大手スーパー【ライフ】のワインの中で一番安かった「ライジング フレイム」はなかなかの掘り出し物でした。
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1.はじめに
先日【新宿中村屋:以下中村屋】の「バターチキンカレー」を探し求めて、大手スーパーの【ライフ】に行ってきました。【ライフ】は我が家からは歩くと少し遠いので、普段はあまり行きませんが、お目当ての【中村屋】の「バターチキンカレー」がおいてあるということで、久しぶりにお伺いしました。
ちなみに【中村屋】の「バターチキンカレー」については、別のブログでご紹介済みです。
せっかくお伺いしたので、なにか掘り出し物はないかとお酒売り場にも寄ってみると、特にワインの品揃えが豊富で、スーパーにしては少し高めのワインが多くならんでいました。
さすがに格安スーパー【ロピア】のように、格安ワインはおいてないのかとあきらめかけていると、なんとその反対側の売り場の下段に、比較的安価なワインが揃えられていました。
目を凝らしてそれらの価格表示を追っていくと、500円前後の価格帯が【ライフ】中では一番安いワインのグループのようで(国産の安価なワインを除く)、数種類の銘柄がおいてありました。
そしてその中から、一番安く(多分)、一番バリエーションが多かったチリワイン「ライジング フレイム」シリーズの「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」を試しに購入することにしました。

ということで、今回は【ライフ】のワインの中で一番安かった「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」をご紹介したいと思います。
2.「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」とは
「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」を呑む前に、いつものようにボトルのラベル情報などから、少しその正体を調べてみました。
2‐1)ワイナリーは【ルイス・フェリペ・エドワーズ】
「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」の製造元は【ルイス・フェリペ・エドワーズ(LUIS FELIPE EDWARDS)】で、1976年にルイス・フェリペ・エドワーズ・シニア氏によって設立された、比較的新しいワイナリーです。
最初はチリの首都サンティアゴからほど近い、セントラルバレー地区のコルチャグア渓谷の60ヘクタールほどの小さなブドウ園からスタートしました。
その後セントラルバレー地区を中心にブドウ園を拡大し、さらにはスペインの植民地時代からワイン造りが行われているマウレ渓谷にもブドウ園を取得して、今では2000ヘクタールのブドウ園を所有し、世界100ヶ国以上に輸出するチリのトップ5に入るワイナリーとなっています。
2‐2)数々のアイコン
「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」のボトルのラベルには、数々のアワードや認証らしきアイコンが表記されていました。

その中に、ワインの評点らしきアイコンがあったので、少し調べてみました。この評点は「ライジング フレイム」シリーズの各ボトルごとで、少しづつ点数が異なっているようでした。
これはラテンアメリカの国際ワインコンクールである「カタドール(Catad’Or)」の審査員を務めているワインコンサルタントのアリステア・クーパー氏が、厳正なる評価の結果つけられた点数のようでした。ちなみに「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」には89点がつけられていました。

またスペインのオーガニックワイン「アバディア メルシェ」のブログの中でも少しご紹介したビーガンへの対応ですが、【ルイス・フェリペ・エドワーズ】のワインは、「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」を含めてすべてビーガンフレンドリーとなっているようで、それを示す「VEGAN」マークがついていました。

そして「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」はこの価格でありながら、しっかりとD.O.セントラル バレーの原産地呼称で保護されていました。

2‐3)ブドウの品種はもちろん〈カベルネ ソーヴィニヨン〉
「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」のブドウの品種は、その名の通りもちろん赤ワインのブドウの品種の王様〈カベルネ ソーヴィニヨン〉です。
熟した果実、スパイスの香り、凝縮味・コクが感じられる赤ワインだということで、なかなか私の好みの重くて渋いラインのようです。楽しみです。
2‐4)日本への輸入元
「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」の日本への輸入元は、あの天下の三菱グループの【三菱食品株式会社】となります。そして同社の酒類の取扱い部門のルーツは、【成城石井】【紀ノ国屋】とともに3大高級スーパーの一角をなす【明治屋】の卸部門なのだそうです。
そうなると同社の厳選した「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」には、いやがおうでも期待が膨らみます。
3.「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」を味わう
まず開栓すると、なかなか渋みのある重厚な香りが漂いました。口に運ぶと、タンニンがよく効いた奥深いコクと渋みが口の中に広がりました。重さはミディアムボディとフルボディの中間ぐらいで、呑みやすさも兼ね備えた、重めで渋めの私の好みの味でした。
前述のアリステア・クーパー氏は、89点と評価されていたようですが、その価格を考えれば100点に近い評価でも十分ではないかと思いました。
重めで渋めなわりにはクセがあまりないので、しっかりとした味付けの肉料理はもちろん、どんな料理にも合いそうな、食中酒として名脇役を演じてくれそうな味でした。

LFEダンシングフレイム LFEダンシングフレイム カベルネ750ml
4.おわりに
以上が、大手スーパー【ライフ】のワインの中で一番安かった「ライジング フレイム カベルネ ソーヴィニヨン」のご紹介になります。
数々のアワードや、ワインコンサルタントの評価、そしてビーガンへのこだわりなど、なかなかの掘り出し物をみつけることができました。
この「ライジング フレイム 」シリーズには、赤ワインではメルロー、カルメネール、白ワインではシャルドネ、ソーヴィニヨンブランなどもあるようなので、今度はカレーのついでではなく、ワインを買いに【ライフ】にお伺いしたいと思います。
LFEダンシングフレイム LFEダンシングフレイム シャルドネ750ml
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