【新宿中村屋】レトルト食品シリーズ:その6(極めるインドカリー チキン)
Contents
1.はじめに
本シリーズではいままでに、【新宿中村屋:以下中村屋】の本家の「インドカリー バターチキンカリー」目的で購入した、「中村屋レトルト食べ比べセット12種12個入」という、送料無料のお得なセットの中に入っていた、純印度式カリーや本格シチューなどを12品すべてご紹介させていただきました。
一通り食べ終えたところで一息ついていると、カミさんがどこかのスーパーで【中村屋】の「極めるインドカリー チキン」という商品を買ってきました。
早速【中村屋】のホームページを確認してみると、商品ラインアップにはのっていませんでした。ということで今回は、この「極めるインドカリー チキン」を、その正体も含めてご紹介したいと思います。
なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、【中村屋】のホームページなどを参考に書いていることを、ご承知おきください。
2.「極めるインドカリー チキン」とは
【中村屋】の商品ラインナップにのっていないということで少し調べてみると、「極めるインドカリー チキン」は、【中村屋】のインドカリーシリーズの発売20周年を記念して、2021年6月12日の「恋と革命のインドカリーの日」に、チキンとビーフの2種類が数量限定で発売されていました。
「恋と革命のインドカリーの日」とは、以前も少しご紹介しましたが、昭和2年(1927年)の6月12日に【中村屋】が、日本で初めて本場インドの純印度式カリーを発売したことを記念して制定されています。
【中村屋】の純印度式カリーの生みの親であるインド出身のラス・ビハリ・ボース(以下ボーズ氏)が、インドの独立運動に身を投じていたことと、日本に亡命後にボーズ氏と結ばれ、若くして亡くなった【中村屋】の創業者である相馬夫妻の愛娘の俊子さんのことを弔って、「恋と革命のインドカリーの日」と命名されているようです。
「極めるインドカリー」シリーズは、【中村屋】本店で提供されている純印度式カリーとベンゴールカリー(ビーフ)のおいしさをレトルトで再現すべく、調理技術の粋を集めて仕上げられており、けっこう気合の入った商品のようです。どうやらカミさんは、なかなかの掘り出し物を見つけてきてくれたようです。
3.「極めるインドカリー チキン」の商品紹介
3‐1)パッケージとレトルトパック
下表に、「極めるインドカリー チキン」のパッケージとレトルトパックを示します。
さすが “極める" というだけあって、黒地にゴールドの文字で、このあたりからも【中村屋】の気合の入れようがうかがえます。
レトルトパックは、電子レンジ対応ではなく、昔ながらのお湯で温めるレトルトパックでした。

3‐2)商品仕様
下表に、「極めるインドカリー チキン」の商品仕様を示します。
商品紹介を読む限り、相当丹念に仕込まれており、特にスパイスへの強いこだわりが感じられる一品のようです。辛さは5段階中4で、ちょっと辛めの仕上がりで、価格は【中村屋】の他のシリーズより、少しだけ高めの設定になっています。

3‐3)ビジュアル
下表に、「極めるインドカリー チキン」の出来上がりの画像を示します。
ルーは濃くもなく薄くもなく、鶏肉はけっこうたっぷり入っており、まさに正統派のチキンカレーのビジュアルでした。

3‐4)評価と感想
下表に、「極めるインドカリー チキン」を食べた評価と感想を示します。
辛味順位表は5段階中4で、いわゆる辛口カレーなのですが、辛さを感じるというよりは、絶妙に調合されたスパイスのピリッとくる心地よい刺激を感じる、純印度式の本格的なチキンカレーの味でした。さすが “極める" でした。
具は鶏肉とじゃがいもですが(玉ねぎは完全に溶解していました)、圧倒的に鶏肉の比率が高く、ただ柔らかいだけではなく、鶏肉らしい食感が残されており、ルーと具の両者でチキンカレーの味わいをみごとに演出してくれました。
いつもの私の独断と偏見でつけた点数でも、今までご紹介した【中村屋】のカレーやシチューの中で一番高得点となりました。

4.おわりに
以上が、【中村屋】の「極めるインドカリー チキン」のご紹介になります。
その味は、「恋と革命のインドカリーの日」に限定発売された商品だけのことはあり、【中村屋】が極め付きの老舗の技で仕上げた、純印度式の本格的なチキンカレーでした。
皆さんも、ぜひ味わってみてください。


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