24年秋 箱根の旅:その4(箱根仙石原プリンスホテル編:②とても充実したディナーでした。)
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1.はじめに
前回(その3)では、【箱根仙石原プリンスホテル】のホテルの概要と、感動のホスピタリティのご紹介をしました。最近箱根界隈で高級宿を探すと5万円クラス以上がほとんどの中で、会員限定プランとはいえ夕食・朝食付きで一人3万円ほどのお値段で、リーズナブルに、そして感動のホスピタリティで、とても満足度の高いホテル滞在となりました。
私たちが選んだ宿泊プランの夕食のディナーは、"選べるメインとオードブルブッフェ" で、レストランで直接注文すると7500円(税込・サービス料別)のお値段でした。
フレンチのフルコースが楽しめるプランも少し奮発すれば選べましたが、メインディッシュが選べるのと、ブッフェの内容がけっこう充実していたので、こちらを選びました。
ということで今回(その4)では、【箱根仙石原プリンスホテル】でのディナー、"選べるメインとオードブルブッフェ" をご紹介したいと思います。それは期待通り、よくあるブッフェとは一線を画す、とても充実したディナーでした。
なおブログ内に掲載されている価格情報は、2024年10月現在のものとなりますことを、ご承知おきください。ちなみにホテルでの表示価格はホームページと少しだけ異なっていました。
2.店内はハロウィーン一色
ディナーの会場は、エントランスを入って真正面にある「グリル」というブッフェスタイルのレストランでした。店内はけっこう広々としており、案内されたテーブルは前回(その3)でお話ししたように、窓際の一番景色のいい一等地でした。
ハロウィーンが近いということで、店内はハロウィーン一色のデコレーションになっていました。このブログをアップするのはハロウィーンが終わりを告げようとしているころなので、次に見られるのは来年ということになります。すいません。
ちなみに「グリル」では、ハロウィーンの時期は期間限定でディナータイムが終わったあとは、なかなかムーディな、オリジナルカクテルがいただけるキャンドルナイトバーが開催されていました。
3.ブッフェの料理たち
ブッフェコーナーに並んでいる料理は、メインディッシュは別に選ぶことができるということで、アピタイザー、サラダ、ごはんもの(ピザ、パスタ、グラタン含む)が中心でした。その中で唯一主食系のちょっとジャンクな料理がおいてある一段低いコーナーあったので、よく見てみるとキッズコーナーでした。
料理をとる前に、メインディッシュがあることと、もうそろそろ自分の歳をわきまえることを、肝に銘じました。ただ悲しいかな一番最初にキッズコーナーのエビフライに手が出てしまいました。
そして、"南箱根のモッツァレラチーズを使ったホワイトピザ"、"海老と烏賊のマリネ"、"小田原十郎梅のアクセント"、"御殿たまごと照り焼きチキンのサラダ仕立て"、"とうもろこしのムース"、"アジのエスカベッシュ"、"御殿場太陽チキンのコンフィと南箱根のモッツァレラチーズ" などなど、結局いつもの調子でお皿いっぱいに料理を取ってしまいました。
もうこの辺でやめておこうと思った矢先に、新鮮そうなマグロの握りが出てきたのでそちらも取ってしまいました。ただどの料理も手間ひまかけて仕込まれており、よくあるブッフェとは一線を画す内容で、とてもおいしくいただくことができました。
4.メインディッシュはオーソドックスに
メインディッシュは4品目+ベジタリアンメニュー、追加料金が発生する3品目の計8品目から選ぶことができました。
私は昼がビーフだったので夜はポークということで、”箱根山麓豚ロース肉の悪魔風ヴィオレマスタードとジュのソース” を選びました。
カミさんは最初は追加料金を払ってでもビーフを食べると張り切っていましたが、昼に(その1)でご紹介した【LÜDERA】食べたハンバーガーが、まだお腹に少し残っていたようで、”かぼちゃのムースを纏った真鯛のローストと海老酸味を効かせた青リンゴのクーリー かぼちゃのニョッキ添え” を選んでいました。
結果的には、肉料理と魚料理ということで、バランスのいいオーソドックスな品目に落ち着きました。
カミさんとシェアして両方ともいただきましたが、お肉はジューシー、お魚はふんわり、ソースは芳醇で、フルコースのメインディッシュから抜き出してきたようなクオリティで、とてもおいしくいただくことができました。
5.充実のデザート
充実のディナーの〆(のはずでした)はデザートで、ということで再びブッフェコーナーに向かいました。そしてあらためてデザートコーナーをながめると、その品数の多さに圧倒されてしまいました。
かなり目移りしましたが、さすがにメインディッシュまでいただいた後なので、理性はしっかりと効いており、ホテルこだわりの “箱根山麓紅茶でソテーしたリンゴが入ったアップルパイ"、"抹茶のわらび餅"、"ハロウィーンプリン" の3品を厳選しました。
こちらやはりもブッフェのデザートとは思えない、上品な仕上がりのおいしいスイーツでした。
6.〆のカレー
そしてコーヒーのおかわりを取りブッフェコーナーに向かう途中で、見てはいけないものを見てしまいました。そこには “御殿場太陽チキンの黒ゴマカレー" と “真っ赤な野菜のブイヨンスープ" という札のついた重厚な鉄鍋が、私に微笑みかけていました。
そして気付いたときには、そのカレーとスープをトレイにのせて歩いていました。もちろんどちらもじっくりと煮込んだ絶品でした。
7.メインダイニング「プラ デュ ジュール」(おまけ)
食事を終えたあとで、少し腹ごなしにホテルの中を散策してみました。ちょっと気になったので、今回はパスしたメインダイニングの「プラ デュ ジュール」にいってみると、そこはらせん状の重厚な階段を上がったところにあり、その入り口の前には、立派なフレンチのフルコースのメニューが門番をしていました。
8.おわりに
以上が、【箱根仙石原プリンスホテル】でのディナー、"選べるメインとオードブルブッフェ" のご紹介になります。それは最初にお話しした通り、よくあるブッフェとは一線を画す、とても充実したディナーでした。
どの品目もさすがホテルブッフェというクオリティでしたが、なんといってもデザートの品数には圧倒されました。営業時間は17時半から20時半までなので、最初に入店し3時間かけてデザートをすべて楽しむ猛者もいるかもしれません。
ディナーのメニューをよく見てみたら、メインディッシュなしのブッフェのみで5000円(税込・サービス料別)というコースもあるようなので、スイーツの爆食いを主目的とすれば、そのコースもありかなと思いました。
次回(その5)では、今回ご紹介したディナーの中でいただいたハウスワインと、感動のおもてなしのひとつであるのノンアルコールスパークリングワイン(テイスト飲料)をご紹介したいと思います。
<ケンメリブログのグルメのメニューの入口>
たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
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