【新型コロナの最新情報】5類感染症に移行後は医療費が驚くほど高騰していました。

1.はじめに

 少し前からカミさんが、咳、くしゃみ、鼻水といった風邪らしき症状で、苦しんでいました。熱は微熱だったようで、しばらくは我が家の万能常備薬「葛根湯」で様子をみていましたが、さすがにきつくなってきたようで、いつもお世話になっているかかりつけのクリニックにいきました。

 そして思ったより早く戻ってきました。どうやらクリニックで “出直してこい" と言われたようで(こんな言い方ではないと思いますが)、風邪などの症状で新型コロナの疑いのある患者は、待合室が混雑していない午後に、患者が密にならないような配慮をして診察しているようでした。

 カミさんは指示通り午後にもう一度クリニックにいき、無事(?)診察を受けてきました、が、新型コロナの疑いはあるものの、風邪の処方をおこなってしばらく様子見ということになったようです。

 最近、街ゆく人たちのマスクの着用率もずいぶん低くなり、アルコール消毒液の置いてあるところも少なくなってきていますが、まだまだ新型コロナのウイルスたちが健在であることを、あらためて認識させられました。

 ということで今回は、5類感染症(以下5類)に移行したあとの新型コロナのワクチン接種や検査、治療薬などの最新の状況をご紹介したいと思います。若い方々は症状が軽いといわれていますが、基礎疾患を持つシニアとしては、重症化のリスクや後遺症を考えると、なんとしてでも感染は回避したいと思います。

 なお本ブログの中の費用情報は2024年11月現在のもので、自治体や医療機関によっても金額が異なることをご承知おきください。

2.最新の感染者数

 5類移行に伴い、感染者数の定量データの公表は2023年5月8日までとなっており、現在では1医療機関あたりの平均患者数が定点把握データとして、毎週金曜日に厚生労働省から公表されています。

 そのデータによると、ここ最近(2024年11月現在)は感染者数は減少傾向にあるものの、5類移行後も、2023年9月、2024年2月、2024年8月に、5類移行前と同等程度の感染拡大のピークがあったようです。

 このピークはほぼ周期的に起こっており、次は2025年の2月ごろになるのではないかと思われます。もうこなくていいです。

3.医療費の高騰

3‐1)ワクチン接種

リタイア後の健康診断のご紹介ブログ
リタイア後の健康診断のご紹介ブログ

 私のかかりつけのクリニック(カミさんと同じところで、リタイア後は毎年健康診断を受けています)で確認したところ、新型コロナ、インフルエンザのワクチン接種費用は下表の通りでした。新型コロナにワクチン接種に関しては、私が在住する横浜市からの接種費用決定の通知が届くのを、首を長くして待っていたのですが、いつのまにやら費用は決定していたようです。

 このあたりも、通知が届かないインフルエンザと同じ5類ということなのでしょうか。ただ通知が送付された自治体もあったようです。また自治体ごとで補助のレベルもまちまちのようで、なんと無料のところもあるようです。

 私は幸いにも(?)65歳以上なので、自治体からの補助が手厚く(できれば無料がよかったのですが)、新型コロナもインフルエンザも、それほど負担のかからない費用でワクチン接種することができますが、65歳未満になるとインフルエンザの場合はまだしも、新型コロナとなるとかなりの負担を強いられることになります。

 さすがにこの金額では、受けない方のほうが多くなりそうな気がします。心配です。

新型コロナワクチン接種費用

 ちなみに私のかかりつけのクリニックでは、新柄コロナもインフルエンザも予約なしで接種することができるようになっていました。ずいぶんと楽になりました。ありがたいことです。

 また両接種の間隔は、原則2週間以上開ける必要があるようです。

3‐2)検査

 検査費用は、いくつかのサイトを調べたところ下表の通りでした。精度の高いPCR検査になると3000円近くとなり、けっこうな負担となります。この検査は任意となるので、新型コロナの疑いがあっても、特に若い方は検査を受けないことが多いようです。

 お気持ちはわかりますが、本人は軽症でも、周りにウイルスをまき散らすことになるので、せめて検査だけはお願いしたいところです。

新型コロナ検査費用

3‐3)治療薬

 治療薬も、いくつかのサイトを調べたところ下表の通りでした。治療薬はそれぞれ金額は異なるものの、一番安い治療薬でも、保険を適用しても1万円を大きく超えるのは少し驚きでした。こちらも任意となるようで、症状が軽い場合は、まずは風邪の処方薬で対処して様子を見ることが多いようです。

 ただ風邪などの処方薬ではウイルスは撃退できないので、重症化のリスクや後遺症のことを考えると、ここ一番大枚を払うしかないのかもしれません。それにしても高額です。やはり感染は絶対に回避せねばなりません。

新型コロナ治療薬費用

4.おわりに

 以上が、5類移行したあとの新型コロナのワクチン接種や処方薬などの最新の状況のご紹介となります。

 感染しても、その症状は風邪に近いものになりつつあるようですが、やはり重症化リスクや後遺症についてはまだまだ予断を許しません。

 そして今回調べて驚いたのは、その医療費、特に治療薬の費用が驚くほど高騰していた点です。自分の身体とお財布のために、引き続き “手洗い" “消毒" “マスク着用" を心がけていきたいと思います。

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