22年夏 日光・那須の旅:その3(奥日光三名瀑を少しはしょって巡りました。)
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1.はじめに
22年夏 日光・那須の旅:その1でご紹介した中禅寺金谷ホテルのコーヒーハウス ユーコンを後にして、その日の宿泊先の日光金谷ホテルに行く前に、少し奥日光の名勝を巡ってみました。
当初の予定では、第二いろは坂の途中にある明智平から華厳の滝と中禅寺湖と男体山の日光三点セットをまとめて見て、この日の観光は終わりにしようと考えていましたが、残念ながら明智平付近は霧がかかっていたので断念しました。
2.竜頭の滝
2-1)本丸は通り過ぎる
せっかく日光まで来て何も見ないで帰るのはもったいないと思い、漠然と国道120号線を北上し戦場ヶ原方面に向かいました。途中竜頭の滝入口の看板がありましたが、あまり気にせず通り過ぎました。
2-2)竜頭の滝を上から拝む
上り坂に差し掛かると目の前に男体山が雄姿を見せ始めました。車を止めてゆっくり見たいと思ったところに、ちょうど竜頭滝上駐車場(無料)の看板が目に入ったので、すかさず中に入りました。
透き通るような青空をバックにたたずむ男体山の雄姿を拝んでいると、観光客っぽい方が何人か道路の反対側から歩いてこられました。
駐車場の名前からしてひょっとしてと思いそちらに向かうと、なんと橋の上から先ほど看板が目に入った竜頭の滝の上側の絶景を見ることができました。
滝は結構な川幅(滝幅?)を豪快に流れ落ちており、おそらく先ほど見た看板の所につながっているのだと思いました。また橋の反対側にもそのほどの規模ではありませんが、なかなか風情のある滝の上流を見ることにができました。
3.湯滝
3-1)今度は有料駐車場に
竜頭の滝をタダで楽しめたので、なんだか得した気分に浸りながら更に北上すると、まもなく戦場ヶ原に差し掛かりました。神と言われる交通系ユーチューバーの方が、この先にある湯滝というところを紹介されていたのを思い出したので、そちらに向うことにしました。
国道を外れて細い道を下っていくと有料の駐車場あり、Uターンするのも大変そうだったのでそのまま入りました。ちなみに料金は500円でした。
3-2)初めて見る湯滝に感動
先ほどは無料、今度は有料ということなので少し気合を入れて滝に向かって歩きました。すると売店を過ぎたところで、轟音と水しぶきと共に湯滝が堂々とした姿を現しました。私は日光には何回か来たことがありますが、湯滝に来るのは初めてでけっこう感動ものでした。
滝の下流には整備された散策路もあり、高原の清々しい空気を吸いながら少しぶらぶらしてみようと思いましたが、クマ出没注意の看板があったので、長居するのはやめておきました。
3-3)湯滝の上流の湯の湖
更に国道を北上するとちょっと小ぶりな、湯滝の上流となる湯の湖がありました。これ以上進むと金精道路に入り、金精峠を越えて群馬県にお邪魔することになるので、このあたりでUターンすることにしました。
4.華厳の滝
4-1)急いで華厳の滝へ
ここでふと考えると漠然と奥日光を観光した結果、既に奥日光三名爆のうち竜頭の滝、湯滝を巡ったことになります。そうなると、今回はいいかなと思っていた三名爆のセンターを務める華厳の滝に行かないわけにはいきません。時間は既に16時を回っていたので、少し急ぐことにしました。
4-2)次回は竜頭の滝の本丸に
先ほど来た道を戻ると、また竜頭の滝入口の看板が見えましたが、滝の上で見たということで軽くパスしてしまいました。
あとで調べたら、竜頭の滝は上から見る姿と下から見る姿は別物で、下から見ると大きな岩で流れが2つに分けられており、その姿が竜の頭に似ているということで竜頭の滝と呼ばれていることが分かりました。
すいません。はしょりすぎました。次回は必ず滝の下にお伺いします。
4-3)タダで華厳の滝が
そして最後は華厳の滝です。時間が遅いので駐車場はガラガラでした。すんなり車を止め、滝つぼに降りるエレベーター乗り場に向かう途中で、エレベーターに乗らなくてもタダで華厳の滝が見えることが分かりました。
昭和54年に県営の無料観瀑台が、エレベーター乗り場の横を少し進んだところに作られたようで、そこからはエレベーター代をケチっても華厳の滝が見えるようです。
どんなものか行ってみると、まず木々の間から滝の一番上が少し見えました。下は見えずに轟音だけが鳴り響いているので、少し恐怖を感じました。更に進むと徐々に滝が姿を現し、観瀑台からは滝つぼ以外のほぼ全景を見ることができました。
4-4)もちろんお金を払って滝つぼへ
確かにタダでここまで見られればと思う方もいると思いますが、やはり華厳の滝は滝つぼから上を見上げてなんぼの物と、中学校の修学旅以来脳裏に刷り込まれているので、ここはお金を払ってエレベーターで滝つぼに降りました。
100mを約1分で降り、昭和5年の開設当初から使われている通路を抜けて観瀑台に着きました。時節柄エレベーターの中には、しっかりと空気清浄機も設置されていました。
4-5)何度見てもその迫力には圧倒される
そして日本三名瀑、日光三名爆、奥日光三名爆、すべてのタイトルを総ナメにしている華厳の滝が目の前に現れました。
何度も見たことがあるので今回は。。。と思っていた自分が恥ずかしくなるほど、華厳の滝は悠然と迫力あるエンターテインメントショーを繰り広げていました。
ひょっとしたら昔より迫力が増したのではと、顔に水しぶきを浴びながら何度も何度も見返してしまいました。
4-6)たったの570円でこの満足感が得られます
ちなみに華厳の滝のエレベーター代は往復(昇降)でたったの570円です。今から90年以上も前に岩をくり抜き当時まだ珍しかったエレベーターを通し、それを今でもしっかりと維持しています。
華厳の滝の雄姿と歴史的建造物をいっぺんに味わえると思えば、本当にリーズナブルな料金なので利用しない手はないと思います。
5.おわりに
以上が、奥日光三名爆のご紹介です。あらためて華厳の滝の威厳を感じると共に、勝手に見た気になっていた竜頭の滝への申し訳ない気持ちを抱きながら、その日に宿泊する日光金谷ホテルに、第一いろは坂を半分車酔いしながら(自分で運転していました)向かいました。
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