夏限定の熟成芋焼酎「薩摩 天空七夕」を呑んでみました。
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1.はじめに
先日久しぶりに、お酒のテーマパーク【リカーランドトップ】にお伺いしました。まずは、めずらしいお酒はないかと、今年の春にお伺いしたときに、いかにも春めいた ”春薩摩 旬(とき)あがり” という、鹿児島県の十数蔵の焼酎蔵が造る春限定の芋焼酎たちが並んでいたコーナーにいってみました。
するとそこには、季節は初夏(すでに真夏並みの猛暑日が続いていました)ということで、夏限定の熟成芋焼酎「薩摩 天空七夕」という、いかにも夏らしいブルーのボトルとラベルの芋焼酎がおいてありました。
「七夕」という銘柄は、たまにスーパーなどのお酒売り場で見かけますが、この「薩摩 天空七夕」は、はじめてお目にかかる銘柄で、限定品でありながら価格も1000円を少し超える程度だったので、購入することにしました。
ということで今回は、夏限定の熟成芋焼酎「薩摩 天空七夕」と、その製造元である【田崎酒造株式会社:以下田崎酒造】をご紹介したいと思います。
なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【田崎酒造】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。
2.【田崎酒造】のご紹介
2‐1)古来より稀に見る銘水
【田崎酒造】は、明治20年(1887年)に、現在の鹿児島県いちき串木野市大里の地で、”古来より稀に見る銘水” といわれるほどの銘水を探しあてた初代当主が、その地に蔵を構えて創業した蔵元です。
それ以来、140年近くもの間、豊かな土壌から生まれる良質のさつまいもと、初代当主が探し当てた銘水を用いて、妥協を許さない焼酎づくりを貫かれておられるようです。
ちなみに【田崎酒造】の代表銘柄である「七夕」は、同蔵のある鹿児島県いちき串木野市大里の地で、旧暦の7月7日に行われる伝統ある華やかで勇壮なお祭り[七夕踊り]に由来しているのだそうです。
2‐2)熟成の蔵元
【田崎酒造】では、まだあまり関心が示されていなかったころから、原酒の長期貯蔵による熟成に着目し、芳醇で深い味わいのある本格熟成焼酎造りに力を入れてこられました。
そして新酒を出さない熟成の蔵元として、長きに渡り熟成焼酎という新しいジャンルの確立にご尽力されてこられました。
3.「薩摩 天空七夕」を呑む
3‐1)「薩摩 天空七夕」とは
「薩摩 天空七夕」は、【田崎酒造】の代表銘柄「七夕」の夏仕様で、天空を突き抜けるような爽やかな青い空、きらめく陽の光をイメージして造られています。
すっきりとした酒質に、しっかりとしたコクとキレ、それでいて口の中いっぱいに広がる、まろやかでフルーティな味わいのようです。
最近フルーティで呑みやすい若い人好みの芋焼酎が人気を博していますが、そこに【田崎酒造】伝統の長期貯蔵による熟成が加わることで、芋焼酎好きでも、暑い夏に爽快に芋焼酎の味を楽しめる仕様に仕上げられているのではと察します。
3‐2)夏仕様の熟成芋焼酎
連日猛暑が続き、なんと北海道では40℃を超えるかもしれないという中で、「薩摩 天空七夕」をいよいよ開栓しました。香りはわりとしっかりとした芋の香りでした。
まずはストレートで口に運ぶと、やはりコクとキレのあるしっかりとした芋の味で、たしかにまろやかでほんの少しだけフルーティさも感じられますが、よくあるフルーティで呑みやすい若い人好みの芋焼酎とは一線を画す、察した通りの芋焼酎好きが、暑い夏に爽快に芋焼酎の味を楽しめる仕様でした。
芋の味に、少し煌びやかでフルーティな味が加わることで、猛暑で疲れた身体でも心地よく受け入れることができる、たしかに天空を突き抜けるような爽やかな青い空、きらめく陽の光を感じさせる夏仕様の本格的な芋焼酎でした。
途中からロックに切り替えて呑んでみましたが、爽快さがより増して、よりグラスが進んでしまいました。
ただ、誰でも呑みやすいかというと、少し?が残るので、いかにも爽やで呑みやすそうなブルーのボトルにつられて呑むと、ちょっと期待と異なるかもしれません。
でも芋焼酎好きの私は、とてもおいしくいただくことができました。さすが熟成の蔵元です。


4.おわりに
以上が、【田崎酒造】の代表銘柄「七夕」の夏仕様、「薩摩 天空七夕」のご紹介となります。
さすが熟成の蔵元が造る夏仕様の芋焼酎ということで、よくあるフルーティで呑みやすい若い人好みの芋焼酎とは一線を画す、察した通りの芋焼酎好きが、暑い夏に爽快に芋焼酎の味を楽しめる仕様でした。
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