「ペヤング」カップ麺シリーズ:その22(「旨辛味豚骨やきそば」と「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」)

1.はじめに

 いつもお世話になっている格安スーパー【ロピア】では、「ペヤング」の新商品が発売されると、発売日当日から店頭にならべられていたのですが、少し前からぱったりと途絶えてしまいました。

50周年記念のアイコン
50周年記念のアイコン

 さすがに新商品の出し過ぎで息切れしたのではないかと、念のため「ペヤング」の製造元の【まるか食品株式会社:以下まるか食品】のホームページを見てみると、なんと今年(2025年)で、「ソースやきそば」が生誕50周年を迎えたということで、続々とそれにちなんだ新商品が発売されていました。

 【ロピア】には、定番の「ソースやきそば」、「ソースやきそば超大盛」、「激辛やきそば」などの売れ筋商品はいつもおいてあるので、どうやら個性が強い新商品は売れ残りのリスクを考えて扱わなくなったのではないかと察しました。

 それも致し方なしと、しばらく「ペヤング」から遠ざかっていましたが、先日久しぶりに南町田にある「グランベリーパーク」にいったので、「ペヤング」の商品がおいてあるいつものお店によってみると、こちらは期待通り「ペヤング」が大量に山積みされていました。

山積みされた「ペヤング」の新商品たち
山積みされた「ペヤング」の新商品たち

 そして無意識のうちに、その山積みにされた「ペヤング」の中から、新商品を6種類も爆買いしていました。

 ということで今回は、その中から「旨辛味豚骨やきそば」と「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」をご紹介したいと思います。

今回ご紹介する2商品
今回ご紹介する2商品

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.「旨辛味豚骨やきそば」

 「旨辛味豚骨やきそば」は、濃厚な豚骨の味わいをベースに、3種の醤(ジャン)を配合することでコクのある旨辛味に仕上げられているようです。

 3つの醤とは、添付調味料の原材料から紐解くと、甜麺醤(テンメンジャン)、コチュジャン、豆板醤(トウバンジャン)のようで、そこにジャパニーズ醤の味噌&醤油も加えられています。なかなか手の込んだ味のようです。

「旨辛味豚骨やきそば」のパッケージ
「旨辛味豚骨やきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、キャベツ、卵、ニラの3品でした。

 具の袋は、いつものものより少し大きい気がしましたが、中身を麺の上にのせると確かに具の3品ともそれなりの量が入っており、その中でも特にニラが頑張っていました。

 そして、熱湯を注いで3分間待ちました。

「旨辛味豚骨やきそば」の具たち
「旨辛味豚骨やきそば」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、大量の具たちが迎えてくれました。先ほどまではニラの勢力が強かったのですが、卵とキャベツがお湯を含んで、ニラに引けを取らないぐらいに元気になっていました。

 3種の醤の入ったソースを少し舐めてみると、少しピリ辛の濃厚な豚骨味でした。ただ私の鈍感な舌では3種の醤を感じることはできませんでした。 

「旨辛味豚骨やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「旨辛味豚骨やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 麺と具たちとソースをよく混ぜ合せて完成です。

 ソースを舐めた時点からその味はすでに確信していましたが、ピリ辛の濃厚な豚骨味で、そこにニラの元気が出そうな味が加わってなかなかがっつり系の味でした。

 ただときおりキャベツの甘味と卵のまろやかさが顔を出すので、辛味と旨味がバランスよく整った、私好みのとてもおいしいがっつり系焼きそばでした。

 ただ唯一の難点は、3つの具にコストをかけ過ぎたようで、豚肉が入っていませんでした。ちょうど冷蔵庫の中に豚バラ肉があったので、塩コショウして少し焼いてから麺の上にトッピングしてみました。

 すると、こちらも豚肉をのせるまえから確信していましたが、極上の「旨辛味豚骨やきそば」が出来上がりました。本当に旨かったです。皆さんもぜひ試してみてください。

完成した「旨辛味豚骨やきそば」(左)と 豚肉をトッピングした後(右)
完成した「旨辛味豚骨やきそば」(左)と 豚肉をトッピングした後(右)

3.「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」

 「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」は、あさり、えび、イカ、ホタテの4種類の海鮮をたっぷりと使用しているようです。ソースも、ホタテエキス、オイスターエキスをふんだんに使用して海鮮の旨味をぎっしりと詰め込んだ柚子胡椒風味のソースとなっており、なかなか贅沢な一品に仕上がっているようです。

 価格も、ほかの「ペヤング」に比べて少し高めの設定になっていました。

「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」のパッケージ
「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、あさり、えび、イカ、ホタテ風カマボコの4品でした。

 海鮮系の具たちは、小ぶりではありますがさすが贅沢というだけあって、それなりの量がはいっていました。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」の具たち
「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、贅沢な具たちはお湯に浸されてさらに元気になっており、特にホタテ風かまぼこが目立っていました。

 ソースを少し舐めてみると、こちらもちょっと高級そうなゆず胡椒の味がしました。

「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 そして麺と具たちとソースを混ぜ合せて完成です。

 いざ食べてみると、少し薄味ながらしっかりとしたゆず胡椒の香りと味がして、なかなか上品な仕上がりとなっていました。

 贅沢な具たちも、小ぶりなのでなかなか麺と絡めて食べるのは困難でしたが、それぞれしっかりとした食感で、特にホタテ風カマボコは、カマボコでありながらホタテの食感をしっかりと提供してくれました。

 たしかに、ゆず胡椒の風味も手伝って、なかなか贅沢な味を楽しませてくれる一品でした。

完成した「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」
完成した「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」

4.おわりに

 以上が、「旨辛味豚骨やきそば」と「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」のご紹介になります。

 「旨辛味豚骨やきそば」はピリ辛の濃厚な豚骨味で、辛味と旨味がバランスよく整った、私好みのとてもおいしいがっつり系焼きそばでした。

 「贅沢やきそば 海鮮ゆず胡椒」は、4品の海鮮系の具たちと、ゆず胡椒の風味のソースが絶妙に絡みあった、なかなか贅沢な味の焼きそばで、たしかに少しだけ高いだけのことはありました。

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