【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」はさすが高級スーパーの味でした。

2025年2月6日2025年2月7日

Contents

１．はじめに
２．【成城石井】とは
３．「マルゲリータ」をいただく
- ３‐１）ちょうどいいサイズ
- ３‐２）王様の競演
４．おわりに
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１．はじめに

　いままでに、格安スーパー【ロピア】と【業務スーパー】で購入したピザたちを、ご紹介させていただきました。

【業務スーパー】ピザのご紹介ブログ — **【業務スーパー】ピザ**
**のご紹介ブログ**

【ロピア】ピザのご紹介ブログ — **【ロピア】ピザ**
**のご紹介ブログ**

　【ロピア】の店頭で購入したピザは思ったより大ぶりで、ガスレンジにも電子レンジにも収まりませんでした。仕方なく温めずに食べましたが、手造りパン屋さんにおいてあるピザパンのような食感で、冷めたままでも十分おいしくいただくことができました。でもお腹はパンパンでした。

　【業務スーパー】のピザは本場イタリアからの直輸入品で、冷凍ピザでありながら、まるで今まさに窯で焼きあがったような、表面パリっ、中もっちもちの、本格的な味を楽しませてくれました。

　こうなると、以前から気になっていた高級スーパー【成城石井】のピザも試したくなり、先日【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」購入しました。価格は税抜きでほぼ500円と、【ロピア】や【業務スーパー】のピザとあまり変わらず、とてもリーズナブルでした。

　【成城石井】と聞くと高級スーパーというイメージが先に立ちますが、自家製のお惣菜などは、味はワンランク上でありながらコンビニと遜色ない価格に設定されており、たまにお世話になっています。

**【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」のパッケージ（箱入りではありませんでした）**

　ということで今回は、【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」をご紹介したいと思います。なおブログ内の会社情報などは、【成城石井】のホームページなどを参考に書いていることを、ご承知おきください。

２．【成城石井】とは

　せっかくなのでピザを食べる前に、知っているようでよく知らない【成城石井】の歩みを少しに調べてみました。いつのまにやらローソンの傘下に入っていました。

　【成城石井】は、その名の通り高級住宅街として有名な東京都世田谷区成城で、昭和の初め1927年に石井隆吉氏が、果物や缶詰を扱う【石井食料品店】として創業しました。ちょうど小田急線が開通して成城学園前駅ができた年です。

　【石井食料品店】の創業が同年２月、成城学園前駅の開業が４月なので、駅の開業を見越してお店を開いたような気がします。石井隆吉氏は、なかなか先見の明があるようです。

　1976年に、２代目の石井良明氏が食料品店から高級スーパーマーケットに業態転換し、商号を【成城石井】に改めました。高級スーパー【成城石井】の始まりです。

　1988年になって初めて、神奈川県横浜市青葉台に２号店をオープンしました。これまで成城の１店舗しかなかったのは意外でした。

　そして1996年には自社の食品工場であるセントラルキッチンを稼働させ、順調に店舗数を増やしていきましたが、2004年にレックスグループの傘下に入り、【成城石井】の商号はそのままで、敷居の高い高級スーパーから気軽に入れるスーパーマーケットに業態転換し、駅ナカを中心にさらに店舗数を増やしていきました。

　その後は2014年にローソンの傘下に入り、現在（2025年1月）の店舗数は、直営、フランチャイズを合わせて200店舗を超えています。なんと我が故郷岐阜のJR岐阜駅構内にも【成城石井】があり、なかなか繁盛していました（現在改装中のようです）。

　ただ途中で高級スーパーからスーパーマーケットに業態転換したとはいえ、高級スーパー【成城石井】のイメージを崩していないのはさすがです。

３．「マルゲリータ」をいただく

３‐１）ちょうどいいサイズ

　ピザをパッケージから取り出すと、その大きさは少し楕円形になっており24cm×22cm程度でした。このサイズは、先日ご紹介した【ロピア】の大ぶりなピザよりははるかに小さく、【業務スーパー】のピザより少し小さい程度でした。

　楕円形なのは意図的なのかは分かりませんが、我が家のガスレンジの長方形のグリルにちょうど納まりました。

**【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」の中身（左）とグリルに納まった状態（右）**

３‐２）王様の競演

　ピザには、ピザの王様「マルゲリータ」にはかかせないモッツアレラチーズと、イタリアチーズの王様といわれているパルミジャーノ・レジャーノチーズがのせられていました。王様の競演です。

　オリーブオイルも、こだわりの有機エクストラオリーブオイルが使われており、トマトスライスとバジルの葉もちゃんと添えられていました。

　そしてレンジを強にして焼き始めると、だいたい６分ぐらい過ぎたところでチーズがとても元気になってきたので、そのあたりでフィニッシュとしました。そしていよいよ【成城石井】の自家製ピザ「マルゲリータ」を食べてみました。

　まずは主役となるモッツアレラチーズとパルミジャーノ・レジャーノチーズがみごとに融合し、なんとも味わい深い上質なトローりとしたチーズに仕上がっていました。生地はふっくらというよりはパリっとした食感で、その上質なチーズを私の口の中に運んでくれました。

　ただその上質のチーズが覆っているエリアは抜群においしいのですが、生地のみのエリアはさすがにちょっと物足りなさを感じました。税抜きでほぼ500円という価格を考えると致し方ないのかもしれませんが、価格を上げてチーズを増やすか、価格を下げて生地を小さくするほうが、このピザの本来のおいしさを満喫できるのではないかと思いました。