24年秋 箱根の旅:その6(箱根仙石原プリンスホテル編:④とても充実した朝食でした。)
1.はじめに
前々回(その4)では、【箱根仙石原プリンスホテル】でのディナー、"選べるメインとオードブルブッフェ" をご紹介しました。それよくあるブッフェとは一線を画す、とても充実したディナーでした。どの品目もさすがホテルブッフェというクオリティでしたが、なんといってもデザートの品数には圧倒されました。
今回(その6)では、その翌朝の朝食 “地産地消が味わえる和洋朝食ブッフェ" をご紹介したいと思います。それは品目こそ違えども、ディナーに負けず劣らずの充実した内容でした。
なおブログ内に掲載されている価格情報は、2024年10月現在のものとなりますことを、ご承知おきください。ちなみにホテルでの表示価格はホームページと少しだけ異なっていました。
2.朝食も「グリル」で
朝食の会場は、夕食と同じブッフェスタイルのレストラン「グリル」でした。夕食のときは、あれだけ煌びやかだったハロウィーンのデコレーションがなりをひそめ、朝の清々しい空間が広がっていました。
案内されたテーブルは、夕食の時と同じく、窓際の一番景色のいい一等地でした。窓の外にはテニスコートが広がり、その向こうには箱根の外輪山が、朝のやわらかな日差しに照らされていました。
3.ブッフェの料理たち
私たちの宿泊プランは夕食・朝食付きでしたが、朝食をレストランで直接注文すると4500円(税込・サービス料別)でした。
お約束のモーニングビールと朝シャン(モーニングシャンパン)もおいてありましたが、私は運転手なので、ぐっと我慢しました。
ブッフェコーナーのレイアウトは、昨晩お世話になったキッズコーナーを含めて、品目は異なりますが夕食の時と基本的に同じでした。もちろん朝食ということで、フレッシュなジュースや牛乳(金太郎牛乳というようです)や、豊富な品ぞろえの焼きたて(多分)のパン、そして朝はやっぱりご飯とみそ汁という方向けに、焼き魚やシラスおろしなどの和食類も、昨日お寿司があったコーナーに並んでいました。
その中で夕食の時にはなかったコーナーがふたつあり、ひとつはバーカウンターが “御殿たまご" を使ったたまごコーナーに代わり、もうひとつはワインが並んでいたコーナーのところに、鎌倉ハムあらびきウィンナー、スーパーブー、厚切りベーコン、温野菜などが並べられていました。
ちなみに “御殿たまご" とは、御殿場市にある【東富士養鶏場株式会社】で生産される、昔ながらのコク深い味わいのたまごで、「しずおか食セレクション」に認定されているようです。
4.オムレツはその場で
たまごコーナーでは、オムレツとスクランブルエッグが注文できました。トッピングもロースハム、チーズ、ミックスベジタブルなどの定番に加え、十郎梅という梅も選ぶことができました。
私はオムレツにロースハムとチーズ、カミさんはチーズのみをトッピングし、ソースは私が松茸ソース、カミさんはトマトソースを選びました。
カミさんの選んだトマトソースもなかなか濃厚でおいしかったのですが、私の選んだ松茸ソースは、松茸のエキスが凝縮されており、コク深い “御殿たまご" の味をみごとなまでに引き立ててくれました。
オムレツ以外は、私は洋食を中心にピックアップし、パンはクロワッサンとチョコデニッシュ、ジュースはトマトジュースと金太郎牛乳を選びました。
カミさんはソーセージのところまでは私と同じでしたが、静岡産のシラス、小田原鈴廣の蒲鉾に惹かれて、いつのまにやら和食のほうにスライスし、しっかりご飯とみそ汁も添えられていました。
5.結局カレーも
食事を食べ終わり、コーヒーのおかわりを取りにブッフェコーナーに向かう途中で、分かってはいたものの、再び見てはいけないものを見てしまいました。そこには “野菜カレー" という札のついた重厚な鉄鍋が、夕食の時と同様に私に微笑みかけていました。
そして気付いたときには、そのカレーをトレイにのせて歩いていました。ただ幸いにもカレーは “野菜カレー" だったので、朝でも爽快に食べることができました。
6.おわりに
以上が、【箱根仙石原プリンスホテル】の朝食 “地産地消が味わえる和洋朝食ブッフェ" のご紹介になります。近年北海道の函館周辺のホテルでエスカレートしている朝食バトルのような、海鮮をこれでもかと盛った朝食に比べると見劣りするのかもしれませんが、質の良い品々をバランスよくそろえた、清々しい箱根の朝にピッタリの朝食でした。
次回(その7)では、その日の帰り道に立ち寄った「鈴廣かまぼこの里」の中にある、そばと板わさの名店【美蔵(みくら)】をご紹介したいと思います。本格的なそばと、ぷるっぷるの本物の蒲鉾を楽しむことができました。
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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
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