24年秋 箱根の旅:その5(箱根仙石原プリンスホテル編:③ホテルの上質なワイン(テイスト飲料含む)たちをご紹介します。)
Contents
1.はじめに
本編(その3)の【箱根仙石原プリンスホテル】の感動のホスピタリティをご紹介する中で、ウェルカムドリンクとしてノンアルコールスパークリングワイン(テイスト飲料:以下省略)、ディナーではワンドリンクサービスの特典をつけていただいたというお話をしました。
ディナーは温泉大浴場でまったりと湯治(?)したあとだったので、ワンドリンクサービスは生ビールをいただきましたが、そのあとのメインディッシュのお肉のお供に、【箱根仙石原プリンスホテル】のハウスワインをいただくことにしました。
ということで今回(その5)では、ウェルカムドリンクとしていただいたノンアルコールスパークリングワイン「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」と、ハウスワインの「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」をご紹介したいと思います。
アルコールがある無しにかかわらず、どちらも【箱根仙石原プリンスホテル】が厳選した逸品でした。
なおブログ内に掲載されている価格情報は、2024年10月現在のものとなりますことを、ご承知おきください。
2.「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」
2‐1)ワイナリー【 ピエール・シャヴァン】
「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」は、フランスワイン生産量第1位である南フランスのラングドッグ地方にある【 ピエール・シャヴァン(Pierre Chavin)】で造られています。
2010年に創業したまだ若いワイナリーですが、特にノンアルコール飲料に力を入れており、ノンアルコール飲料の分野を牽引する存在となっているようです。
2‐2)本物以上の味
「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」は、同ワイナリーで収穫された白ワインのブドウの品種の代表格である〈シャルドネ〉を醸造して白ワインを造り、そこから特殊な装置でアルコール成分を分離し、シャルドネ種の果汁で味を調えて造られる、本格的なノンアルコールスパークリングワインとなります。
まず開栓すると、シュポッという爽快な音とともに、シュワーと泡があふれだしてきました。そしていざ呑んでみると、その味は本物以上に上質なスパークリングワインそのもので、本当にノンアルコールか疑ってしまいました。この味であれば、どうしても本物が呑めないときでも、この大酒呑みの私を満足させてくれそうです。
ちなみに今回は特典でサービスしていただきましたが、ホテルのレストランで普通に注文すると、200mlのボトルで1530円(税込・サービス料別)でした。だいたいグラス2杯分です。ホテル価格と考えるとリーズナブルです。
3.「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」
3‐1)ワイナリーは【ペンフォールズ】
「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」は、南オーストラリアのマギルにあるワイナリー【ペンフォールズ(Penfolds)】で造られています。
創業は1844年と歴史あるワイナリーで、最初は医療用として酒精強化ワイン造りから始めたられたようです。その後長きに渡りオーストラリアのワイン生産の牽引役として、オーストラリア国内のワイン市場の拡大に貢献されてきました。
そして今ではワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を、歴代最多の31回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰のワイナリーの一つとして知られています。
3‐2)【ペンフォールズ】の登竜門
【箱根仙石原プリンスホテル】のワインは、ボトルで5000円ほどから用意されていました。
その中には、ゴルフコースの19番ホールのイメージをモチーフしたラベルの「シャトー・ペレ・シュヴォイユ ニュメロ ディズヌフ」という、ボトルで17000円(税込・サービス料別)のボルドーの赤ワインもあり、ちょっと気になりましたが、肝臓とお財布と相談して今回はパスしました。
きっと昼間のラウンドでベストスコアを出した後に仲間と一緒に呑むと、最高においしいワインなのかなと思いました。
そして私は、迷ったときはハウスワインということで、今回いただいた「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」を選びました。サイズはグラス、カラフェ、ボトルが選べましたが、最近ボトル1本はきつくなってきたので、3300円(税込・サービス料別)のカラフェ(300ml:多分)にしておきました。
そしていざ呑んでみると、少し重めのミディアムボディで、シラーズ(ブドウの品種)らしい厚みがあり、タンニンの渋みも適度に感じられる私好みの味でした。
この「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」をラインアップのひとつとする「クヌンガ・ヒル」シリーズは、【ペンフォールズ】の登竜門といわれているようで、私が普段呑んでいるワインよりははるかに高価ですが、確かにコスパのとてもおいしいワインで、知人にも安心して勧めることができる安定のワインだと思いました。
4.おわりに
以上が【箱根仙石原プリンスホテル】で、ウェルカムドリンクとしていただいたノンアルコールスパークリングワイン「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」と、ハウスワインの「ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ」のご紹介となります。
最初にお話しした通り、アルコールがある無しにかかわらず、どちらも【箱根仙石原プリンスホテル】が厳選した逸品でした。特にノンアルコールスパークリングワイン「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」は、いざというとき(?)のために常備していておいてもいいかなと思いました。
次回(その6)では、今回ご紹介したワインを楽しんだ翌朝の朝食をご紹介したいと思います。それは、品目こそ違えども、(その4)でご紹介したディナーに負けず劣らずの充実した内容でした。
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