店の入口の張り紙を見えると、ラーメンもお持ち帰りが可能のようでした。
4.おわりに
以上が、たまたま見つけた旭川濃厚豚骨の名店【いっぱち】のご紹介になります。私にとっては隠れた名店となりますが、20年以上も続いているということは、硬派なラーメン通の間では有名店なんだろうと思いました。
自宅からは少し離れていますが、またぜひお伺いして、硬派のラーメンと絶品のチャーシューを味わいたいと思います。
【おまけ】
寒川神社の売店で、たまたま「北条義時飴」なるものが売っていたので、つい買ってしまいました。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、昨年1年間本当に楽しく観させていただきました。今年の大河ドラマ「どうする家康」にも期待しています。
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