我がゴルフ人生(先週のグッドホール、バッドホールをご紹介します。:その2【アンプレヤブルのルール解説付】)
Contents
1.はじめに
今回は、ホームコースをラウンドしたときの、とても素晴らしく、またやれといわれてもできないかもと思ったグッドホールと、あのときこうしておけば、あんなことにはならなかったのにと思ったバッドホールのご紹介の第2回(その2)になります。
他人のゴルフの結果を聞いても、面白くないと思われる方もお見えになるかもしれません。ただこんな時は自分ならこうしたのにとか、このルールの適用は正しかったのか、などという視点で読んでいただけると幸いです。
またパワーポイント(以下パワポ)のイラストも、それなり頑張って描いているので、見て楽しんでいただけたらと思います。
本来であればベストホール、ワーストホールとしてご紹介すべきかもしれませんが、私のレベルでベスト、ワーストなどとは語れないので、グッド、バッドと表現しています。ちなみにホームコースには各コースに名前が付いていますが、前半をOUT、後半をINとしていますので、ご承知おきください。
2.先週のバッドホール
2-1)悪魔の潜む森に打ち込む
今回はバッドホールからご紹介します。そのホールはINの7番ショートホールです。この日はいくつかのホールでかなり待たされ、このホールも4組待ちでみんなでイライラして待っていました。
ちなみにこの日はゴルフ仲間9人3組で回っており、前の2組はゴルフ仲間たちでした。そして前の組のゴルフ仲間が1打目をチョロした後、2打目を入れてはいけない右の林(森)の中に打ち込みずいぶん苦労していました。
ようやく自分の打順が回ってきましたが、前の組のゴルフ仲間のようになってはいけないと、1番手上げてユーティリティで軽く払って打ったら薄く当たってしまい、下記イラスト1の通り、みごと先ほどのに林(森)の中にボールは吸い込まれていきました。
2-2)とても打てそうにないライ
無理せず横に出して、ダブルボギーでも致し方無しと思いボールの所に行くと、なんと下記イラスト2のように木の根が浮き出して、ぐじゃぐじゃに絡み合っている中にボールはありました。
木にさえぎられて、①のピンの方向にはとても打てませんでした。出せる方向は②のサブグリーン方向ですが、手前にバンカーがあるので、目の前の木をすれすれに打つ必要がありました。
ボールのライは、下記イラスト3の(右)のよう木の根と根の間のくぼみになっており、グラブフェースをボールに当てるのも難しい状況でした。おそらく無理して打つと下記イラスト3の(左)のように、前の根にボールが当たり、上がりすぎるか後ろに戻る可能性大でした。
2-3)アンプレヤブルが適用できない
さすがにこれを打つのは無理なので、アンプレヤブルにすることを考えました。ご存じの通り、アンプレヤブルの救済には以下の3つがあります。
① ボールから2クラブレングス内のホールに近づかないエリア内 にドロップして1打罰で打つ。
② ピンとボールがあった箇所を結んだ後方線上に決めた救済の基点から、1クラブレングス内のホールに近づかないエリア内にドロップして1打罰で打つ。
③ 前回プレーした所(ティーイングエリア or 救済の基点から1クラブレングスのホールに近づかないエリア内)から1打罰で打ち直す。
ただ今回は下記イラスト4の通り、どの救済も次の理由で適用することが難しい状況でした。
①を適用しても森の中の同じようなライから打つことになる。
②を適用しても隣のホールからとても越えられそうにない高い木越えのショットが必要になる。
③を適用したくても何組も後続が待っているので、とてもティーグランドに戻ることはできない。
2-4)絶望的な結末
こうなると、とにかくこの森の中から抜け出すしかないと、半分やけになって打ったボールは、下記イラスト5のように、ボールが前の根をこすって上がりすぎて前の木の中に入り、しばらく木の中をざわざわしてから、また元の場所に戻ってきました。
そして何度打っても同じことが繰り返されました。こうなると、まるで中世の悪魔の潜む森に紛れ込んでしまったような、絶望的な気分に陥ってしまいました。
そして5打目は、元の場所に戻るどころが、大きく後ろにはじき返されて、前記イラスト4のアンプレヤブルの②の状況と同じになってしまいました。これ以上後続の組を待たせられないのと、ここから残り4打でホールアウトすることは不可能と考えて、潔(いさぎよ)くギブアップすることにしました。とても無念でした。
パー3で9打叩いたことになるので、なんとかギリギリで80台を目指していたのが、いきなり100との戦いになってしまいました。
以上お話ししたように、このIN7番ホールが間違いなく先週のバッドホールということになりますが、このホールの反省点は下記1点のみとなります。残念ながら、あとはあまりのひどさに思い浮かびませんでした。
反省点1:弱気になって番手を上げて軽く払って打とうなどと考えず、距離にあった番手でしっかり打つこと。
3.先週のグッドホール
3-1)怒りの一発
気を取り直して次はグッドホールで、IN8番ミドルホールになります。前のホールが、先ほどの地獄を見たバッドホールなのに、見事に立ち直ってパーを取りました。ここでパーを取っていなかったら、気分が晴れないままずるずるとスコアを落として100を超えてしまったかもしれません。
前のホールからナイター照明が点灯し、下記イラスト6のように幻想的な景色に移り変わっていく中で、ティショットは怒りの一発で、黄色い旗(打ち込み禁止の目安になる旗)を軽く超えて飛距離もかなり出ました。
セカンドショットは残り110ヤードの上りが残りました。かなりの打ち上げであることと、気温もすいぶん下がってきていたので、ちょっと大きいかなと思いつつ8Iで打ったボールは少し右に吹けましたが、なんとかグリーンの右上にオンさせることができました。
3-2)ジャストタッチでOKパー
下記イラスト7の通り、グリーンの右上からは相当下っていたので、その下りと夕方で少し湿ってきているグリーンの速さを考えて打つ必要がありました。
同伴者が横から打った速さから、少しグリーンは遅くなってきていると判断して、少し強めに打ったボールはジャストタッチでピン横10cmのOKパーとなりました。我ながら良い読みだったと、前のホールのことは忘れてにんまりしてしまいました。
4.おわりに
以上が今週のグッドホール、バッドホールのご紹介になります。これを読んで、いやいやこういう場合はこうすべきだったと思われた方は、ぜひアドバイスをコメントとしていただけると助かります。
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