「ペヤング」カップ麺シリーズ:その18(「ヒーヒー明太からし味」と「超大盛天かすMAXやきそば」)

1.はじめに

 先日カミさんが、「ペヤング」の「ヒーヒー明太からし味」と「超大盛天かすMAXやきそば」を買ってきました。「ヒーヒー明太からし味」は、そのインパクトのある名前でとても気になっていたのですが、なかなか見つけることができませんでした。

「超大盛天かすMAXやきそば」のご紹介ブログ
「超大盛天かすMAXやきそば」のご紹介ブログ

 もうひとつの「超大盛天かすMAXやきそば」も、やはりとても気になっていたのですが、超大盛で麺が2玉入っており、「超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」のときのように無理をして食べて、あとで苦しい思いをするのも嫌なのであきらめていました。どうやらカミさんは、私とふたりでシェアして食べるつもりで買ってきたようでした。

 ということで今回は、今まで食べたくても食べられなかった「ペヤング」の「ヒーヒー明太からし味」と「超大盛天かすMAXやきそば」をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

今回ご紹介する2商品
今回ご紹介する2商品

2.「ヒーヒー明太からし味」

 「ヒーヒー明太からし味」は、その名の通り明太子をメインにした商品のようです。ピリ辛な明太子に、ツーンとした香りの辛子を組み合わせることで、食べたときにヒーヒーしつつも、後を引く味わいに仕上げられているそうです。

 久しぶりにインパクトのあるパッケージなので、その辛さに一抹の不安を感じました。

「ヒーヒー明太からし味」のパッケージ
「ヒーヒー明太からし味」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、"乾燥調味メンタイコ"、"ねぎ" の2品のみでした。

 具の袋をのぞいてみると、"乾燥調味メンタイコ" らしき真っ赤な明太子色の粉末が、いかにもヒーヒーしそうな予感を醸し出していました。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「ヒーヒー明太からし味」の具たち
「ヒーヒー明太からし味」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがしてみると、先ほどまで威勢よく赤々としていた “乾燥調味メンタイコ" が、なりを潜めてしまいました。

 ソースも真っ赤で、こちらもいかにもヒーヒーしそうな予感を醸し出していました。少し舐めてみると、最初は普通のソースと思いきや、あとからコクのある辛さがのど元まで攻め込んできました。

「ヒーヒー明太からし味」の お湯を捨てた直後の状態(左)と ソースをかけた状態(右)
「ヒーヒー明太からし味」の お湯を捨てた直後の状態(左)と ソースをかけた状態(右)

 そして、ソースと麺と具たちを混ぜ合わせて完成です。

 いざ食べてみると、ソースを舐めたときと同様に、いきなりヒーヒーとくることはなく、少し舌がピリッとしたあとから、辛さがのど元に広がり、その辛さが後まで残りました。

 一抹不安は、幸いにも杞憂に終わりましたが、ほどよい辛さとコクの残る、おいしい辛口焼きそばでした。

 ここでふと思いましたが、この商品の名前にもなっている明太子は、ほどよくコクのあるまろやかな辛さの中に、埋もれてしまったように感じました。ただ私の舌が、鈍感なだけなのかもしれません。

完成した「ヒーヒー明太からし味」
完成した「ヒーヒー明太からし味」

3.「超大盛天かすMAXやきそば」

 「超大盛天かすMAXやきそば」は、サクサクとした食感の天かすをたっぷりと使った、食感を楽しむ焼きそばになります。使っている天かすは、プレーン・青さ入り・紅生姜風味の3種類で、それぞれの風味がアクセントとなり、おいしい焼きそばに仕上がっているようです。 

 もちろん冒頭に書いたように超大盛サイズで、ちょっとシニアの私ひとりでは食べきれないボリュームとなっています。

「超大盛天かすMAXやきそば」のパッケージ
「超大盛天かすMAXやきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの種類はキャベツと3種類の天かすで、別々の袋に入っていました。このときにいつもならひとつの袋に入っている具たちが、別々の袋に入っている理由をもう少し考えていたら、このあとの悲劇は起こらなかったような気がします。

 そしてあいかわらず小さな文字のパッケージ裏面の調理方法をさらっと確認し、具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「超大盛天かすMAXやきそば」の具たち(さすがに天かすはたっぷり入っていました、が)
「超大盛天かすMAXやきそば」の具たち(さすがに天かすはたっぷり入っていました、が)

 3分後に、いつもの倍ちかくの重さの容器を慎重に傾けながらお湯を捨てました。そのあとで上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具たちを混ぜ合わせて完成です。混ぜ合わせる前にソースを少し舐めてみると、「ペヤング」の誇る「ソースやきそば」のソースそのものでした。そして2玉の麺とソースを均等に混ぜるのは、なかなかの難作業でした。

 いざ食べてみると、3種類の天かすたちが、それぞれの風味を主張しながら、みごとなまでに麺に絡んでくれるので、これまでにない新しい味を感じることができました、が、ここでふと、天かすのサクサクの食感はどこへいってしまったのだろうかと思いました。

完成した(はずの)「超大盛天かすMAXやきそば」
完成した(はずの)「超大盛天かすMAXやきそば」

 確かにいくらサクサクの天かすでも、お湯に浸したら天ぷらうどんの終盤戦で味わう天ぷらの衣のようになるのは当然でした。

しんなりとした天かすたち(ソースを混ぜる前の状態)
しんなりとした天かすたち(ソースを混ぜる前の状態)

 調理方法は、パッケージのビニール包装に印刷されているので、引き裂かれたあとのビニール包装をつなぎ合わせて必死に確認すると、なんと天かすの入っている袋のほうは、ソースと麺を混ぜ合わせた後の最後に麵の上にのせると記載されていました。

 そして天かすの入った袋には、老眼では判別不可能な文字で “後入れかやく" と印刷されていました。

「超大盛天かすMAXやきそば」の調理方法と2つに分かれた具(かやく)の袋
「超大盛天かすMAXやきそば」の調理方法と2つに分かれた具(かやく)の袋

 やってしまったと思ったときはあとの祭りで、3種類の天かすのハーモニーは味わうことができましたが、サクサクの天かすと焼きそばが織りなす、新食感は味わうことができませんでした。無念です。そしてこのことは、一緒にシェアして食べたカミさんには内緒です。

4.おわりに

 以上が、「ヒーヒー明太からし味」と「超大盛天かすMAXやきそば」のご紹介になります。

 「ヒーヒー明太からし味」は、そのインパクトのある名前と、実際の味には少しギャップがありましたが、ほどよい辛さとコクの残る、おいしい辛口焼きそばでした。

 「超大盛天かすMAXやきそば」は、あいかわらずすごい量でしたが、こちらはカミさんとシェアをして食べたので、特に問題はありませんでした。

 お味のほうは、天かすを入れるタイミングを間違えてしまったので、本来のサクサクの食感は味わうことができませんでしたが、3種類の天かすたちがそれぞれの風味を主張しながら、みごとなまでに麺に絡んでくれるので、これまでにない新しい味を感じることができました。

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