三國シェフのオーベルジュ【フラテッロ・ディ・ミクニ】にお伺いしました(レストラン前編)。[25年夏北海道の旅:その4]
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1.はじめに
今年の夏休みは、久しぶりにカミさんとふたりで北海道にいってきました。2泊3日の短い日程でしたが、美瑛でのケンとメリーの木との再会や、旭川の名店での絶品グルメ、大雪山の麓にある三國シェフのレストラン&ヴィラなど、多くの思い出をつくることができました。
その中から前回(その3)では、三國シェフのオーベルジュ【フラテッロ・ディ・ミクニ】のヴィラを中心にご紹介させていただきました。
私たちが泊ったのは一番リーズナブルな部屋でしたが、豊かな自然と旭川家具のぬくもりを感じながら、とても快適に過ごすことができました。
今回からは(その4)(その5)の2回に渡り、その【フラテッロ・ディ・ミクニ】のレストランを中心にご紹介したいと思います。
今回(その4)では、【フラテッロ・ディ・ミクニ】のレストラン前編として、絶品料理を楽しませていただけるシェフや、丘の上に佇むレストランの雰囲気などを中心にご紹介したいと思います。
なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【フラテッロ・ディ・ミクニ】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。
2.シェフのご紹介

【フラテッロ・ディ・ミクニ】のグランシェフは、まだ40代半ばの宮本 慶知氏です。イタリアンの若き精鋭で、四谷のイタリアン【La Vita】で腕を振るっていたころに、そのお店によく通っていたフレンチの巨匠である三國 清三氏に抜擢されたようです。
その後宮本氏は、北海道イタリアンの第一人者である堀川 秀樹氏のお店である、札幌にあるイタリアンの名店【トラットリア・テルツィーナ】でさらに腕を磨いたうえで、【フラテッロ・ディ・ミクニ】のグランシェフに就任されました。
【フラテッロ・ディ・ミクニ】の料理はイタリアンとなりますが、フレンチの巨匠 三國シェフと、イタリアンの若き精鋭 宮本シェフがタッグを組み、地元食材を活かした、ここでしか味わうことの出来ない最高の料理でもてなしていただけます。
3.レストランのご紹介
3‐1)大雪高原旭ヶ丘を一望
【フラテッロ・ディ・ミクニ】のレストランは、大雪高原旭ヶ丘を一望に見渡すことができる小高い丘の上にあります。

レストランからは、放牧された牛さんたちがのんびりとくつろぐ牧場、一面のひまわり畑やダイコン畑、そしてその向こうには北海道の誇る大雪山系の絶景を、360度パノラマで眺めることができます。

3‐2)落ち着いた内観
エントランスを入ると、落ち着いた雰囲気のリビングが迎えてくれます。ヴィラのチェックインもこちらでおこないます。書架には三國シェフの著書や、大雪山などの地元の案内誌などがおいてあり、このリビングで読むだけではなく、ヴィラへの貸し出しも可能のようでした。
読みだしたら止まらなくなるような魅力的な書籍が数多くならんでいたので、ヴィラのソファでくつろぎながら読むのもお勧めです。

レストランホールには、ほとんどが窓際に配されたテーブル席が10席ほどあり、オープンキッチンになっているので、シェフが腕を振るっているところを、臨場感をもって拝見することができます。

3‐3)移りゆく絶景
レストランの大きな窓からは、雄大な大雪山系が一望できます。その中でも標高2113mの愛別岳は、まさにレストランの正面に位置しており、かならず写真の主役として収まってくれます。


以前はディナーのスタート時間を選ぶことができたので、一番遅い19時を選んでいましたが、少し前から18時からの一斉スタートに変更されたようです。
だいたい夏の同じ時期にお伺いしてきたので、19時だとずいぶん暗くなっていましたが、18時だとまだ外は明るく、食事をいただきながら、夕日に照らされながら少しづつ色を落としていく絶景を楽しむことができました。
ただ、これからはどんどん日の入りが早くなっていくので、この時期だけの贅沢な時間となります。

4.本格イタリアンのフルコースディナー(序章)
フルコースのメニューには、三國シェフと宮本シェフの名前が連名で記されていました。メニューにはのっていないアミューズから始まり、それを含めて全9品+カフェの本格イタリアンのフルコースとなっていました。
ただ各品々は、量は少な目に配慮していただいているので、私のようなシニアでも楽勝で完走できるのと、カミさんがクライマックスの少し前に動きが鈍り、クライマックスのお肉料理を半分シェアしてくれるので、私のお腹のころあいとベストマッチの最高のフルコースとなっています。
テーブルの上では、旭川の木製アートのうさぎたちが、私たちの食事を静かに見守ってくれました。各テーブルには、各々異なるいろいろな種類のかわいい動物がおかれているようでした。

5.おわりに
以上が、三國シェフのオーベルジュ【フラテッロ ディ ミクニ】のレストランのご紹介の前編となります。
(その5)後編では、いよいよ三國シェフと宮本シェフによる本格イタリアンのフルコースの品々と、翌朝の朝食をご紹介したいと思います。
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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
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