「ペヤング」カップ麺シリーズ:その24(「竹岡式風やきそば」と「贅沢やきそば 蟹トマト味」)

1.はじめに

 前回もお話ししましたが、以前は「ペヤング」の新商品の発売日には、その新商品が必ず店頭に並んでいた格安スーパー【ロピア】でしたが、最近は定番の「ソースやきそば」、「ソースやきそば超大盛」、「激辛やきそば」などの売れ筋商品しか並ばなくなりました。

前回の「ペヤング」のご紹介ブログ入り口
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 南町田の「グランベリーパーク」の、「ペヤング」の商品がおいてあるいつものお店で爆買いした「ペヤング」も底をつき、しばらく「ペヤング」から遠ざかっていると、先日カミさんが通勤途中にあるスーパーで、「ペヤング」の新商品2品を買ってきてくれました。

 ということで今回は、ペヤングの新商品「竹岡式風やきそば」と「贅沢やきそば 蟹トマト味」をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

今回ご紹介する2商品
今回ご紹介する2商品

2.「竹岡式風やきそば」

 「竹岡式風やきそば」は、千葉県富津市竹岡発祥のご当地ラーメンである、竹岡式ラーメンを再現したやきそばです。味と色が濃い目のソースに、玉ねぎの甘み、肉の旨味を存分に楽しめる商品となっています。

 本家の竹岡式ラーメンの特徴は、チャーシューを煮込むときに使った、肉の旨味がしっかりと溶け込んだ醤油ダレに、麺をゆでるときに使ったお湯を入れるのみのスープと、トッピングの角切りのタマネギ、そして麺は乾麺のようです。私は食べたことはありませんが、けっこう濃い目のしっかりとした味のような気がします。

 ちなみに「竹岡式風やきそば」は、千葉県船橋市にある【ユアサ・フナショク株式会社】という、量販店、スーパー、小売店などへの卸売を主に行っている総合食品商社のみでの限定販売品のようで、どこでも簡単に手に入る商品ではないようです。カミさんをほめてやりたいと思います。

「竹岡式風やきそば」のパッケージ
「竹岡式風やきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、豚肉、タマネギ、メンマの3品で、「竹岡式風やきそば」の特徴でもあるタマネギも、しっかりと入っていました。ただこの時点では、タマネギはまだ白い小さなかたまりでした。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「竹岡式風やきそば」の具たち
「竹岡式風やきそば」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、先ほどの白い小さなかたまりは、小ぶりながらタマネギらしい形とつやになっていました。

 ソースを少し舐めてみると、なかかな濃い目の醤油味で、けっこう肉の旨味が溶け込んでいました。

「竹岡式風やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「竹岡式風やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 麺と具たちとソースをよく混ぜ合せて完成です。出来上がった姿は、竹岡式らしくなかなか黒々としていました。

 いざ食べてみると、ソースを舐めたときと同じで、肉の旨味がしっかりと溶け込んだ濃い目の醤油味で、とくに塩味がよく効いていましたが、ただ辛いだけではなく、しっかりと旨味が詰まった辛さでした。

 具たちも、タマネギとメンマがけっこう頑張っており、各々本物(?)の食感をしっかりと再現しており、なかなかいいアクセントになっていました。

 こうなると本家の「竹岡式ラーメン」が食べてみたくなりました。この「竹岡式風やきそば」と同様に、きっとクセになる味なのではないかと思いました。

完成した「竹岡式風やきそば」
完成した「竹岡式風やきそば」

3.「贅沢やきそば 蟹トマト味」

 「贅沢やきそば 蟹トマト味」は、本物のベニズワイガニを使用した、「ペヤング」の中で一番贅沢な商品です。トマトソースをベースに蟹エキスを配合したソースが、めん、具材と良く絡み、とても贅沢な味を楽しませてくれるようです。

 希望小売価格も、500円(税抜)で、通常の「ペヤング」商品の倍以上の価格となっています。どうやら本物のベニズワイガニが期待できそうです。

「贅沢やきそば 蟹トマト味」のパッケージ
「贅沢やきそば 蟹トマト味」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちの袋とソースが入っており、具たちの中身は、本商品の目玉である味付ベニズワイガニとねぎの2品でした。

 さすがにいつもの倍の価格ということで、乾燥した本物らしきベニズワイガニがそれなりの量入っていました。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「贅沢やきそば 蟹トマト味」の具たち
「贅沢やきそば 蟹トマト味」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、ベニズワイガニはふっくらとした本来の姿を取り戻していましたが、そもそも小ぶりで色も薄いので、あまり存在感は感じられませんでした。

 ソースを少し舐めてみると、トマト本来の味に蟹のエキスが加わった、ちょっと上質なソースの味でした。

「贅沢やきそば 蟹トマト味」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「贅沢やきそば 蟹トマト味」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 麺と具たちとソースを混ぜ合せて、いよいよ完成です。

 いざ食べてみると、ぱっと見はあまり存在感を感じられなかったベニズワイガニが、思っていた以上に麺によく絡んでおり、上質なソースを身にまとった麺を、本物のベニズワイガニの蟹肉とともに味わうことができました。

 蟹トマト味といっても、トマトの味は完全に脇役に回っており、蟹本来の旨味をしっかりと感じることができる、たしかに贅沢なやきそばに仕上がっており、いつもの倍の価格のバリューは十分納得できる味でした。

 たまにはカップ焼きそばで、こんな贅沢もありかなと思いました。

完成した「贅沢やきそば 蟹トマト味」
完成した「贅沢やきそば 蟹トマト味」

4.おわりに

 以上が、「竹岡式風やきそば」と「贅沢やきそば 蟹トマト味」のご紹介になります。

 「竹岡式風やきそば」は、醤油の味が少し濃い目でしたが、ただ辛いだけだはなく、肉の旨味がしっかりと溶け込んだ味で、本家の「竹岡式ラーメン」を食べてみたくなるほど、なかなかクセになる味でした。

 「贅沢やきそば 蟹トマト味」は、蟹本来の旨味をしっかりと感じることができる、たしかに贅沢なやきそばに仕上がっており、いつもの倍の価格のバリューは十分納得できる味でした。

 どちらも、「ペヤング」らしさが詰まった、おいしい焼きそばでした。

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