【ロピア】でなんとボルドーの格安赤ワイン「ロワ・ソレイユ」をみつけました。もちろん本物でした。

1.はじめに

 先日ちょっと用事があって、我が家から少し離れたところにある【ロピア】にはじめてお伺いしました。

【ロピア】関連ブログ一覧
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 その【ロピア】は、以前は ”D” のつく一時は一世を風靡したディスカウントストアのあった建物の中にあり、店内はとてもゆったりとしており、いつもお伺いする近所の【ロピア】の倍以上あるスペースに、豊富な品揃えの格安商品がゆったりと陳列してありました。

 まずは期待を込めてお酒売り場に直行してみると、今までにご紹介した見慣れた格安ワインだけではなく、初めてお目にかかる新たな格安ワインもならんでいました。

【ロピア】の格安ワインコーナー
【ロピア】の格安ワインコーナー

 少し前にTV番組で、【ロピア】では店長に店舗運用の権限が委譲されているので、店舗ごとにカラーが違うと紹介されていましたが、ここの【ロピア】では、その格安ワインの品揃えに加えて、なんとも親切にワインごとに、その特徴が記られたパネルがついていました。

【ロピア】のワインの特徴を記したパネル
【ロピア】のワインの特徴を記したパネル

 そしてその格安ワインの中から、なんとあのボルドーと記されたパネルのついた「ロワ・ソレイユ」という赤ワインをみつけました。税抜きで600円を切る価格でした。なんだか信じられないような気分でしたが、まずはその「ロワ・ソレイユ」を買ってみることにしました。

 ということで今回は、【ロピア】でみつけたボルドーの格安赤ワイン「ロワ・ソレイユ」をご紹介したいと思います。

2.「ロワ・ソレイユ」とは

 「ロワ・ソレイユ」を呑む前に、いつものようにボトルのラベル情報などから、少しその正体を調べてみました。

2-1)ワイナリーは【GCF】グループ

 「ロワ・ソレイユ」の製造元の【GCF(Grands Chais de France)】グループは、フランスの北東部にあるアルザス地方で1979年に創業した、まだ新しいワイナリーです。

 ただ創業後は、ボルドー、ブルゴーニュなどのフランス各地の老舗のワイナリーを積極的に取り込み、今ではフランス各地に3470haものブドウ園を有し、カジュアルなワインから高級なワインまで幅広く製造して世界中に輸出する、フランスワインのリーディングカンパニーとなっています。

 ちなみに「ロワ・ソレイユ」は、【GCF】グループの中のボルドー地方にある【Les Caves de Landiras】というワイナリーで造られていました。

2‐2)格付けはAOP

 「ロワ・ソレイユ」の格付けは、原産地表記保護のためのAOP(Appellation D’Origine Protégée)法の中で、なんと最高ランクとなっており、正真正銘のボルドーワインであることが保証されていました。
 (最高ランク)AOP:原産地呼称保護ワイン
 (第二ランク)IGP(Indication Géograghique Protégée):地理的表示保護ワイン
 (第三ランク)Vin de Table:日常的テーブルワイン

 いままでこの価格でボルドーとはと半信半疑でしたが、どうやら本物のようです。

「ロワ・ソレイユ」のAOP表示
「ロワ・ソレイユ」のAOP表示

2‐3)ブドウの品種は〈カベルネソーヴィニヨン〉と〈メルロー〉

 「ロワ・ソレイユ」のブドウの品種は、赤ワインのブドウの品種の代表格である〈カベルネソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)〉と〈メルロー(Merlot)〉のブレンドで、どちらの品種もボルドーワインではよく使われています。

 〈カベルネソーヴィニヨン〉は、果皮が厚く色が濃い、濃厚な味わいと豊富なタンニンが備わったワイン、〈メルロー〉は芳醇な果実味と、まろやかな口当たりのワインができるのが特徴となっています。

 この2つのブレンドであれば、その味は間違いなさそうな気がします。

2‐4)「ギルバート & ガイヤール・インターナショナル・チャレンジ」

「ロワ・ソレイユ」のラベル(ORとはフランス語で金という意味のようです)
「ロワ・ソレイユ」のラベル(ORとはフランス語で金という意味のようです)

 前述のワインの特徴が記されたパネルには、「ロワ・ソレイユ」は赤金賞受賞と書いてありました。

 ボトルにもそれらしきシールが貼られていたので少し調べてみると、どうやら「ギルバート & ガイヤール・インターナショナル・チャレンジ」という、1989年設立され毎年開催されている国際コンペティションで評価されているようでした。

 これは厳格な基準に基づく100点満点で評価され、83点以上の製品にはメダルが授与され、ボトルに表示してアピールすることができるようです。

 なんだかますます期待が膨らんできした。

3.「ロワ・ソレイユ」を味わう

 そしていよいよ格安ボルドーワイン「ロワ・ソレイユ」を開栓してみました。残念ながらキャップは格安ワイン定番のスクリュー式ですが、まず最初に、タンニンがよく効いていそうな渋めの心地よい香りが漂いました。

 グラスに注いで口に運ぶと、なかなか渋みをおびた、中の上ぐらいの重さの辛口の味でした。酸味とコクはそれほどではなく味の奥深さという点では、やはり価格相応なところは否めませんが、口の中にいつまでも残る渋みは、まさしくボルドーの世界を演出してくれました。

 渋みはなかなかですが、基本的にクセはなくどんな料理にも合いそうですが、やはりその渋みが肉料理の味を引き立ててくれそうな気がします。私は最近はまっている、シャウエッセンのハムをトッピングし追いチーズをした市販の冷蔵ピザと共にいただきました。至福のひとときでした。

「ロワ・ソレイユ」のボトルとグラス
「ロワ・ソレイユ」のボトルとグラス

4.おわりに

 以上が、【ロピア】でみつけた格安ボルドーワイン「ロワ・ソレイユ」のご紹介になります。

 さすがに高額なボルドーワインとくらべると見劣りしますが、ボルドーの名に恥じない渋めのなかなかバランスのとれた赤ワインでした。その価格から考えると、ちょっと信じられない味でした。

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