「ペヤング」カップ麺シリーズ:その2(「オムそば」と「トムヤンクン風」)
1.はじめに
前回(その1)では、南町田の「グランベリーパーク」の中にある、群馬県の食材を中心に取り扱っているお店で、あの「ペヤング ソースやきそば」で有名な「ペヤング」の専門コーナーを見つけ、めずらしい商品が並んでいたので、ついつい買い込んでしまったお話と、その中の「イカトパス」という商品をご紹介しました。
今回(その2)では、買い込んだ商品の中から、「オムそば」と「トムヤンクン」をご紹介します。
2.「オムそば」
「オムそば」は、その名の通りたまごがたっぷりと入ったソース焼きそばで、マヨネーズも付いているので、食べる前からその味に期待が高まる一品です。ただカップ麺でたまごをどのように実現しているかは、少し興味のあるところでした。
パッケージの上蓋を開けると、なかにはソースと具とマヨネーズが入っていました。具の中には主役のたまごとキャベツ、ニンジンが入っていましたが、ほどんどたまごで埋め尽くされていました。そのたまごがどんな姿になって出来上がるのだろうかと期待しながら、熱湯を注いで3分間待ちました。
3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、なんともふんわりとしたたまごが麺をおおっていました。ソースを入れ麺と具と混ぜ合わせると、たまごはその存在感を消すことなく麺と混ざり合っていきました。
最後にマヨネーズをかけて完成です。そしていよいよその味を確かめてみました。出来上がりの過程でも予感がしていましたが、まさしく期待通りの「オムそば」の味で、たまごも半熟のオムレツの味と食感をみごとに再現していました。
今回は写真を撮ったりしてモタモタしていたので、麺が少しやわらかくなり過ぎてしまいましたが、麺は少し硬めに仕上げた方が、ふんわりしたたまごとの相性はさらに良くなるのではと思いました。
3.「トムヤンクン」
「トムヤンクン」は、タイ料理の中で最も有名なスープで、みなさんもよくご存じのことと思います。その「トムヤンクン」を焼きそば風にアレンジしたのがこの商品になります。せっかくなので、ここのところ続く真夏を思わせる暑い日に食べてみました。
パッケージの上蓋を開けると、なかには具とかやくとふりかけが入っていました。具の中には海老、キャベツ、唐辛子、パクチーが入っており、小ぶりながら海老がたくさん入っていました。先ほどご紹介した「オムそば」といい、前回ご紹介した「イカトパス」といい、「ペヤング」の具の主役たちは、なかなかボリュームがあります。そして熱湯を注いで3分間待ちました。
3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具と混ぜ合わせると、ほどよく唐辛子が麺と絡み合っていました。そして最後にパクチーのふりかけをかけて完成です。
味は、辛さと酸味のバランスがよく、「トムヤンクン」の味をしっかりと再現していました。海老とキャベツがほどよく麺に絡み合い、とてもおいしい「トムヤンクン」風の焼きそばでした。
ただちょっと残念だったのが、アジアン料理には欠かせないパクチーがあまり主張しておらず、せっかくのパクチーのふりかけも、青のりかなって思ってしまうほどでした。ご存じの通りパクチーは独特の風味なので、苦手な方も多いとは思うものの、やっぱり「トムヤンクン」というからには、もっと前面に出てきてもいいのかなと思いました。
ちなみにもうひとつのアジアン料理の定番である唐辛子は、一応確認のために単品で食べてみましたが、期待通り(?)しっかり辛かったです。
4.おわりに
以上が、「ペヤング」の「オムそば」と「トムヤンクン」のご紹介になります。2品とも名前負けしないとてもおいしい焼きそばで、若干のイクスキューズはあったものの期待通りの味でした。次回はいよいよ最後の2品「ペヨング」の「カレーやきそば」と、「ペヤング ヌードル」をご紹介する予定です。
<「ペヤング」関連ブログ一覧>
「ペヤング」のめずらしいカップ麺をご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません