海が好き、大海が好きな蔵元が造る、暑い夏にぴったりの芋焼酎「一番雫」を呑んでみました。

1.はじめに

 先日、久しぶりにお伺いしたお酒のテーマパーク【リカーランドトップ】でみつけた、夏限定の熟成焼酎「薩摩 天空七夕」という、いかにも夏らしいブルーのボトルとラベルの芋焼酎ご紹介しました。

「薩摩 天空七夕」ご紹介ブログ
「薩摩 天空七夕」ご紹介ブログ

 その際に、他にも夏らしい焼酎はないかと、どちらかというと武骨なデザインの焼酎のボトルが並ぶ中から、ちょっとテイストの違う「一番雫」という、どこかのビールの銘柄のような名前の芋焼酎をみつけました。

 よく見てみると、青りんごやライムのようなフルーティーな香りがする軽快な味わいの、ロック、水割り、炭酸割りもおすすめの芋焼酎のようでした。

 私の好む、ど芋系とは少し路線が違うようでしたが、この酷暑の夏でも爽快な吞み口を楽しませてくれそうで、価格も1000円ちょっととリーズナブルだったので、購入することにしました。

 ということで今回は、暑い夏にぴったりの芋焼酎「一番雫」と、その製造元である【大海酒造株式会社:以下大海酒造】をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【大海酒造】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.【大海酒造】のご紹介

2‐1)九つの蔵が結集

 【大海酒造】は、昭和42年(1967年)に鹿児島県の鹿屋税務署管轄内の9つの焼酎蔵により設立された共同瓶詰場が、その始まりとなります。そして、昭和50年(1975年)に会社組織となり、現在に至っています。

 【大海酒造】の造る焼酎は、全体的に飲みやすいタイプのものが多く、当時の芋焼酎は臭くて呑めない(そこがいいのですが。。。)という評判で、若者や女性に敬遠されがちだった中で、芋焼酎の新しい市場を開拓し、近年の芋焼酎ブームの一翼を担いました。

2‐2)さつまいもへのこだわり

 【大海酒造】のある鹿屋市は、水はけの良いシラス台地で、昔からさつまいも栽培がさかんな地です。

 【大海酒造】では、その地で契約農家が丹精込めて育てたさつまいもを使い、仕込み水も県内で唯一、鹿児島ブランドとして指定されている垂水温泉水「寿鶴」を使用しています。

 その厳選されたさつまいもと銘水を使って、焼酎の仕込みの期間は杜氏と蔵人が蔵に泊まり込み、すべて機械に頼るのではなく、造り手の五感を活かした焼酎造りにこだわっておられます。

3.「一番雫」を呑む

3‐1)「一番雫」とは

 「一番雫」は、【大海酒造】の代表銘柄「さつま大海」とともに、地元で人気の焼酎です。冒頭でご紹介したように、青りんごやライムのようなフルーティーな香りがする軽快な味わいで、ロックや水割りはもちろん、炭酸割りもおすすめの芋焼酎となります。

 さつまいもは「ベニオトメ(紅乙女)」が使用されており、青りんごやライムのようなフルーティーな香りの源となっています。

3‐2)爽快な吞み口

 国内最高気温と40℃越えの地点数の記録を更新した酷暑の日に、いよいよ開栓しました。まずはふれこみ通りのフルーティな香りがほんのりと漂いました。

 そしてストレートでいざ口に運ぶと、甘さを抑えた爽快な味わいで、そこそこコクもあり、確かに呑みやすく仕上げてありますが、芋焼酎好きでも物足りないと感じることはなく、地元の方々にも人気があるのが納得できる味でした。

 次にロックで呑んでみると、その味わいはほとんど変わることなく、より呑みやすさが増しました。

 どうやら暑い夏に、芋焼酎好きがど芋系のずっしりとした焼酎はさすがに気が進まないときに、爽快に呑むことができる芋焼酎で、暑い夏にいくら味噌煮込みうどんが好きでもさすがに気が進まないときに、爽快に素麵を食べたくなるときに似ているのかもしれません。変なたとえですいません、

「一番雫」のボトルとグラス
「一番雫」のボトルとグラス

4.おわりに

 以上が、暑い夏にぴったりの「一番雫」のご紹介となります。

 たしかにフルーティでとても呑みやすい芋焼酎ですが、さすが芋焼酎の本場鹿児島の地元の方々にも人気を博しているだけのことはあり、芋焼酎好きでも物足りなさを感じることはなく、暑い夏に爽快に呑むことができる、さすが海が好き、大海が好きな蔵元の芋焼酎でした。

大海酒造
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