佐野ラーメンの老舗中の老舗 青竹手打ラーメン【万里】にいってきました。
1.はじめに
先日のゴールデンウィークにカミさんとふたりで、「あしかがフラワーパーク」と「佐野プレミアム・アウトレット」にいってきました。
佐野といえばラーメンは外せないということで、数ある佐野のラーメン屋の中でも老舗中の老舗である青竹手打ラーメン【万里】にお伺いすることにしました。このお店には2回目の訪店となり、佐野ラーメンのお気に入りのお店です。
ということで今回は、佐野ラーメンの老舗【万里】をご紹介したいと思います。
2.アウトレットのすぐ隣
現在の店舗は、2020年に移転してきたまだ新しいお店となります。場所は「佐野プレミアム・アウトレット」に隣接しており、ショッピングとラーメンを一緒に楽しむことができます。
お店の駐車場は広大で、さらには無料の「佐野プレミアム・アウトレット」の駐車場もあるので、駐車に困ることはまずなさそうです。

お店の看板には創業45年と書かれていますが、どうやらこれはお店を移転した2020年時点のもののようで、実際の創業は昭和49年(1974年)で、創業50年を迎えられている数ある佐野のラーメン店の中でも老舗中の老舗のようです。
3.行列のできる店
今回は、ゴールデンウィークの中休みの平日のお昼にお伺いしました。前回も同時期で11:00の開店前にお伺いしましたが、すでに行列ができており危うく一巡目から漏れるところでした。
今回はただ早く並ぶのではなく少し頭を使って、開店直後に押し寄せたお客さんが一巡するタイミングである11:30ごろを狙いました。
すると、もちろん行列はできていましたが思っていたほどではなく、20分ぐらいで入店することができました。狙い通りでした。
暖簾をくぐるといきなり野球のユニフォームが飾ってありました。どうやらこちらは、西武、巨人などで活躍した小関選手のご実家のようでした。おいしいラーメンを、たらふく食べて大きくなられたようです。

4.昔ながらの佐野ラーメン
お店の中はけっこう広く、従業員の方も6~7名おみえになるので、いくら行列ができてもお客さんの回転は早そうな気がしました。
卓上の調味料は餃子のタレ用の醤油、酢、ラー油以外は、基本的にコショーのみでした。

メニューはとてもシンプルで、手打ラーメンを基本として、チャーシュー、にんにく、メンマ、わかめ、ネギ、もやし、梅がトッピングされるようでした。が、なぜかカレーラーメンという異端児(?)も混ざっていました。

私たちは、まずは基本ということで手打ラーメンと餃子を注文しました。
1ロット10人前となっているようで(麺をゆでるのはご主人らしき方がひとりでやっていました)、順次注文をとり10人前になったところから造り始め、10分ぐらいで完成するようでした。
そしていよいよ手打ラーメンと餃子の登場です。

スープは豚骨と鶏ガラベースの醤油味で、少し薄めですが、塩味はしっかりと効いており、飽きのこない味でした。私はこの味が昔ながらの志那そばのようで、とても懐かしくおいしく感じましたが、もう少しパンチを効かせたい方は、卓上のコショウを使うようでした。
麺は佐野ラーメンの真骨頂である青竹手打の太目の縮れ平麺で、やわらかいのに喉ごしがしっかりとしている、まさに佐野ラーメンワールドでした。

トッピングのチャーシューは薄切りの豚バラ肉でとても柔らかく、メンマはシャキシャキでとても食べ応えがあり、特徴のある麺のおいしさを、みごとに引き立てていました。

餃子は少しだけ羽根がはえており、羽根のパリっとした食感と、皮のもちッとした食感のコントラストを楽しませてくれました。餡は野菜が多めで、甘くてやさしい味でした。
ここでふと昔の記憶がよみがえりました。前回(2022年)にお伺いしたときの餃子は、たしかジャンボ餃子で3個入りでした。少し調べてみると【万里】は長年ラーメン一筋でやってこられており、餃子を出されるようになったのはそれほど古くないようです。
どうやら、いろいろとチャレンジされているようです。

5.おわりに
以上が、佐野ラーメンの老舗【万里】のご紹介になります。
佐野ラーメンはいくつかのお店で何度か食べたことがありますが、けっこう外すこともありました。あっさり味のスープとやわらか麺の組み合わせだと、そのおいしさを引き出すのはなかなか至難の業なのかもしれません。
そんな中で【万里】は、佐野ラーメン本来の味を守り続ける老舗中の老舗でした。

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