カレー大賞ご当地部門第3位の串かつちとせ秘伝「こってりどてやき 牛すじカレー」を食べてみました。
Contents
1.はじめに
先日このブログで、カレー大賞の海鮮部門で第2位に輝いた海鮮カレーの決定版「ズワイ蟹カレー」をご紹介しました。
おさらいになりますがカレー大賞とは、最近たまにTVに登場する食料品スーパー【北野エース】のカレー部スタッフたちが、ご当地部門、肉部門、海鮮部門の3つ部門で各第3位まで選ぶ賞となります。
【北野エース】では、全国から集めたご当地レトルトカレーを、まるで本屋さんのように陳列した「カレーなる本棚®」という専用の売り場を設けており、さらにその公式アンバサダーとして歌舞伎俳優の尾上右近さんを起用するという力の入れようです。
今回は、そのカレー大賞のご当地部門で第3位に輝いた串かつちとせ秘伝「こってりどてやき 牛すじカレー」をご紹介させていただきたいと思います。

なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【串カツちとせ】【北野エース】のホームページなどを参考に書いていることを、ご承知おきください。
2.【串カツちとせ】とは
【串カツちとせ】とは、戦後間もない昭和24年(1949年)に、大阪のシンボル通天閣のお膝元「新世界・ジャンジャン横丁」で創業しました。その後東大阪に店舗を移し、現在では同市内に2店舗かまえておられます。
今もなお、新世界時代を知るオールドファンから地元のファミリー層まで、幅広い客層に愛される【串カツちとせ】の串かつは、大き目のネタに、外はカリカリ、中はフワフワの衣をまとわせてアッツアツでご提供されています。
新世界伝統の “二度づけ禁止” で有名な本場のソースと、どてやきの白みそダレの味わいを合体して、今回ご紹介しているこってり濃厚な味わいの「こってりどてやき 牛すじカレー」が誕生しました。
「こってりどてやき 牛すじカレー」の製造元は、大阪にある昭和54年(1979年)創業の【株式会社 キャニオンスパイス:以下キャニオンスパイス】で、数多くのカレールウ・レトルトカレーのOEM商品を製造されている会社となります。
【キャニオンスパイス】では、その名の通り創業当初からスパイスの研究に力を入れており、あらゆるスパイスの適切な使い方を熟知し、オリジナル配合の1000種類にも及ぶレシピをお持ちになっています。
どうやら串カツの老舗とスパイスのプロのコラボで造られた「こってりどてやき 牛すじカレー」の味は期待できそうです。
3.「こってりどてやき 牛すじカレー」の商品紹介
3‐1)パッケージとレトルトパック
下表に、「こってりどてやき 牛すじカレー」のパッケージとレトルトパックを示します。
パッケージの中央には大きな文字で ”串カツちとせ秘伝” と書かれており、この商品が【串カツちとせ】の自信作であることを物語っています。
レトルトパックは、電子レンジ対応ではなく、昔ながらのお湯で温めるレトルトパックで、小さく識別記号のみが記載された、とてもシンプルなデザイン(?)でした。

3‐2)商品仕様
下表に、「こってりどてやき 牛すじカレー」の商品仕様を示します。
前述の通り、本場の串カツソースとどてやきの白味噌ダレを合わせて、濃厚な味わいに仕上がられているようです。どうやら大阪ならではの、かなりこってりとしたカレーが期待できそうです。
ただ、串カツソースと、どてやきの白味噌ダレを合わせるとどんな味になるのか想像がつきません。楽しみです。

3‐3)ビジュアル
下表に、「こってりどてやき 牛すじカレー」の出来上がりの画像を示します。
ルーの色は、まさに白味噌に真っ黒な串カツソースがたっぷりと加わったような色で、その中から小さめに刻まれた牛すじたちが顔を出していました。

3‐4)評価と感想
下表に、「こってりどてやき 牛すじカレー」を食べた評価と感想を示します。
どてやきの白味噌だれのまろやかな甘さと、串カツソースの甘辛さのバランスが絶妙で、どてやきでもなく、串カツでもない、いままで食べたことのない、まさしく新世界の味を楽しむことができました。
そして子供のころに、たまにカレーにソースをかけて食べていた人がいたことを思い出しました。もちろん味の仕上がりはまったくの別物ですが、発想の源は同じような気がしました。
ルーの味だけであれば10点満点でしたが、牛すじの仕上がりが普通(期待が大きすぎました)だったので総合得点は少しだけ低くなりました。

4.おわりに
以上が、「こってりどてやき 牛すじカレー」のご紹介になります。
さすが串カツの老舗【串カツちとせ】の秘伝の味は、ただものではありませんでした。どてやきの白味噌だれと串カツソースの競演で奏でる「こってりどてやき 牛すじカレー」は、食べ終わったあともしばらくその余韻が残る絶品でした。
ぜひ皆さんも、この新世界を味わってみてください。
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