【かつ久無庵】横浜高島屋店閉店!こんな日が訪れるなんて夢にも思いませんでした。
1.はじめに
いままでに何度か【かつ久無庵】の絶品とんかつや海老フライなどのご紹介をしてきました。低温でじっくりと時間をかけて揚げられたとんかつや海老フライなどの各種フライは、衣はサックサク、中身はふんわりと仕上がっており、一度食べたら二度と忘れられないほどの絶品です。
【かつ久無庵】は、現在前橋本店と横浜高島屋店の2店舗となりますが、自宅から近いということで、いつも横浜高島屋店にお世話になっています(一度だけ前橋本店にお伺いしました)。
そして先日カミさんが、その横浜高島屋店が今度の8月18日で閉店になると大騒ぎしていました。この時点で閉店まですでに1ヶ月を切っており、お盆休みは旅行や帰省などでなかなかお伺いする時間がなさそうなので、早速お伺いすることにしました。
ということで今回は、【かつ久無庵】横浜高島屋店での最後の晩餐(昼でしたが)をご紹介したいと思います。
2.繁盛している中での閉店
平日の13時過ぎに、お店に到着しました。お店の入口には、閉店の案内のポップや張り紙があり、やはり閉店は紛れもない事実だったようです。
お店の方に、こんなに繁盛しているのになぜ閉店するのですか?人手不足ですか?と聞いてみると、はい、いろいろありまして、とお答えいただきました。なかなかこのとんかつのクオリティを維持できる人材を確保するのは、難しいのかもしれません。
そういえば以前高崎にもお店があったようですが、こちらも繁盛している中で閉店したようです。

見慣れた怪しげな色を発しているメニュー板と、結局一度も食べることもなかった、要予約のしゃぶしゃぶの案内などをながめながら入店すると、平日ということもあり1組待ちですぐに席に着くことができました。

とはいえ店内は満席で、いつもながら、とくに私よりずいぶんお歳をめされているマダムたちが目立っていました。そしてみなさんおいしそうにとんかつを、がっつりと食べておられました。
何度もご紹介しているように【かつ久無庵】のとんかつは、ロースもヒレもとても柔らかくしつこくないので、マダムたちにも人気なんだなと、あらためて思いました。

3.定番を注文
今日が最後ということもあり注文は、迷うことなくロースかつ定食(130g)+海老フライを選びました。こちらの海老フライは巨大かつ高価なので、単品で1本注文し、カミさんとシェアして食べるのが我が家のならわしとなっています。
カミさんはこの場に及んで、穴子フライや鰺フライが気になったようで、ただすでに完売ということで、いつものヒレかつ定食(130g)におさまりました。
ちなみにお肉の大きさですが、もっと大きなサイズも選べますが、私たちには(130g)で十分です。
注文すると、すぐにキャベツとおしんこが運ばれてきました。いつもながらキャベツはシャキシャキでみずみずしく、卓上のドレッシングとの相性も抜群なので、とんかつが出来上がるまでについ食べきってしまいます。でもおかわり無料なので問題なしです。

4.最後の晩餐
いよいよ【かつ久無庵】横浜高島屋最後のとんかつが運ばれてきました。海老フライは2切に切って各々のとんかつのお皿にのせてきていただけます。
まずは、私の注文したロースかつ定食です。ほどよく甘みのある脂身とジューシーなお肉とのバランスが絶妙で、わたしにとっては世界一のロースかつとなります。
海老フライは尻尾がついたほうで、カミさんがすかさずこちらがいいと言い出しましたが、尻尾のついていない方が身が多くて食べやすいと諭してやりました。

次に、カミさんのヒレかつ定食です。以前もお話ししましたが、一般論としては私は少しポソッとした感じが残るヒレかつより断然ロースかつが好みです。ただ【かつ久無庵】のヒレかつは時間をかけてふんわりと揚げてあるので、ポソッと感など皆無でとても柔らかく、こちらは私も好みです。

そしてこちらもいつもの我が家のならわしですが、私のロースかつとカミさんのヒレかつを一切れづつシェアし、ロースかつ、ヒレかつ、海老フライの3つの絶品の味を楽しませていただいています。本当に至福のひとときです。

5.おわりに
あっという間に【かつ久無庵】横浜高島屋店での最後の晩餐は終わってしまいました。
以前ブログ掲載のご了解をもらうために、前橋本店の店主とお話ししたことがありますが、本当においしい「とんかつ」へのこだわりを強く持たれており、一方で新しいことにも積極的にチャレンジされているようでした。

本当に残念ですが、これからは【かつ久無庵】横浜高島屋店にお伺いすることはできません。
とはいえ、いままでのような頻度でお伺いすることは難しいですが、旅行などで前橋方面にいった際には、ぜひ前橋本店にお伺いして、再び絶品とんかつを味わいたいと思います。もちろんカミさんも全面的に賛同してくれると思います。

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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
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