美瑛のスープカレーの人気店【輝山(きざん)】にお伺いしました。[25年夏北海道の旅:その6]
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1.はじめに
今年の夏休みは、久しぶりにカミさんとふたりで北海道にいってきました。2泊3日の短い日程でしたが、美瑛でのケンとメリーの木との再会や、旭川の名店での絶品グルメ、大雪山の麓にある三國シェフのレストラン&ヴィラなど、多くの思い出をつくることができました。
その中からいままで5回に渡り、旭川の地元の方々に愛され続ける居酒屋【天売】や、1947年創業の旭川ラーメンの老舗【旭川らぅめん青葉】の本店、三國シェフがプロジュースする【フラテッロ・ディ・ミクニ】のフルコースディナーやヴィラをご紹介させていただきました。
今回(その6)は25年夏の北海道シリーズの最終回となりますが、美瑛駅の近くでたまたまみつけたスープカレーの人気店【輝山】をご紹介したいと思います。
まだ昨年12月にオープンしたばかりのあたらしいお店ですが、スパイスの調合が抜群で、新鮮でボリューミーな具たちと相まって、久しぶりにおいしいスープカレーをいただくことができました。
2.美瑛で昼食
2‐1)「フラノマルシェ」は断念
三國シェフの【フラテッロ・ディ・ミクニ】をあとにして、お店が拡張されたようなので、以前立ち寄ったことのある富良野にある「フラノマルシェ」で昼食を食べる予定でした。
ただ、歳とともにクルマの平均車速が落ちてきているようで、悲しいかな以前のようにスピーディに富良野に到達することができませんでした。その日の夜の飛行機で帰る予定もあり、「フラノマルシェ」は早々に断念し美瑛周辺で昼食をとることにしました。
2‐2)バスの時間を記入
チーズ好きの私としては、どこかのファームレストランでチーズ料理がいいかなと思いましたが、カミさんがスープカレーが食べたいといいだし、美瑛駅の近くにあるスープカレーの人気店【輝山】を探しあてました。

美瑛駅近くの公共の無料駐車場にクルマをとめてお店に向かうと、お店の前には覚悟していた行列はできていませんでした。ただそれは一瞬のぬか喜びで、お店のウエイティングリストに記入して、皆さん近くにある道の駅びえい「丘のくら」で買い物などをしてお店からの電話を待つようでした。

その際にバスの時間を記入するようで、どうやら団体バスで訪れた外国人観光客の方が帰りのバスの時間を記入して、それに間に合わない場合はキャンセルするというルールのようでした。
やはりこちらも外国人観光客の方が多いようです。

3.絶品スープカレー
3‐1)14時に入店
お店の方に、1時間ぐらい待つこともあります、といわれましたが、ラッキーにも多くの団体バスが14時に発車するようで、それにともない数組の方々がキャンセルされ(実際に連絡があったかどうかは分かりません)、30分も待たずに入店できました。
お店の中はテーブル席が数卓で、思ったほど広くはありませんでした。

3‐2)タンドリーチキンのスープカレーを注文
メニューはスープカレーだけではなくルーのカレーもあり、トッピングもいろいろと追加できるようでした。ごはんの量やスープの辛さも選ぶことができ、さらにはとんかつやハンバーグの単品もあるようでした。


ただ残念なことにハンバーグが売り切れてしまったようで、ふたりともタンドリーチキンのスープカレーを注文することにしました。ごはんの量はM(約200g)、辛さはそのままを選びました。
となりの席の子供たちが食べていた、美瑛豚のとんかつカレーもとてもおいしそうでしたが、スープカレーの店ということで、ぐっと我慢しました。
3‐3)野菜もチキンもゴロゴロ
スープから丁寧に仕込んでいるようで15分ほど待って、いよいよスープカレーが登場しました。大ぶりの新鮮そうな野菜がゴロゴロと入っていましたが、この時点ではタンドリーチキンの姿はどこにも見当たりませんでした。

まずはスープカレーのお作法に従いごはんをスープに浸して食べてみると、ピリ辛さはあまり感じないものの、絶妙に調合されたスパイスの奥深くコクのあるとてもおいしいスープカレーでした。
野菜もほどよく食感が残されており、なかなか食べ応えがありました。

スープの味を確かめたあとは、いよいよチキン探索です。スープカレーの底を探ってみると想像上に大ぶりなチキンが姿を現しました。チキンはよく煮込まれており、ホロホロと簡単に骨から身が剥がれました。
いちいち剥がしながら食べるのも面倒なので、最初に頑張ってすべての身を剥がしました。これでとても食べやすくなりましたが、大量のウエットティッシュを消費してしまいました。
ただ、チキンと悪戦苦闘しているのは私だけで、カミさんを含めて周りの方々は、涼しい顔して食べていました。どうやら上の野菜から順に食べ進めていって、最後にお皿の底を使ってスプーンで剥がしながら食べるのが正解だったようです。そのほうがチキンにも味がしみ込むようでした。頑張りすぎました。

3‐4)美瑛サイダー
飲み物はちょっとめずらしかったので、美瑛サイダーというのを注文してみました。すると鮮やかな青みがかったサイダーが運ばれてきました。
ボトルには “美瑛サイダー 青い池" と記されており、美瑛にある観光スポット「青い池」をイメージした、レモン味のサイダーでした。

4.おわりに
以上が、美瑛駅の近くでたまたまみつけた、スープカレーの人気店【輝山】をご紹介となります。
今回は残念ながらハンバーグが売り切れだったのと、やはり子供たちが食べていた美瑛豚のとんかつカレーがとても気になったので、次回もう一度お伺いして、カミさんとうまくシェアしながら両方を食べてみたいと思います。
おいしいスープカレーをいただいたあとは美瑛の丘をドライブし、久しぶりに私が富良野・美瑛の数多くの絶景スポットの中で一番だと思う「四季彩の丘」にいってきました。
以前とかわらぬ期待を裏切らない絶景でしたが、いつのまにやら駐車場と入場料が有料になっていました。

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たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。
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