我が青春を彩ったクルマたち:その14(3代目カローラ編【後編】:[SR]は[GX]の対抗馬でした。)
Contents
1.はじめに
前回【中編】では、アポロキャップの友人がのっていた「3代目カローラ」と、その愛車とのエピソードをご紹介しました。そのアポロキャップの友人は、スポーティ(荒っぽく?)に走るのが大好きで、多くの不適切なエピソードを残してくれました。
今回【後編】では、アポロキャップの友人とは真逆の、真面目で学者のような風貌の友人がのっていた「3代目カローラ」をご紹介したいと思います。みかけによらず(失礼)、そのグレードは[レビン]の次にスポーティな[SR]でした。
なお本ブログは、私の学生時代のつたない記憶と、定期購読誌「国産名車コレクション」、「名車文化研究所」や自動車メーカーなどのサイト、を参考にして書いていることをご承知おきください。
2.学者のような風貌の友人の「3代目カローラ」
2‐1)学者同士で切磋琢磨
「3代目カローラ」にのっていた学者のような風貌の友人は、同じような学者のような風貌の学生寮の相部屋のパートナー(このパートナーは本当に学者になりました)と、切磋琢磨しながら日々勉学に励んでいました。
学生寮の部屋割りは学校側が行っていたので、その選定基準はよく分かりませんが、優秀な成績の順に組み合わせていったのかもしれません。当時の相部屋の組み合わせの面々を思いおこすと、なんとなく腑に落ちるとことがあります。
2‐2)[SR]と[レビン]
そんな真面目そうな友人でしたが、のっていたのはセダンではなく、アポロキャップの友人と同じハードトップで、グレードは前述の通りツインキャブ仕様のスポーティグレードの[SR]でした。ボディカラーはカローラのスポーティグレードの定番のモスグリーンで、ぱっと見は[レビン]のようなスパルタンな雰囲気を醸し出していました。
ちなみに「3代目カローラ」の[レビン(TE37)]は、「2代目カローラ」の[レビン(TE27)]のようなオーバーフェンダーは装着していなかったので、外観からは判別する手立ては、テープストライプの有無([レビン]は非装着)とブラックアウトされたモール類程度でした(当時のカタログから類推)。
![「3代目カローラ」の[SR(左)]と[レビン(右)]のサイドビューのイメージ(パワポで作成)](https://kenmary.blog/wp-content/uploads/2025/06/SRとレビン-1-1024x192.jpg)
私はこの友人の「3代目カローラ」にはのったことはありませんでしたが、普段は真面目な勉強家でも、いざハンドルを握ると豹変して、ひょっとするとアポロキャップの友人のようにスリップストリームを楽しんでいたのかもしれません。よい子はまねをしてはいけません。

2‐3)[SR]は1.2リッターと1.6リッターに設定
このブログを書くために少し調べてみると「3代目カローラ」のハードトップには、1.2リッターと1.6リッターに[SR]グレードが設定されていることが分かりました。エンジンラインナップには1.4リッターがあるのに、なぜそれを飛ばして1.2リッターに設定されているのかと、少し考えてみました。
【前編】の最初にお話ししたライバル車である「3代目サニー」には、名機といわれていたA12型エンジンをツインキャブで武装して搭載した、1.2リッターの[GX]というスポーティグレードの設定がありました。
1.4リッターにも[GX]の設定はあったものの、そちらはL14型エンジンだったので、マニアたちには1.2リッターの[GX]の方が、根強い人気を博していました。
おそらく、この1.2リッターの[GX]を意識して、その対抗馬として1.2リッターに[SR]が設定されたのではないかと察しました(多分)。

3.[SR]と[GX]の主要諸元
下表に、「3代目カローラ」の1.2リッターと1.6リッターの[SR]と、参考までに「3代目サニー」の1.2リッターの[GX]の主要諸元を示します。
改めてスペックを並べてみると、1.2リッターの[SR]と[GX]のスペックはほぼ互角で、後発の[SR]は[GX]を相当意識して設定されていたようです。
また学者のような風貌の友人の[SR]が、もし1.6リッターだったとしたら、パワーウエイトレシオ:8.7kg/ps、最高速度:180km/hの、[レビン]にも肉薄するスパルタンモデルだったことになります。
もしそうだったとしたら、どんな走りだったのか一度のせてもらっておけばよかったと思いました。
![「3代目カローラ」の1.2リッターと1.6リッターの1[SR]と、参考までに「3代目サニー」の1.2リッターの[GX]の主要諸元](https://kenmary.blog/wp-content/uploads/2025/06/上原のカローラの主要諸元-1024x469.jpg)
4.おわりに
以上が【前編】【中編】【後編】の3回に渡る、「3代目カローラ」の車両概要と、「3代目カローラ」に乗っていた2人の友人と、その愛車とのエピソードのご紹介となります。
友人の「3代目カローラ」は、2台(+1台)ともハードトップでした。それはセンターピラーのないオーセンティックなハードトップで、ボディ剛性的には現在の衝突安全基準からは厳しいものがあると思いますが、とても開放感溢れるキャビンを実現していました。
今から思えば、この友人たちがのっていた「3代目カローラ」のハードトップは、80点主義といわれていたカローラにしては、けっこう個性的でスタイリッシュなデザインでした。懐かしいです。
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